あらすじ
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なんでもあつめるのがすきな
ミッチがある日、ひろったのは
クジラのかたちをした 木のかけら。
それが、ふしぎな夏の はじまりだった。
ミッチは、花の種やきれいな石ころなど、道ばたでひろったものをコレクションしている男の子。いまはセミのぬけがらを集めています。
ある日ミッチは、クジラのかたちをした木のかけらをひろって、家に持ちかえりますが、うっかり麦茶をかけてしまいます。すると、それはちいさなちいさなクジラになったのです!
セミのぬけがらを食べて、「ミーンミン」と鳴くので、<セミクジラ>と名付け、ミッチはお父さんといっしょにそのクジラを飼いはじめます。でも、クジラはだんだん、元気が無くなってしまい……。
考えたミッチは、セミクジラのために、あるものを探すことにします。
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Posted by ブクログ
児童書の入門に最適。
1年生の娘はとっても気に入って、他のシリーズも読んでみたい!と張り切っていました。
いいとこで終わっちゃって、続きは??とヤキモキしている姿に読書を楽しんでいるなぁと嬉しくなりました。
Posted by ブクログ
みっちという子が木のかけらを見つけて麦茶をこぼしてしまったら木がくじらになってしまったお話です。おわかれするところが悲しかったけどお父さんがぞうの木を見つけてきてくれたから良かったです。
Posted by ブクログ
コマツシンヤさんの優しいイラストが
物語にぴったりあってとても素敵な本。
絵本ではないけれど絵が多くて小学一年生でも
読めるかな。
まずミッチのみちばたコレクション!!
母親の私でもわくわくして、イラスト一つ一つを
じっくり眺めて楽しんでしまった。
物語はミッチが拾ったくじらの形をした
木の皮のようなものに水がかかって
小さな小さなくじらが生まれるところから始まる。
小さなくじらのなんてかわいらしいこと。
小さなくじらが、小さな金魚鉢に入って
小さな潮を吹くところなんて和む。
物書きのお父さんがミッチの相談によく
のってあげて、解決策を提案してあげたり
父と子の優しい物語でもある。
セミクジラの元気がなくなってからは
うちの小学一年生もハラハラドキドキ
悲しい顔をしていたけれど、そのあとの
物語に、最後のおちまで、とても楽しい。
心に残る感動ストーリーとかそんな大それた
物語ではないけれど、みちばたで綺麗な石を
見つけた時のような、心躍る物語だった。
Posted by ブクログ
セミクジラはほんとうのクジラのなかまかと思ったけど、セミのぬけがらを食べていたので「へー、普通のセミクジラとは違うんだ」と思いました。なきごえもミンミンゼミと同じでした。
Posted by ブクログ
予想外の話。セミの抜け殻を探していたら、クジラの形の木のかけらを見つける。うっかりお茶をかけてしまったら、本物のクジラ(ミニサイズ)になる。しかも!脱皮して空を飛んでいってしまうという話。ラストまでおもしろい展開。