中脇初枝のレビュー一覧

  • はじめての世界名作えほん 2 三びきのこぶた

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    1歳7ヶ月で購入して特に興味が無さそうで、ずっと積まれてた本。1歳8ヶ月の終わり頃、夜読む本でよく読んでというように。
    初めて有名な本で長い本を読めるようになってなんだかまた成長したなあと実感‥!
    「ぶうぶう」と言って読んでといってたので、ブタさんだというのも理解してるんだなあ。
    抱っこしながら読んでじっと聞いてます。

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    2021年08月28日
  • きみはいい子

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    とある街に関わる人たちの話。
    読んでて胸が苦しくなる(虐待の話)のに読み進む。
    でもみんないい子なんだよ、と思わず言いたくなる。

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    2021年03月30日
  • 世界の果てのこどもたち

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    この作者、初読み。裏表紙に2016年本屋大賞第3位とあったけれど、それ以外はどういう本かも知らずに読み始める。

    開拓団として満州に渡り、敗戦で日本へ逃げ帰る途中、攫われて中国人夫婦に買われた珠子。
    横浜での何不自由ない生活から空襲で父母を亡くし養護施設に預けられる茉莉。
    朝鮮半島で生まれて満州から日本へと流れ、終戦後もそのまま日本で暮らし続ける美子。
    生まれも育ちも異なる3人が、一瞬だけ満州で交わり、その時の記憶を胸にその後の苛烈な人生を生き抜く。

    大きな歴史の流れを辿りながら3人の生きた様を語る話は少し駆け足の感はあるが、それでも当時の過酷な状況が余さず描かれ、こうした人々の人生の上に今

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    2021年03月27日
  • きみはいい子

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    心臓が震える。
    辛くて、読みながらしょんぼりしてしまう。
    私は、お母さんに大事にしてもらってる。
    それが罪に思えるくらい、辛かった。

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    2021年02月17日
  • 世界の果てのこどもたち

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    重く、冷たく、苦しく、辛い。

    「戦争に振り回された」、そんな言葉じゃ軽い。人々にとって戦いは戦争だけではなく、その後の混沌かつ激動な時代を如何に生き抜くかという点にあった。特に戦争で家族や故郷といった居場所を無くした子どもにとっては熾烈な課題であり、生きる力が弱い分悲惨だった。だけれども、そんな中でも友情の記憶は、彼女ら3人の子どもを支える朧けな道標となっていた。

    久々に重い話を読みました。読んでいて心がしんどかったですが、読んで良かったと思っています。

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    2021年01月27日
  • 魚のように

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    十七歳のときに書かれたという短編ふたつ。中脇さんの原点になるのでしょうか。荒々しさはなく、むしろひどくしずかに、陰のなかでもぞもぞ動いているような作品でした。
    物足りなさを感じる人もいるかもしれないけど、前述した原点をみたいという感覚で読むと、たいへん興味深いし、年齢のことを言うのはナンセンスだけど、だけど到底十七歳が書いたとは思えない。毎日どんな景色をどんなふうに見ていたんだろう。

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    2020年12月05日
  • はじめての世界名作えほん 13 シンデレラ

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    最近寝る前の本はこればっか。(3歳10ヶ月)
    自分で読み返す時、12時じゃなくて3時って言っちゃう。
    字読めるようになったらたくさん本を読んでくれそう。

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    2020年11月05日
  • はじめての世界名作えほん 3 にんぎょひめ

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    寝る前の読み聞かせ。
    せつないお話。

    王子をナイフで刺せなかった というところがお気に入りの様子の娘(3歳9ヶ月)

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    2020年10月19日
  • はじめての世界名作えほん 6 おおきなかぶ

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    うんとこしょ、どっこいしょ!
    1歳児は繰り返しのかけ声と、引っ張る遊びが大好き!
    引っ張りっこをしながら遊べる本でした。

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    2020年08月27日
  • わたしをみつけて

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    この人の本の何が良いか、ストーリーも読ませるけど、文体と漢字の選び方が好きなんだと思う。孤児の看護師さんの話。

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    2020年04月28日
  • きみはいい子

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    虐待など辛いテーマばかりの5つの短編。
    教職の授業を取っているため、子どもの抱える問題、学校と家庭の関わり方など日々考えるが、この本を読んでいても改めて考えた。今この時も実際虐待を受けていたり、人に言えない問題を抱えている子どもがいると思うの本当なら辛いし、どうにか救いたいと思う。
    日本だけでなく世界でも起きている問題について考えさせられる本だと思う。

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    2020年02月25日
  • きみはいい子

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    三人の男の子を育てましたが、今孫を見て可愛く思う反面私は子供達にとって「良い母親」だったのか?子供が思う「良い母親」だったのか?改めて考えさせられる良い本でした。今私にできることは、家族を一生懸命愛する事だと教えてくれた本です

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    2020年02月11日
  • きみはいい子

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    ネタバレ

    短編集。
    虐待された子が連鎖的にそのまた子にも虐待、と生々しい心の傷跡が垣間見えるお話があった。
    おそらく全てが登場人物等少しずつ繋がっている。活字が細かく個人的に丁度いい厚さ。

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    2020年02月05日
  • はじめての世界名作えほん 33 ゆきの女王

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    ネタバレ

    5歳6ヶ月男児。
    初めて読んだお話。
    悪魔たちがイタズラで作った「映すものを悪く見せてしまう鏡」のせいで、引き裂かれた男の子と女の子の物語。
    登場人物が多くて、難しかったかも。

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    2019年12月08日
  • わたしをみつけて

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    本当の自分なんて探してもなくて、ふりをしている自分でも、それが長くなればそれが自分になるという言葉が心に残った。自分が傷つきたくないからいい子でいる。私の無意識の中にもこの思いがあるのだと思う。でもそれは誰もが思うことだし、否定することではない。人間誰しもエゴがありつつ、普段はいい人のふりをしている。でも、それでいいと思った。それで自分が傷つかず、周りの人を助けられたりさるならいいと思った。

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    2019年06月23日
  • きみはいい子

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    被害者 加害者 第三者
    さまざまな立場から
    リアルな心理描写をもって虐待を描いており
    痛切

    親なら無条件で子どもが愛しいなんて 幻想だ
    慈しんで育ててもらえることは、いや 成人するまで育ててもらえること自体が、決して 当たり前じゃない
    必死で全力で かつ温かく 育ててくれた、自分の両親への感謝が 心に溢れた

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    2019年02月22日
  • 神の島のうた

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    この本だけでは良さはわからないかも。
    「神に守られた島」で感動して、物語の島唄と景色を楽しみたい人にはピッタリ。
    唄を聞きたくなったら...永良部へいくしかないかなぁ。

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    2018年12月06日
  • わたしをみつけて

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    生きるために淡々と働いてきた弥生。藤堂師長がかっこいい。プロってこういうものだと思った。菊池さんも。

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    2018年08月07日
  • 魚のように

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    ネタバレ

    『きみはいい子』が面白かったので、同著者のデビュー作を。
    まだ2冊しか読んでないが、どちらも親の呪いがテーマなので、この人はそういう作風なのだろうか。
    『きみはいい子』はまだストーリー性があり、エンタメ作品に昇華されていたが、こっちはもっと純文学っぽく、よく分からない部分も多い。
    二篇とも、親に愛される姉を持つ弟妹の話。
    二つ目の「花盗人」は、ラスト2ページの急展開に驚愕した。
    闇が深い。

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    2018年04月11日
  • こんこんさま

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    思っていたのとかなり違いました。表紙とタイトルの印象から、座敷童のような超現実的な何かによって再生される家族の物語だと思ったのです。
    読み進めていると詐欺師の占い師が出てきて家族に取り込みます。この占い師の言動によって家族が変わっていく物語なのかなと思ったらそれもまた違いました。でもこの「思っていたのと違う」ということが、この作品の根幹にあるのではないかとも思えたのです。

    家族であっても親子であっても長い間寝食を共にしていても、気付かない一面があります。この人はこんなことを言うんだ、こんなことをするんだ、こんな顔をするんだ。新たに気付くことにより変わることもあるのでしょう。
    視点がスルスルと

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    2016年06月13日