如月かずさのレビュー一覧
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望月麻衣&児童書にひかれて手に取る。
8つの短編集で、若手~中堅作家さんが執筆されてます。人間関係をテーマにした内容が共通。あと、ネコでてきます。ルビは多分4年以上向け。内容はかなり今っぽいのに、挿絵は古風な感じです。おすすめしたら人気が出るタイプの本かな。高学年向け。
「初恋は前途多難!?」望月麻衣
小学校で知り合った相沢君のことが気になる菜々美。地味でまったく人気がなかったのに最近背が伸びて少し格好良くなってきた。彼の素敵なところを最初に気付いたのは私なのに。それに、え?その有名な人と知り合いなの?まさか、彼女?
「夢追うふたり」如月かずさ
小説家を目指しているのにちっとも面白いも -
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ネタバレこの願いを叶えて神様。
ガクは幼馴染のマキを好きになってしまう。マキは女の子っぽいところがあるけど、男だから告白はできない。マキが女だったら。その願いを縁結びの神様が聞きつけて——。
心中密かに好きだった幼馴染なマキが女になってしまって、周囲はマキが男だったことを覚えていない。記憶があるのは自分たちだけで、マキの記憶もだんだんあやふやになっていく。あることからマキが女になった理由が、自分が神様に願ったからだと知ったガクの驚きと後ろめたさ。そして男だった記憶を無くしたら自分ではなくなってしまうようで怖いとこぼすマキ。
自分の過ちを伝えるために水族館にマキを誘ったガクと、マキからの告白。結局 -
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Posted by ブクログ
LGBTについては知っているが、LGBTQの"Q"については知らない人も多いのではないだろうか。
そんなQ…クエスチョニングで"キュー"トな男子中学生2人の、時に悩み時に楽しく過ごす、自分の「好き」の形を共につくっていく絆の物語。
かわいい表紙なので、中高生男子が手に取るには少し勇気がいる本かもしれないが、ぜひ男女クエスチョニング問わずティーンエイジャーに読んでほしい本。
ティーンズ向けとしてこの本を書いてくれたことに、嬉しさすら感じる。
表紙も裏表紙もとてもかわいい。
作中の描写から察するに、表紙の右側の子が主人公のナオで、左側の子がユエだろう。
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Posted by ブクログ
多様性が認められるようになってきて、男が男らしくとか、女が女らしくの時代は終わりつつあると思う。男性が化粧水をつけたり、日傘をさしたり、ネイルしたり…etcは、もう恥ずかしいことではなくなったんじゃないかと思う。好きな服を着て、オシャレして歩いていても咎めない。男だから、女だからはもう古い。そんなことを言ってるほうが恥ずかしいくらいの、性別とか関係なく何でも自分の好きなものを好きって言える、そんな世界に変わればいいなと思う。
本当に気の合う、自分と同じ価値観の友達に出会える確率は、そんなに高くないと思う。自分のことを受け入れてくれる、特別な関係を築けることは本当に嬉しいことだし、恵まれた環境