雨隠ギドのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
会社を辞めて半世紀ぶりに別れた父親に会いにきた理一は父を慕う毛糸工場の息子、真尋と出会い…。
シャツの縫製工場と毛糸工場、町工場を舞台のほんわか可愛らしい歳の差ラブ。
ううーん、良くも悪くもいつもの一穂さんのディアプラの小説だなぁという感じ。ぐっさり突き刺さる勢いで好きな作品に比べるとやや印象は控えめ。
奔放な理一母とそんな母に恨み言を言わない大らかで優しい理一父。家族関係、母という存在の描き方が一穂さんだなぁ。
千鶴のキャラクターがとても生き生きしています。太一の愛くるしさにはほんわか。
モチーフづかいがすんなりやわらかに縦糸として編まれているあたりは心地よいですね。
仕事を通して働くこ -
Posted by ブクログ
まさかつむぎが小学生になるなんて…。
大きくなったな…、って感じがすごい。
つむぎの周りの大人はほんとに褒めるのが上手ですよ。あと叱り方も上手い…。遊び方も…。
そしてつむぎは物凄く聞き分けが良いというか賢いというか感情コントロールができるというか、子育てって難しいなあ…。
いい人しかいない優しい世界。
このまま壊れぬよう、歪まぬよう、優しいままの世界だといい。
あとこういう本のレシピを真似してみる行動力が自分には必要だと思いました。
最近プリキュア(っぽいもの)が背景として出てくる作品増えました。記号として使えるほどの作品になったということですね。