コトヤマのレビュー一覧
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季節が冬に移行し、新キャラも登場して新展開が描かれる7巻である。
ライバル店となるコンビニの店長と、そこで馴染めなかった優秀そうで抜けてる尾張ハジメの登場が焦点になっている。特に住み込みバイトを始めたハジメは、この新展開におけるキーパーソンとなってくるだろうことが窺われる描き方である。
また、ほたるさん不在の一巻だったと言い換えてもいいだろう。本格的に漫画家としてのチャレンジを行う巻末の展開で、彼女が絡んでくる物語展開などは巧みである。
連作掌編形式からの脱却であり、楽しく読ませていただいた一冊だった。星五つで評価している。
なお、キャラ的にハジメのキャラが大変好みであるので、その -
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タイトルからどんな内容か全く想像がつかず、本屋さんに置いてあったお試し用の冊子を見て駄菓子の話と知り、タイトルに関心してそのまま購入しました。今ではもう家の周りにあった駄菓子屋さんはなくなってしまったのですが、小さいときのことを思い出して懐かしい気持ちになれました。駄菓子屋って楽しいですよね、特にあのよくわからない玩具が並んだ棚とか、当時のお小遣いでは到底買えない値段だから余計にワクワクしました。なくなってしまったのは悲しいですね。
駄菓子の中でも特に好きなのが、モロッコフルーツヨーグルです。流石にほたるさんみたいに味の種類があると思ってはいませんでしたが、最後の一口を掻き集めるのが楽しいです -
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1月よりアニメの放映も始まっている人気駄菓子漫画の第四弾である。今回もいつものように駄菓子トリビアを軸にしながら、先の巻の夏祭りから後を引くような形で少しずつ、メインキャラの関係が複雑になりつつある。
そんな中でも特色を見失わない点などはさすが。男友達の父親と二人きりになってしまった女の子、なんていう見事な微妙な空気感などはお見事である。ヨウさん、意外にサヤ師とは微妙な距離感だったんだとなかなか興味深い一編だった。
ポンポンポンと展開されるテンポ感の良さに加え、ネタ幅の広さもある。相変わらず飽きずに読める良作だ。星五つで評価したい。
ネタがネタであるだけに、長期シリーズとしては限界も -
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ほんと面白いよね。ここ最近ではトップクラスに好きな作品。3巻はほたるさんとのお別れを示唆するようなシーンやセリフが結構あったりしてなんだかちょっと寂しい。「ある一夏の思い出」みたいな感じなんだろうか。
ほたるさんほんとかわいい。近所にこんなお姉さんいたらすげぇ懐いちゃうだろうな。もちろんサヤ師もサヤ師でとてもかわいい。良妻感が半端ない。絵的にも美少女っぽく描かれてるわけじゃないけど時々見せる女の子っぽさがグッとくるのだ。
扉絵で変なポーズとってるけどこれがまた良いんだよね。ジョジョ立ち風味というか。絵もかなり上手いと思う。立ちポーズもそうだけど洋服のたわみ具合とかカメラアングルとかきっちり -
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ネタバレサヤ師のブレないかっこよさ…! そして相変わらずほたるさんは残念!!
駄菓子という題材だけでここまでネタが続くのが凄い。
…最近は不条理ギャグだけじゃなくてエロネタやら萌えをぶっこむようになってきたので油断できませんがw
ほたるさんのダイレクトなエロスもいいのですが、サヤ師のツンデレ気味の匂わせるような萌えも素晴らしい。
特にヨーグレットの過去話⇒現代の展開は神がかってますね。…ほたるさん蚊帳の外。
それにしてもココノツ恵まれてやがんなぁ…爆発しろ(ポン菓子的な意味でなく)。
個人的にはまけんグミのランダム性にバカウケw ワケわかんねぇー…んだけど、それでいいじゃんw(さすがサヤ師!)
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相変わらず全力投球で馬鹿をやっている駄菓子漫画の第三弾である。その勢いは衰えず、今回は巻の終わりに夏祭りを収録している。
改めて指摘するまでもないところだろうが、この作品の魅力の一つに、サブヒロインであるサヤや豆をきちんと描いていることがある。割りを食わせたり噛ませ扱いしたりしないで、例えば夏祭りでもこの二人は活躍している。特にココノツとサヤのデートは可愛らしいものだ。
とにかくネタが重要なショートショートであるだけに、図式の固定化はマンネリを引き起こしやすい。その意味で、そうした危険性を回避するような描き方には感心する。もちろん、キャラをきちんと描く意味でも好感が持てる描き方だ。
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これは最近読んだ中ではトップクラスに面白い。ただただウンチクを垂れ流すのでもなく、かといって萌えキャラだけ出しておいてお茶を濁すでもなく、しっかりストーリー(?)で読ませてくる。いや女性キャラはかわいいけど、それだけじゃあないんだぜこの漫画は
なにしろ最も面白いのがこの妙なハイテンションと会話のテンポ感。巷でも言われているけど読み味がものすごく「うすた京介作品」に似ているんだよね。もちろん二番煎じとかそういう意味ではなくだからこそすごく楽しく読める。絵もかなりうまいと思うんだよね、キャラクターに体重がのってるというか。ほたるさんがよく変なポーズとってるけどなかなか描けるもんじゃないと思う
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ネタバレサヤ師マジイケメン…! かぁっこいいぃぃぃ…!
スペック高過ぎ、というのもありますが、何やらかすか分からない面子ばっかりの中、安定したオチ力を発揮してるのが素晴らしい。
そう、どんなにグダグダになってもサヤ師さえいてくれれば、サヤ師ならきっと何とかしてくれる…!!
ボリューム感については触れてくれるな。
その辺についてはほたるさんが十二分にフォローしてくれてますから。
ていうか、ホントに素晴らしい残念美人だな、ほたるさん! やることなす事残念すぎてホントに楽しい。
個人的には「女子版マサルさん」って感じなんですけど、あちらと違って押されると弱い、結構隙だらけというのが親しみやすさになって