中脇初枝のレビュー一覧

  • 世界の果てのこどもたち

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    戦時中に満州で出会った三人の娘達の激動の人生

    以下、公式のあらすじ
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    戦時中、高知県から親に連れられて満洲にやってきた珠子。言葉も通じない場所での新しい生活に馴染んでいく中、彼女は朝鮮人の美子(ミジャ)と、恵まれた家庭で育った茉莉と出会う。お互いが何人なのかも知らなかった幼い三人は、あることをきっかけに友情で結ばれる。しかし終戦が訪れ、珠子は中国戦争孤児になってしまう。美子は日本で差別を受け、茉莉は横浜の空襲で家族を失い、三人は別々の人生を歩むことになった。
    あの戦争は、誰のためのものだったのだろうか。
    『きみはいい子』『わたしをみつけて』で多くの読

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    2024年11月25日
  • きみはいい子

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    ただ「泣ける」、それだけの本なら山ほどある。だが魂の内側に入り込んでそこの奥深くにある傷にそっと寄り添うような作品がいくつあるだろうか。
    「子供」と「大人」に焦点を当てたこの連作短編集は大人だって子供だし、子供だって実は大人の目線を持っている、という事を我々に突きつけてくる。
    虐待に教師の悩み、幼少期とは死ぬまで永遠に続く檻のようなものだ。本書を読んでもしかしたら自分自身もそうだという事に気付かされる方もいるかもしれない。
    この本はそれほどよく出来ている。
    収められた短編は粒揃いだが、その一つ一つがわずかな繋がりを見せてくる時、読者は初めて「全ては繋がっている」という世界に辿り着く。いい本だ。

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    2024年09月18日
  • はじめての世界名作えほん 32 たなばたのおはなし

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    ツッコミどころ満載の七夕のお話。

    牛何物?
    彦星下心丸見えじゃないか?
    娘、さすがに柄杓だけで川の水なくすのはむりだろ…

    私が知っている七夕のお話をもっと軽かった気がする。ある意味でリアルっぽいけど。

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    2024年06月13日
  • はじめての世界名作えほん 38 せつぶんのおはなし

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    好きな説で、納得いく(笑)
    ふく=福との考え方は真っ直ぐすぎる
    生き方をレクチャーされたような一冊で馬鹿にはできない

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    2024年01月26日
  • 世界の果てのこどもたち

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    2016年本屋大賞三位。
    過酷なエピソードばかりだったが、ラスト、また3人で穏やかにお茶を飲める、奇跡の様なひとときが眩しかった。

    入念に取材し、丁寧に紡がれた素晴らしい作品でした。

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    2023年11月01日
  • 神の島のこどもたち

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    方言を難しく感じてなかなか読めずにいたのですが、通勤時間を使って読み始めたら止まらなくなりました。

    沖永良部島に暮らす、こどもたちの物語。
    戦時中から始まり、終戦、戦後まで。

    「ヤマトゥ」と「沖縄」の間で、「日本」と「アメリカ」の間で、生きのびるためにそれぞれが選んだ道があって、何が良いとか悪いとかではなく、それぞれが精一杯であることをただ見守っている眼差しが感じられて。

    奄美大島とも、沖縄とも違う、沖永良部だからこその物語。
    いつか、沖永良部を訪れてみたいと思いました。

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    2023年08月04日
  • 世界の果てのこどもたち

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    これは良かった。
    初めて行きの電車で読み耽って降りそびれたくらい。(暑い中走って疲れたけど…)
    珠ちゃんとお母さんの感動の再会シーンだったから仕方ないよね。
    言葉も名前も顔も忘れてしまっても、やっぱり分かるものなんだね、そりゃそうだよね。

    日本で差別されていたよっちゃんと、中国で差別されたたまちゃんと、お嬢様だったのに家族を失い、施設暮らしだった茉莉ちゃんと。
    もしかして戦争がなかったら出会っていなかった3人。でも、戦争のせいで大変すぎる目にあった3人。
    八重ちゃんや武や、周りのいい人もいっぱい。でも名もない心無い人たちもやっぱりいっぱい。

    たまちゃん、日本に帰って来ないほうが良かったのか

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    2023年07月07日
  • はじめての世界名作えほん 24 うさぎとかめ イソップものがたり

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    上野動物園にある、うさぎとカメが飾られているいそっぷばしに興味を持ったので、購入。
    短いお話なので読むのが楽。
    物語の真意を知るのはいつ頃かなぁ?

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    2023年07月01日
  • きみはいい子

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    面白かったよ、自分の親がいかにまともだったかを思い知らされたし単にそれってラッキーなだけだったのかも。愛されて育った子はいい子に育つんだよなあ多分、愛されずに育った子供は絶望だろうなあ、かわいそうだよなあ。本当にクソな親に当たると性格や人生変わっちゃうよなあ。あるただ愛されたいだけなんよなあ。

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    2023年06月27日
  • きみはいい子

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    うん、
    子どもは家族にだけに育てられる訳じゃない。
    身近な大人の関わりが大切。
    そして、そんな大人に出会えるか、なんだよね。

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    2023年04月25日
  • きみはいい子

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    子育て中の今、心に深く浸透してきた
    もしこの先子どもに手をあげたくなることがあるとしても、今子どもを心の底から可愛いと思っている事実を忘れないようにしようと思わされた

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    2023年03月03日
  • 世界の果てのこどもたち

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    ネタバレ

    真ん中過ぎまで、とても読むのが辛い本であった。
    3人の少女が主人公だけど、太平洋戦争下に満州へ行く子と、朝鮮人の子と、横浜育ちのお嬢様って、もう不穏な要素しかない設定。
    特に、横浜で空襲に遭う時とその後、そして満州開拓団からの引き上げのくだりは本当に読むのが辛かった。

    中盤を過ぎて少女たちが成長するに連れて彼女たちの人生が少しずつ上向いていき、ようやく安心して読み進められるようになった。

    それでも満州からの引き上げ中に誘拐され、中国人の夫婦に買われてその子供として育てられた珠子の人生は、彼女が中国残留日本人孤児として故郷に帰ってからも辛いものだった。
    こういう人がきっとたくさんいたのだろう

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    2023年01月22日
  • わたしをみつけて

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    読みながらなぜか涙が出てきました。こんな世の中に藤堂師長さんや菊地さんみたいな人がいること。
    上辺の優しさじゃない、染み入る優しさに。涙が出ました。

    世の中いろんな人がいる。嫌な人もいるけど、いい人もいる。その時気づかなかったけど後から気がつくこともある。
    主人公の気持ちの変化、行動の変化に心揺さぶられました。最後、菊地さんが助かったと信じたい。

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    2023年01月09日
  • 世界の果てのこどもたち

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    幼い頃、ひとつのおにぎりを3人で分け合った、やさしい記憶。
    その記憶が再会へと導く。

    少女たちがいとおしく、本を抱きしめた。

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    2022年08月05日
  • はじめての世界名作えほん 63 いなばのしろうさぎ

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    むかし、オオクニヌシと言う神さまがいました、ある日オオクニヌシのおにいちゃんがヤマガミヒメと言うやさしいひめにけっこんをもうしこむために、いなばのくにへ、行くことにしました。

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    2022年06月23日
  • 世界の果てのこどもたち

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    夜中に読み出して止まらず朝になってしまった。中国東北部の地図を見ながら読んだ。山崎豊子の「大地の子」を思い出した。読後は長編映画を見終わったような疲労感はあるものの、主人公3人の逞しさと切なさと愛しさが胸に残る。

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    2022年01月03日
  • はじめての世界名作えほん 27 ブレーメンのおんがくたい

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    ネタバレ

    さいしょみんなとしをとってなにもできなくなっちゃったことがつらかったなあとおもう。
    でもろばはブレーメンのおんがくたいになろうとして
    いぬ、ねこ、にわとりをさそって
    どろぼうたちのかくれがをうばおうとしたことがちょっといいことだとおもった。なぜかというとどろぼうたちはおいはらったほうがいいとおもった。
    にわとりがとびはねているのがおもしろかった。
    みんながきもちよさそうにねてたところがよかった。
    どろぼうが、どうぶつたちのいえのことを「ばけものやしき」とほんとうでないことをいってだまされていたのがおもしろかった。
    さいごみんなでしあわせにくらせてよかった。


    ブレーメンのおんがくたい
    よんだ

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    2021年09月10日
  • はじめての世界名作えほん 54 ながぐつをはいたねこ

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    ネタバレ

    さいしょは男の子が3人いた。
    すいしゃごやとろばとねこをのこしておとうさんがしんでしまった。
    いちばんめのむすこはすいしゃごやを、
    にばんめのむすこはろばを、
    さんばんめのむすこはあとにのこったねこをもらうしかなかった。
    3ばんめのむすこは、ねこはなんのやくにもたたないとがっかりした。
    でもねこはむすこのためにやくにたとうといろんなところへいったのがいいことだとおもった。
    ねこはふくろにうさぎのすきなくさをいれ、そのそらでしんだふりをしたのがおもしろかった。



    ながぐつをはいたねこ
    よんだ日 2021.9.10

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    2021年09月10日
  • 世界の果てのこどもたち

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     美子が茉莉と珠子に1個しかない自分のおにぎりを分け与え、自分は1番少ない部分を食べた場面には、子供なのに、自分もお腹が空いているのに、助けが来るかどうかも心配な状況で、神みたいだなと思った。
     この3人は、それぞれ中国残留孤児、在日朝鮮人、戦災孤児という精神的にとても辛い状況にありながらも生きてこられたのは、幼い時に受けた家族の愛情と自身の精神力だと思う。
     現代社会で考えてみると、子供時代に自分は愛されて育ったという自信があれば、例えば仕事や人間関係で嫌な事が起こっても頑張れる気がするし、周囲の人に優しくもできる気がする。でも世の中そんな良い環境で育った人ばかりではないから、いろんな人がい

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    2021年08月03日
  • 世界の果てのこどもたち

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    ネタバレ

    幼いころ満州で出会った3人の女の子の、戦中・戦後の物語。
    一人は貧しい高知の村から開拓団として満州に行かされた珠子。一人は生活のためにどちらかと言えば親日の考えを持っていた両親のもと(ただし母親は学校にも行っておらず読み書きができなくても、朝鮮人としての誇りは失わなかった)、満州で仕事をしていた朝鮮国籍の美子、もう一人は横浜で事業をしている父親が満州に視察(?)に来た時に連れてこられた、お金持ちのお嬢様の茉莉。
    3人は短い期間だが満州で友情を育み、国籍や立場が違っても、お互いを思いやってかけがえのない思い出を作る。その時には、そのささいな思い出が、どんなに大切なものなのか気づかない。
    終戦を迎

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    2021年07月31日