雪広うたこのレビュー一覧

  • 藍より甘く

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    ゲイを自覚する親友、遥に告白され、咀嚼しきれない思いに戸惑う暁行の視点で終始進むお話。
    あれ、一穂作品としては珍しくゲイである自分に苦悩する男の子とノンケの話だー、と思いつつ、苦悩や戸惑い、抑えきれない行き場のない感情の行き交う様がはらはらと美しくて切なくて引き込まれました。
    人物描写と感情の流れのひとつひとつ、恋愛にとどまらない人間の描き方の深さがとてもすきです。
    自由気ままに過ごしているように見える店長の抱えた影の重さがとても深い……。

    店長や暁行の恋人真樹を交えての感情の行き来の移ろい、藍染の家業を営む遥の家族への想いなど、二人の恋の枠に収まらない人間同士の愛情の切り取り方や、毎回唸らされる小物使いのアクセント、言葉が切り取る色合いと景色のひとつひとつがしんと染み渡るほど美しい。

    暁行はよくも悪くも不自由せず育ち、あっけらかんとした裏表のない性格でルックスにも恵まれ、「恵まれ、愛されている」が故の無自覚ののびのびとした傲慢さは普通の男の子という感じで、遙はそこが好きなんだろうなぁ。
    人によってはイラッとするかもですが、ある種嫌味がない普通の男の子で、それ故に同性を、友達付き合いを続けてきた友人に恋ごころを告白されることも、狭い世界で生きてきた「都会の絵の具」に染まらない遙にどこか惹きつけられ、戸惑うさまもリアルでした。
    日々の戸惑いやためらいを隠さずにブログに気持ちを綴る様も心の動きが手に取るように感じられて、はらはらと胸に迫るよう。
    文章で気持ちを吐き出して行く様はのちのふったらどしゃぶりのメールのやり取りを思い起こします。

    大学生のお話かー、と思いきや藍染の家業というお仕事、そこに由来する人間としての生き方が物語に絡んでくるところも一穂作品ならでは。
    後半の兄のエピソードが痛ましくて切ない。
    息苦しさと鮮烈さ、想いを重ねてからのあまやかさとがバランスがよくてとても好きな一作。

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    2017年05月04日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定 エメラルドは踊る

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    美しい金髪碧眼の宝石商リチャードとちょっぴりわんこなアルバイト大学生・正義の日常ミステリもの。

    なんだろう、日常ミステリなのだけれど、他の作品とは違う。世の中は理不尽もあれば正しくないこともどうしようもないこともあって、それでも美しさは個々人の心の中にあり、宝石はいつでも人の隣に寄り添っている。そう、人に寄り添う宝石を描いた物語だ。
    石には必ず願いが込められている。産出の過多や広告戦略に金額が左右されたり、資産になったりするけれど、石はただ石で、美しくあるために、人の心に寄り添うために磨かれる。
    世の中なんでもできるわけじゃなくて、どうにもならない、どうにもならないでは諦めたくない、でもどうにかしようとしなかった、どうにもできなかった、泣きたくなることだってあるけれど、優しく寄り添ってくれる人がいる。このビターな感じ。お説教したり世界を恨んだりはしない。

    明るいだけの物語でなく、宝石は華やかだが物語自体が華やかなわけではない。浮き世離れしているわけでもないが日常から少し離れており、でも読んでいて絵空事でもない。物語に没頭とはいかないけれど、うまく余韻を残す。言葉遣いも箱に収まるように適切。この感じがうまく言葉に表せられなくてもどかしい。

    美しすぎるがゆえ達観したり悟ったりしないと生きてこれなくって、偏見をもたず日本語が饒舌で、甘いもの好きで、正義の直球の褒め言葉に赤くなったり渋い顔をしたり流暢な嫌みを返したりしながらも根は優しかったりと、リチャードがとても魅力的。

    デビュー作から大幅に化けました。リチャード役を西欧の王子様系俳優にして是非ドラマ化して欲しい。

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    2016年07月09日
  • 藍より甘く

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    本当に繊細な心理描写と、静と動というか大きく動く心の機微やらの描写がとても好き。あとどっちかというと無神経な攻めが大変ヒットです

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    2014年10月31日
  • Comic ZERO-SUM (コミック ゼロサム) 2014年11月号[雑誌]

    と

    購入済み

    助かります

    電子で読めるとは思わなかった
    10日じゃなくて速く読めたら嬉しい

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    2014年10月12日
  • 少年王女(3)

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    お話としてはほぼ進んでいませんが(苦笑)王女さんにつっかかる女の子の過去が読めたのはよかったです。
    それぞれの思惑が絡んでますよーの紹介巻。
    血筋的な謎がまだ解決されてませんが、ひたむき「王女」様がかっこいいです。亡くなった「王女」とは関係ないように今までは書かれていましたが・・・
    個人的には主人公は普通に女の子でよかったのにと思います(苦笑)現在国を乗っ取っている「彼」との対決が楽しみです。西洋史好きな方はオススメです。絵も綺麗ですし。
    「王女」の決断が気になります。

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    2014年02月09日
  • 藍より甘く

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    すっごく萌えた!
    親友でもある受けから告白され戸惑う攻め。攻めはノーマル、恋人もいる。なんでこいつが俺に?
    本編では徹底して攻め視点のみ。片思いの思われる側が揺らいでいく様子を片思いをしてる側からじゃなく表現しているのがすごい。
    とにかく受けの気持ちが切なかった。攻めに語った、尻尾を見せ合う話とか胸にくる。タイトルにもなった藍の使い方も上手い。
    本編後の話は受け視点。段ボールの山を見て、ひとり泣く受けが切なくて涙。そしてハッピーエンドにまた涙。
    切なさも萌えも何もかもがある素敵なお話でした。大好き!

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    2013年11月10日
  • 魔界王子devils and realist: 1

    購入済み

    絵が綺麗!!

    内容も面白いし絵も綺麗です!!!!
    誰でも楽しめるマンガでいいですね!!

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    2013年09月30日
  • 魔界王子devils and realist: 1

    購入済み

    初めて

    よかったと思う

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    2013年09月26日
  • 少年王女(3)

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    ネタバレ

    国を追われ何とか生き延びたアルベールは海賊に身を寄せる。ギィがアルベールの名前を呼んでくれたのが嬉しかった。

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    2013年09月01日
  • 藍より甘く

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    ネタバレ

    何回も読み返してます。
    片思いのぎりぎりした切なさとか苦しさが、すごく伝わってきました。
    遥の一途さも、暁行の真っ直ぐさもすき(^0^)
    遥かなりかわいいです!
    地味めな端正な顔立ち。無口だけど、内に秘めた芯の強さ。
    不器用でわかりにくいけど、誰より暁行が好きで。
    強いとみせかけて脆い。

    表紙で遥が乗っているのは、例の透明なゴンドラですね…
    読んでから、もう一度表紙を見て、なるほどなあと思いました

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    2012年07月23日
  • 少年王女(1)

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    終わりがあまりに衝撃的で、びっくりした。ギィのロリコンきめぇ、とか言ってる場合じゃなかったわ(^q^)続き気になる。

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    2012年03月28日
  • 魔界王子devils and realist: 1

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    雪広うたこさんのイラストが好きなので手にとってみましたが、シリアスとギャグが混在してて予想以上のおもしろさでした。
    ソロモンとか魔界とか知識がなくても楽しめます。
    しかしケヴィンが気になって仕方ない!

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    2012年01月15日
  • 魔界王子devils and realist: 4

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    待ってましたシトリー!
    24柱の番外編が魔界の皆さんでワイワイしていてとても楽しい回になってます
    執事さんたちの人間verが素敵です*^^
    本誌でお気に入りだった24柱のカラー表紙が収録されていて嬉しかったです

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    2012年01月08日
  • 魔界王子devils and realist: 1

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    親をなくし、叔父の保護のもと、学校では優等生のウィリアムにある日突然「学費未納」と「叔父失踪」が降りかかる。なんとかしようと実家へ戻り、見つけた秘密の部屋。ちょっとした事故で、現れたのは、魔界の代理王の座を狙うソロモン72柱の悪魔の一人・ダンダリオンだった。。。

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    2011年06月05日
  • 魔界王子devils and realist: 3

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    いよいよルシファーの代理王の必要性とそれを阻止しようとする天使たちの暗躍が本格化するのか?というところに。果たして、選帝侯は王を選ぶのか?

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    2011年06月05日
  • 藍より甘く

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    とにもかくにも「綺麗」の一言に尽きる作品。
    派手な設定もなく、大きな事件もない。
    ただただ二人の心の揺れ動く様子を普遍的で、それでいて美しい文章によって見事に描かれている。


    個人的に可愛い系の容姿の受はあまり好みじゃないけれど、そんな事を全く感じさせないキャラクターの魅力が十二分にあった。
    鬼門の人が多い女子キャラも適当な当て馬扱いではなく、ストーリーを構成する上できちんと機能している。
    ノンケとゲイの関係の難しさや、攻の感情の移り変わり、決意を効果的に魅せる要素になっている。
    いわゆる「名ばかりノンケ」のような軽々しさがなく、ひたむきな受の気持ちが作品上で大切にされていて嬉しい。
    若干「なぜそこまで受を好きになったの?」という過程が端折られている感も否めないが、充分カバー出来る程度には魅力のある作品ではないだろうか。


    そして読み終わった後にもう一度、表紙の絵を見てみる事を推奨する。
    こんなにも表紙まで二人の物語を大切にした作品に出会った事はない。


    骨のあるしっかりとした恋愛、泣ける話が読みたい方にはオススメ。

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    2011年03月20日
  • うたの☆プリンスさまっ♪

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    絵が綺麗で話もまとまってた

    なにより音春好きにはたまらん!

    ゲームプレイ済みでもそうでないひとでも楽しめる!

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    2011年02月08日
  • 藍より甘く

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    ネタバレ

    どうしようもなくじれったい。近いからこそ、気付かないし触れられない。

    表紙の色合いがすごく本編とマッチしていて、読み終わった後ずっと眺めていた。藍染めの藍色とメロンソーダの緑色と、雨の色と雪の色と……すべてを合わせて、この表紙。色の通りの物語だと思います。

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    2012年01月29日
  • 藍より甘く

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    彼女がいる攻めと、男にしか恋をしない受け。大学生二人の、そんなすれ違いと哀しい恋の物語を、とても丁寧に書いていると感じます。彼女も、友達としての受けも、どちらも捨てられない攻めの葛藤や、どうしても攻めへと想いを断ち切れない受けの苦しさが、読んでいるこちらも切なくなってくる。描写がとても美しく、静か。こういう書き方をする人、BL作家さんには珍しい気がします。

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    2011年01月08日
  • 魔界王子devils and realist: 2

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    2巻発売!
    待ってました!
     
    毎回地味にアイザックのカバー下ジャックが楽しみだったりします(^ω^)

    特典欲しさに2冊購入^^
    どうにかもう1種類…!
     

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    2010年12月04日