中脇初枝のレビュー一覧

  • 世界の果てのこどもたち

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    2016年本屋大賞三位。
    過酷なエピソードばかりだったが、ラスト、また3人で穏やかにお茶を飲める、奇跡の様なひとときが眩しかった。

    入念に取材し、丁寧に紡がれた素晴らしい作品でした。

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    2023年11月01日
  • 神の島のこどもたち

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    方言を難しく感じてなかなか読めずにいたのですが、通勤時間を使って読み始めたら止まらなくなりました。

    沖永良部島に暮らす、こどもたちの物語。
    戦時中から始まり、終戦、戦後まで。

    「ヤマトゥ」と「沖縄」の間で、「日本」と「アメリカ」の間で、生きのびるためにそれぞれが選んだ道があって、何が良いとか悪いとかではなく、それぞれが精一杯であることをただ見守っている眼差しが感じられて。

    奄美大島とも、沖縄とも違う、沖永良部だからこその物語。
    いつか、沖永良部を訪れてみたいと思いました。

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    2023年08月04日
  • 世界の果てのこどもたち

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    これは良かった。
    初めて行きの電車で読み耽って降りそびれたくらい。(暑い中走って疲れたけど…)
    珠ちゃんとお母さんの感動の再会シーンだったから仕方ないよね。
    言葉も名前も顔も忘れてしまっても、やっぱり分かるものなんだね、そりゃそうだよね。

    日本で差別されていたよっちゃんと、中国で差別されたたまちゃんと、お嬢様だったのに家族を失い、施設暮らしだった茉莉ちゃんと。
    もしかして戦争がなかったら出会っていなかった3人。でも、戦争のせいで大変すぎる目にあった3人。
    八重ちゃんや武や、周りのいい人もいっぱい。でも名もない心無い人たちもやっぱりいっぱい。

    たまちゃん、日本に帰って来ないほうが良かったのか

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    2023年07月07日
  • はじめての世界名作えほん 24 うさぎとかめ イソップものがたり

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    上野動物園にある、うさぎとカメが飾られているいそっぷばしに興味を持ったので、購入。
    短いお話なので読むのが楽。
    物語の真意を知るのはいつ頃かなぁ?

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    2023年07月01日
  • きみはいい子

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    面白かったよ、自分の親がいかにまともだったかを思い知らされたし単にそれってラッキーなだけだったのかも。愛されて育った子はいい子に育つんだよなあ多分、愛されずに育った子供は絶望だろうなあ、かわいそうだよなあ。本当にクソな親に当たると性格や人生変わっちゃうよなあ。あるただ愛されたいだけなんよなあ。

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    2023年06月27日
  • きみはいい子

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    うん、
    子どもは家族にだけに育てられる訳じゃない。
    身近な大人の関わりが大切。
    そして、そんな大人に出会えるか、なんだよね。

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    2023年04月25日
  • きみはいい子

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    子育て中の今、心に深く浸透してきた
    もしこの先子どもに手をあげたくなることがあるとしても、今子どもを心の底から可愛いと思っている事実を忘れないようにしようと思わされた

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    2023年03月03日
  • 世界の果てのこどもたち

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    ネタバレ

    真ん中過ぎまで、とても読むのが辛い本であった。
    3人の少女が主人公だけど、太平洋戦争下に満州へ行く子と、朝鮮人の子と、横浜育ちのお嬢様って、もう不穏な要素しかない設定。
    特に、横浜で空襲に遭う時とその後、そして満州開拓団からの引き上げのくだりは本当に読むのが辛かった。

    中盤を過ぎて少女たちが成長するに連れて彼女たちの人生が少しずつ上向いていき、ようやく安心して読み進められるようになった。

    それでも満州からの引き上げ中に誘拐され、中国人の夫婦に買われてその子供として育てられた珠子の人生は、彼女が中国残留日本人孤児として故郷に帰ってからも辛いものだった。
    こういう人がきっとたくさんいたのだろう

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    2023年01月22日
  • わたしをみつけて

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    読みながらなぜか涙が出てきました。こんな世の中に藤堂師長さんや菊地さんみたいな人がいること。
    上辺の優しさじゃない、染み入る優しさに。涙が出ました。

    世の中いろんな人がいる。嫌な人もいるけど、いい人もいる。その時気づかなかったけど後から気がつくこともある。
    主人公の気持ちの変化、行動の変化に心揺さぶられました。最後、菊地さんが助かったと信じたい。

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    2023年01月09日
  • 世界の果てのこどもたち

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    幼い頃、ひとつのおにぎりを3人で分け合った、やさしい記憶。
    その記憶が再会へと導く。

    少女たちがいとおしく、本を抱きしめた。

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    2022年08月05日
  • はじめての世界名作えほん 63 いなばのしろうさぎ

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    むかし、オオクニヌシと言う神さまがいました、ある日オオクニヌシのおにいちゃんがヤマガミヒメと言うやさしいひめにけっこんをもうしこむために、いなばのくにへ、行くことにしました。

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    2022年06月23日
  • 世界の果てのこどもたち

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    夜中に読み出して止まらず朝になってしまった。中国東北部の地図を見ながら読んだ。山崎豊子の「大地の子」を思い出した。読後は長編映画を見終わったような疲労感はあるものの、主人公3人の逞しさと切なさと愛しさが胸に残る。

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    2022年01月03日
  • はじめての世界名作えほん 27 ブレーメンのおんがくたい

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    ネタバレ

    さいしょみんなとしをとってなにもできなくなっちゃったことがつらかったなあとおもう。
    でもろばはブレーメンのおんがくたいになろうとして
    いぬ、ねこ、にわとりをさそって
    どろぼうたちのかくれがをうばおうとしたことがちょっといいことだとおもった。なぜかというとどろぼうたちはおいはらったほうがいいとおもった。
    にわとりがとびはねているのがおもしろかった。
    みんながきもちよさそうにねてたところがよかった。
    どろぼうが、どうぶつたちのいえのことを「ばけものやしき」とほんとうでないことをいってだまされていたのがおもしろかった。
    さいごみんなでしあわせにくらせてよかった。


    ブレーメンのおんがくたい
    よんだ

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    2021年09月10日
  • はじめての世界名作えほん 54 ながぐつをはいたねこ

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    ネタバレ

    さいしょは男の子が3人いた。
    すいしゃごやとろばとねこをのこしておとうさんがしんでしまった。
    いちばんめのむすこはすいしゃごやを、
    にばんめのむすこはろばを、
    さんばんめのむすこはあとにのこったねこをもらうしかなかった。
    3ばんめのむすこは、ねこはなんのやくにもたたないとがっかりした。
    でもねこはむすこのためにやくにたとうといろんなところへいったのがいいことだとおもった。
    ねこはふくろにうさぎのすきなくさをいれ、そのそらでしんだふりをしたのがおもしろかった。



    ながぐつをはいたねこ
    よんだ日 2021.9.10

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    2021年09月10日
  • 世界の果てのこどもたち

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     美子が茉莉と珠子に1個しかない自分のおにぎりを分け与え、自分は1番少ない部分を食べた場面には、子供なのに、自分もお腹が空いているのに、助けが来るかどうかも心配な状況で、神みたいだなと思った。
     この3人は、それぞれ中国残留孤児、在日朝鮮人、戦災孤児という精神的にとても辛い状況にありながらも生きてこられたのは、幼い時に受けた家族の愛情と自身の精神力だと思う。
     現代社会で考えてみると、子供時代に自分は愛されて育ったという自信があれば、例えば仕事や人間関係で嫌な事が起こっても頑張れる気がするし、周囲の人に優しくもできる気がする。でも世の中そんな良い環境で育った人ばかりではないから、いろんな人がい

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    2021年08月03日
  • 世界の果てのこどもたち

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    ネタバレ

    幼いころ満州で出会った3人の女の子の、戦中・戦後の物語。
    一人は貧しい高知の村から開拓団として満州に行かされた珠子。一人は生活のためにどちらかと言えば親日の考えを持っていた両親のもと(ただし母親は学校にも行っておらず読み書きができなくても、朝鮮人としての誇りは失わなかった)、満州で仕事をしていた朝鮮国籍の美子、もう一人は横浜で事業をしている父親が満州に視察(?)に来た時に連れてこられた、お金持ちのお嬢様の茉莉。
    3人は短い期間だが満州で友情を育み、国籍や立場が違っても、お互いを思いやってかけがえのない思い出を作る。その時には、そのささいな思い出が、どんなに大切なものなのか気づかない。
    終戦を迎

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    2021年07月31日
  • きみはいい子

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    ネタバレ

    桜が丘小学校と小学校のある「烏ヶ谷」の地域の連作短編集
    児童虐待がテーマとなっている
    どの話も重くつらいが、必ず見守ってくれている人がいるのが救い

    「サンタさんの来ない家」
    学級崩壊させてしまった新任の男性教師の岡野と義父から虐待を受けている男児神田を中心とした物語
    「べっぴんさん」
    自分も虐待された経験を持ち、今は自分の娘を虐待してしまう母親の物語
    「うそつき」
    小学校のPTA会長をしている主人公の息子の優介の友達のだいちゃん(大貴)の話と子どもの頃の親友で黒人とのハーフのもっちゃんの物語、「サンタさん」の校長先生と担任の先生のエピソードが挿入される
    「こんにちは、さようなら」
    認知が入っ

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    2021年06月16日
  • わたしをみつけて

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    素敵な話。
    始まりは重たく、暗く、どこまでこの調子?とも思ったが、新しい藤堂看護師長が来てから全てがつながり、面白くなってくる。

    看護師という仮面を被りプロの態度で看護し、患者を救い、院長に楯突いてやめさせらせられるものの、全ての看護師が意識を変えるきっかけになる。

    弥生は、「自分で自分を育てたのね」
    「上手に自分を育てたわね」と言われるが、まだうなづかない。
    親に捨てられ、3月に拾われたから弥生。
    養護施設で育ち、生きるために手に職をつけて、准看護師。

    神田さんは新しい彼に子どもを虐待され、その声を心配していた、ラッキーの飼い主、菊池さん。
    青森から働きに出て苦労もされながら、弥生がい

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    2021年05月29日
  • わたしをみつけて

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    とても素敵な師長で良い本でした。

    この顔はね、仮面なの。
    看護師の仮面。病院に着いたら、仮面をかぶるの。
    よく、若いひとが、自分探しとか言って、ほんとの自分を探して旅をしたり、転職してみたりするでしょり
    ほんとの自分がどこにいると思ってる?
    ほんとの自分なんてね、なんだっていいのよ。そんなのないと言ってもいい。仮面をかぶって30年もたてば、それが、ほんとうの自分。

    印象に残っています。

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    2021年05月17日
  • わたしをみつけて

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    師長に自分の身の上を話すところで自然と涙が出て来ました。やっと彼女が救われた気がしたのかな、とても読みやすく心に響くお話でした。

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    2021年05月08日