ヨネダコウのレビュー一覧
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ずっと側においてほしいと思っています。
でも、それ以上の感情を持ってしまいました。
あなたという人に
どうしようもなく惹かれてしまいました
高校生の矢代とおそらく出所してきたばかりの百目鬼が同じような古いアパートの窓辺に座っている中表紙。
二人がひかれあう要素が何重にも重なり合って...続きを読む -
男ばかりで暴力的で女を抱くのがステイタスという極道の世界にいびつな、きれいで性的に淫乱ネコで手あたり次第という若頭 矢代 の存在が匂い立つように浮き上がってくる。
百目鬼は自分の家族の問題が原因で刑務所に入ることになり、出所後ローン会社で働き、そこで矢代に一目で心を奪われる。
矢代は実は誰よりも...続きを読む -
こんなに誰かを求めることがこの先あるんだろうか
自分の家族に起こったことが原因で入所することになり、不能になった百目鬼。
矢代への激情と、不能であるがゆえに傍にいられる自分の存在価値のために抑え込もうとするも、一時的に満身創痍の矢代をかくまうために自分のアパートへ連れていき、そこで矢代に気づ...続きを読む -
大事にしたい
傷つけたくない
なのに
汚したい
真誠会若頭 矢代は病院を抜け出して自ら襲撃の裏を探り始める。襲撃を止められなかった百目鬼は矢代や部下の七原らが足を洗うように言外に仕向ける中、自ら指を詰め、矢代の想い人である影山のへ行き、守れなかったことを謝る。
矢代さんのかっこ...続きを読む -
俺は俺という人間を
手放さなきゃならない
それがどういうことか
こいつには一生分からない
真誠会 組長の平田持ち続けてきた強い自我と承認要求。その邪魔になるものは力で排除していく。平田はおそらく普通に極道なんだろう。
その親である三角や矢代には、極道が持っていると致命傷になりかねない情...続きを読む -
こんなに綺麗で
こんなに一途な人が傍にいるのに
変でしょうか
俺には全部綺麗に見えるんです。
真誠会組長 矢代が撃たれた。百目鬼が一瞬離れたスキに撃たれたのだ。撃たれた矢代の周りで急激に事態が動き始める。
言葉が少ない百目鬼の言葉は馬鹿がつくほどに実直で、一途だ。言葉が多い矢代の...続きを読む -
”変われるもの”
どっちだと思う?
どっちかしかないのなら
”変わるもの”
・・・ですかね?
抗争後、カジノオーナーとして組から離れていた矢代、借金を踏み倒した男を追っていたところで4年ぶりに百目鬼と再会
捨てられた後の百目鬼のしぶとさと、4年前と何かが変わった二人の再会。
次...続きを読む -
囀る〜好きの私には、いまいちパンチに欠けてそうだな…(すみません)と思って読んでいなかったのですが、「どうしても〜」を読んでしまったら、たまらずこちらも購入してしまいました!結果、やっぱり読んでよかったです!!
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囀る〜にハマりにハマって、人気の高いこの本にも手を出しました!映画化までされてたんですね!ほんとヨネダ先生はすごすぎる…言葉はなくとも仕草、目線、背中、ほんの少しの空気の動きさえ…切なさの描写はピカイチだと思ってます!裏社会が舞台の囀る〜の、苦しいくらいの重く切ない雰囲気にずっぽりハマっていたので、...続きを読む
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息をするのも忘れるほど、緊迫した平田との対決。矢代が切なくてカッコよかった。5巻もクライマックスだと思ったけど、6巻も違う意味でクライマックスだった。
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とても切なくて面白かったです。私的には小野田には全く萌えませんでしたが、ストーリーが良かった。どうしても触れたくないと合わせて、間違いなく名作です。
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切ない、切ない、切なすぎる…
読者も念願だったはず、待ちに待った二人の情事のはずなのに切なすぎて苦しい。
矢代さんの抱えているものが重すぎる。深すぎる。痛々しくて見てられない…けど、見るけどね!!(T_T) -
ようやくの再会!4年は長い…お互いがお互いに特別な存在なのは変わりないはずなのに何処か距離がある感じが悲しい…とにかく早く続きが読みたいです!!
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もともと二次オタの40代ですが、blジャンルに手をつけてこなかったこれまでを後悔したのはヨネダ先生の作品を読んでからです。丁寧な心理描写と無駄のないセリフやコマ…
光の入り方も、まるで映画をみているような素晴らしい作品です。
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BLには抵抗がありましたが、《囀る鳥は羽ばたかない》にはまり、ヨネダ先生の作品をもっと読んでみたくなり、《どうしても触れたくない》を読んでみました。
京都に栄転が決まった時のお互いを想う心情に胸が締め付けられ涙が止まりませんでした。
嶋の過去を含めて受け入れてくれる外川さんが凄くいいです。 -
もうもうもう!!最高!!
何度も何度も読み返して泣いてます。まじ純愛!
好きだから不安になる、好きだから幸せになってほしい純粋に相手を思う心情が上手に描かれていて涙が出ました。