雪広うたこのレビュー一覧
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購入済み
ボディブロー
、、のよーにジワジワと効いてくる感じ。一穂さんの作品て、こお地味とゆーかやたら現実味があるとゆーかファンタジーぽさがなくジリジリ物事が進むので途中までちょっと退屈とゆーか挫折しそうになるんですが(汗)焦らされつつ読み進めてくと一気に蓄積された何かがドッと溢れてくるよーな。本作も然りで、遙のどことなく飄々とした態度と叶わない想いを諦めてる様が生い立ちに理由があってでもただ暁行とだけは離れたくないって気持ちが語られる件で涙腺崩壊。切なすぎる、でも、うんきっと遙ならそうするだろう事が納得できるのでハピエン期待しつつ泣きましたね。暁行の態度もBL目線で読めばかなりイラっとくるんでしょうが極一般的に考え
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購入済み
リアリスト魔界皇帝
主人公は魔界皇帝を決定する権限をもち、魔界のやつらを無力化する謎の力をもつが、科学と論理を愛するリアリスト。唯我独尊系マイペース。非科学を認めようとしない主人公と、皇帝権限を欲する魔界の方々のやりとりがコミカルに描かれる。わりとよいと思う。1巻のみ読んだ。
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Posted by ブクログ
これは姪っ子に贈るためじゃなくて、自分の興味で購入。
だいぶ好みです。
悪魔の王を選ぶ権限を持つ人間の選帝侯を巡って、悪魔たちがバトルを繰り広げる、というところまでなら、まあ、普通ありがちな話か、というところに落ち着きそうなものですが、この主人公の人間が、「科学万能主義者」で、目の前に悪魔が現れようが超常現象が起きようが、まったくぶれない。
科学のみを愛する。悪魔なぞ否定してしまう。
あと、偉そう。
それが読んでいて心地よいです。
アニメも放送開始されましたし。
悪魔って、題材として面白いよね。先の話とかまったく知らんけど、きっと、とてつもなくいいところで、メフィストフェレスにも -
Posted by ブクログ
一巻目の衝撃的な終わり方から第二巻目の、その後。
男であるという苦悩、王女の遺志を継ぐとかっこうよく宣言したはいいものの(まるで歴史に本当にありそうだと錯覚するほどのかっこよさ♪)やはり体の違いまでは変えられないし、他国との外交にも不安要素が。。。
というシリアス展開ながらもやはりギャグや、ちょっとほっこりする場面があったりと飽きないし、疲れない(笑)
修行?に出ていた主人公の幼馴染が帰ってきますが、、、、む、迎え方がどこの騎士さまですか(苦笑)友人想いの彼にも感動ですが、やはり主人公は女の子がよかったなぁ(笑)そうしたらロマンスとか発展するのにと勝手に想像をめぐらせてしまう(笑)新キャラの -
Posted by ブクログ
絵もとても綺麗で、ストーリーもとてもよかったです。
恐らく下敷きは「フランス革命」っぽい感じで、一巻目から割りとシリアス展開なのですが、だからと言って重過ぎるということもなく、随所にギャグが挟まっていたり、キャラクターがみな個性ある(主人公サイドはいい人ばかり)人たちで読んでいて楽しかったです。
一方で、世界観に応じたそれぞれのキャラの苦悩、葛藤もわかりやすく、読んでいて胸にきました。
伏線の張り方もうまく、さりげなく主人公に渡されたとある大切なものが、最後の最後で生かされる、といった面もあったりして。。。これには「おぉ」と思いました。運命の悪戯というやつでしょうか。。。
個人的に、主人公は -
Posted by ブクログ
ネタバレダンタリオンさんぱねぇ。悪魔、天使たちの生まれ変わったソロモン王略奪戦争。イギリス貴族の学校寮生活も絡んでいて楽しい。
とにかくキャラデザが楽しい。アスタロテとかも素敵です。ソロモンの仲のいい一般人がヘタリアのイギリスに似てるのは気のせいですよね。
天界のほうが悪く書かれているのはソロモンが悪魔を使った過去からだろうか?最近天界とか天使に疑問を持つようなものが多いような気もするけど、これはそれを悪魔に入れ込んでいることで現れていて面白い。でも天とも魔とも関係のない魔術師が闖入してきたのでそれも変わるんでしょうか。
それにしても悪魔たちのキャラデザが好きすぎる。あとウリエルは好きなのであんま