如月かずさのレビュー一覧

  • 怪盗王子チューリッパ!2 まぼろし城の冒険
    チューリップ柄のマントを翻し、勇敢に闘うチューリッパ。友だちになったアベルはチューリッパを助ける仲間になれたでしょうか?魔女も食べたがる執事じいやのドーナッツ…食べてみたいな〜。アベルとチューリッパの出会いは「1」で!
  • シンデレラウミウシの彼女
    YAカテゴリの青春小説。恋愛小説かな?
    中高生向けと銘打たれたもの、中高生に読んでほしいと置かれた古典、そういうものに案外あるのが『同性へのほのかな恋心』を扱った小説。
    この本もそうで、思いっきりネタバレてしまいますが同性の幼馴染に恋をしてしまった男の子のお話です。同性が故に気持ちを押し殺して一緒に...続きを読む
  • ラビットヒーロー
    読みながらニヤニヤしちゃいます。みんな可愛いわあ。
    オタクのための爽やか青春小説!ホットケーキ食いたい。
  • ラビットヒーロー
    特撮オタクのぼくがヒーローになる!
    大勢で何かをするのが苦手で、おとなしい。動物にたとえるとウサギのような高1男子、宇佐。
    ひょんなことから、ローカルヒーローを演じることになって…。
    地域おこしの話じゃなくて、先輩の亡き祖父が残したヒーローのマスクを中心に、ヒーローショーの実現がメインで話が進んでい...続きを読む
  • カエルの歌姫
    思春期の不安定さ、読んでいるとドキドキするのですが、壊れそうで壊れない彼らの強さ、しなやかなところがまぶしいです。
    「サナギの見る夢」もそうだけど、メディアの使い方というか、設定がうまいなぁと思った。この本をすすめるとしたら、女の子かな?
    恋がそだっていく過程もステキです。
  • まほうのアブラカタブレット
    2年。いたずらずきのこたろうは、タブレットのせいタブーに出会いに楽しくタブレットで魔法をかけていくが…。と、分かりやすくしっぺ返しand素直な終わり方がすっきりとする。
    子どもの身近なタブレットがお話になるところが嬉しい。
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors
    このご時世に必要とされる短編集。欲を言えば、女の子が主人公ばかりだったので、男の子(体が男の子の人間)に寄り添った話がもう一編あると良かった。
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors
    児童書の棚で見つけた。大人でも難しいLGBTQをどう扱うのか?(この本はそれだけでは無い)
    当事者の多くは自己肯定感が低く悩んで成長していくらしいが、ここでは肯定していいんだといっている。
    自分の感覚を大事に、他人の感覚も尊重して。
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors
    改めて有名な作家さんの集まりだと思いました。
    ジェンダーに関連した深い、不快、日本の人間関係が漫画も入れて7作品。視点が全て違って、タメにもなる。

    ①男の匂い、女の匂い。個人の好みで男女関係ないのでは?
    ②男性が好きな男性を好きな女子。
    ③性自認が女性で女性が好き。
    ④父親の愛情表現がセクハラ。家...続きを読む
  • 給食アンサンブル2
    給食アンサンブル 2年生編
    同じ学校が舞台で、前作同様主人公が短編ごとに変わる
    前作で出てきた子たちも登場する

    それぞれ色んな悩みを抱えながら
    学校生活を送り、給食を食べ、クラスメイトと過ごす

    中学時代が懐かしくなる
  • スペシャルQトなぼくら
    おしゃれと恋とクエスチョニングのお話(帯から)
    登場人物がみんないい人だったので、安心して読めた。
    児童書でクエスチョニング(アセクシャル)を扱った本はなかなか見ないので新鮮。
    おしゃれに対するポジティブな言葉も素敵。
    P61「大事なのは性別じゃなくて、ぼくがどんはぼくになりたいかだから」
  • スペシャルQトなぼくら
    LGBTQ、アロマンテイック、アセクシュアル…。タイトルと表紙を見たときは、かわいいものが好きな男の子の話かな、くらいにしか思わなかったけど、色々と勉強になった。
    自分の性別、恋愛対象の性別、恋愛の仕方、自分ではわかってるつもりだけど、案外わからないのかもなぁと読んでいて思った。好きなものを好きって...続きを読む
  • スペシャルQトなぼくら
    LGBTについては知っているが、LGBTQの"Q"については知らない人も多いのではないだろうか。
    そんなQ…クエスチョニングで"キュー"トな男子中学生2人の、時に悩み時に楽しく過ごす、自分の「好き」の形を共につくっていく絆の物語。
    かわいい表紙なので、中高生男子が手に取るには少し勇気がいる本かもしれ...続きを読む
  • スペシャルQトなぼくら
    LGBT"Q"に踏み込んだ作品。

    心理描写がお見事で、登場人物にすんなり感情移入できる。「どっちでもいいじゃん」が浸透していくといいよね。
    この作品がYAであることに意味を感じます。


    オチはちょっと…こうするしかなかったのかな?といった印象。
    ユエとナオが生きやすい世の中になるといいなあ。
  • スペシャルQトなぼくら
    多様性が認められるようになってきて、男が男らしくとか、女が女らしくの時代は終わりつつあると思う。男性が化粧水をつけたり、日傘をさしたり、ネイルしたり…etcは、もう恥ずかしいことではなくなったんじゃないかと思う。好きな服を着て、オシャレして歩いていても咎めない。男だから、女だからはもう古い。そんなこ...続きを読む
  • スペシャルQトなぼくら
    LGBTの中のクエスチョニングというものは、始めて聞いた。
    ただでさえも多感な中2という時期に、自分のセクシャリティに悩みを抱えているというのは、本当に苦しいと思う。
    でもQトなお洋服のやメイクの描写も多く、暗くなりすぎずに物語が展開していくところがよい。
  • YA! アンソロジー 告白
    5人の作家さんによる「告白」エピソードを集めた一冊。中高生の心の動きを鋭く綴った内容に、なぜかドキドキしてしまいます。お話しを読み終わるごとに、思わず「よかったね♪」とつぶやくのでした。
  • カエルの歌姫
    大切なのは「自分にとって何がたのしいことなのか」、他人がどう思うかは指標にはなりません。紆余曲折をへて「自分らしくいられる瞬間」にたどり着く主人公、その勇気に乾杯。
  • パペット探偵団におまかせ!
    息子達がハマって読んでいたので、盗み読み。
    ゾロリやほねほねの延長くらいの難易度かなと思ったら、ぜんぜん違った。
    まぁまぁの文章量でも読み易さを保ちながら、きちんとした理由をつけて謎解きしてる。

    5年生の男子が主人公なので、高学年に向けてオススメできそう。

    ドイルみたいな内気な子は応援したくなっ...続きを読む
  • 給食アンサンブル
    出てくるメニューは、学校給食の定番ばかり。
    ミルメークとかABCスープとか七夕ゼリーとか。
    全国的に、同じようなメニューを作ってるってことですよね?
    …日本の給食ってすごいな。
    (と、別のところに感心してみた)

    さて、お話は給食メニュータイトルに沿って7つぐらい入っていたかな。

    ある中学のあるク...続きを読む