コトヤマのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
彼のような境遇にあったわけじゃないんだけど、俺にも夜中が特別な時間に映ることがあったなーっていうのを、思い出した。
最初の大ゴマがすごく風情あって「おおこれは…」と思ったんだけど、それ以降あんまないのが少し残念だった。最初の印象が、情緒に訴えかけてくるような作品なのかな、って感じだったから、もっとゆったり絵を見せるように進んで行く気がしたせいだと思う。読んでみると、だがしかしに比べて台詞が多いような気がする。でも気をつけて読み返してみると、台詞の多いコマはキャラやトーンによって、かなり気を使って字体を変えられている(これに限った話じゃないかもだけど)と思うので、読みにくい訳ではない。
ギ -
Posted by ブクログ
第二期放映直前に発売された9巻は、クリスマスから年末年始にかけての彼らの物語がつづられている。
注目すべきはほたるさんと店番をした147かし、きのこたけのこ論争を取り扱った151かし、駄菓子界では異色の萌えキャラ・うまみちゃんを扱った152かし、サヤ師とのデートが繰り広げられた154、155かし辺りだろうか。
小ネタで描かれる物語としては、よくぞネタが尽きず、勢いも衰えずに展開してくれているものである。今回も大変楽しく読ませていただいた。
大きなヤマがないという意味で、評価こそ星四つ半相当としているが、変わらず楽しい作品であるのは間違いない。