真誠会若頭にして真誠興業の社長である矢代(やしろ)。極道としての嗅覚と才能には恵まれているが、とにかくドMでヘンタイ、抱かれた男は数知れず。そんな矢代を純粋に慕う付き人兼用心棒の百目鬼(どうめき)。部下には手を出さないと決めていた矢代だが、百目鬼に抗いがたい魅力を感じて誘う。しかし、百目鬼には矢代を抱けない理由があった…。
訳ありすぎる幼少期を経て、親友への叶わぬ思いを隠して生きてきた矢代に、愚直なまでに恋する百目鬼。真誠会のお家騒動に巻き込まれた矢代に身の危険が迫る中、ふたりの距離はどんどん縮まっていくが…。
ストイックなスーツ姿、スリリングでほどよくリアルな抗争のシーン、ひとつ間違えればすぐに壊れてしまいそうな矢代と百目鬼の緊迫感あふれる関係性…この作品の魅力を語り出せばきりがありません。
ユーモアの中に切なさをにじませるヨネダコウ先生のネーム運びと美麗なイラストはため息もの。後ろめたい男たちに萌えるすべてのBL読者、必読です!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2015年06月19日
夏でも長袖なのは、傷を隠す為ではなくて、普通の世界にいる周囲の人間に「歪み」に触れさせたくないからで、自分の為じゃないよなー、矢代…この辺の感覚が物凄く真っ当なんだよね、矢代…同情は求めないのに影山を恋しく想ってしまう矢代が切なくてねぇ…矢代の涙は「同情され続ける自分」を「人は惨めだと感じるものなん...続きを読むだ」と気付いた涙でもあるよなぁ、性欲にまみれようとも純粋な影山への恋愛感情を持っている自分に絶望した涙でもあるけども、と言う所からの2巻。
百目鬼が影山に矢代との関係を聴く場面があるんだけど、百目鬼は矢代の本心知ってるのに、15年の腐れ縁で影山は…火傷フェチで男もイケるんだったらなんで矢代じゃないんだ、ってのがもうこの場面で物凄い来て、CD聴いてからイァハーツ読み返して、もう…あと、七原が陰では下ネタでからかうような真似してるくせに頭大好きなとことかさぁ…
影山は白い肌に実に不釣り合いな、抵抗を封じておいて一方的に憂さ晴らし的に付けられた久我の煙草の痕だったからこそ強烈に惹かれたんかもなぁ…矢代の傷跡とは違う、と変態フェチの本能で見抜いたんだろうか。影山が枯れていたのはフェチと恋愛感情を理性で切り離そうと躍起になってたからだよな、理性派のようで「性愛」側の人間だよな、影山。
初聴きで「好きー」と思ったけど、聴けば聴くほどに矢代と言う人間が愛しくなってくるので(これ聴くまでは百目鬼に感情移入してた…)…もう、なー、切ないなー。数ヶ月前、私はBLに挫折したんだが、だいぶ取り戻してきたよ、と言うのが『囀る~』のCDで、そこからの2巻は心底沁みる。
幸か不幸か、大人の男と性的関係を持っていたので大人びた考え方が身に着いていったんだろうなぁ、矢代…どんなに男にケツ掘らせても、心だけは掘り起こせない…たった一人影山を除いては…と言うのがぐわっとせり上がって来て、切ねぇなー、って。
Posted by ブクログ 2013年11月06日
本の重さと同様にずっしりと重い内容の一冊。前巻より確実に互いを意識し好意を認識しているのにも関わらず、身体を繋げたら壊れてしまうかのような二人の関係が切なくも哀しい。
自らを変態と呼ぶことで世間と一線を引き、まるで死に急ぐかのように他人に身体を開く矢代と、そんな彼に心酔し身を捧げる覚悟の百鬼目。まる...続きを読むで音の無い映画を観ているような美しい画とカット割り。暗く痛い内容に関わらず神聖で厳かな雰囲気の作品。名作。
面白すぎて一気に読みました。
百目鬼の八代への想いも切ないし、八代の想いも切なすぎて…百目鬼は八代の本当をわかってしまったんだなあと思いました。ヤクザのことも複雑で、映画を観てるようです。
制服プレイから始まる2巻は百目鬼が矢代に惹かれていく様子、矢代が極道の世界に入るきっかけや三角との出会いなど、一つ一つが重要で圧巻です。既刊分(現在7巻)までを繰り返し通読すると最初の1、2巻の景色が違って見えてきます。
差し込まれている鳥や妄想のモチーフが作品の雰囲気を高めているのに対しピースが...続きを読む抜けているところがある。読み進めるとその先の巻にそれを見つけることができる。そして巻を遡り、そっとそのピースを当てはめては感激したり泣いてみたり。すごい作家さんです。
30度くらい顔を傾けてこちらに笑みを投げかけてくる矢代が愛おしいです。
ヨネダコウ先生天才では????こんなにのめり込める作品は久しぶりです。BLの良さだけではなくストーリー展開もずっと飽きずに進むので、集中して読みたくなる作品です。
複雑で重くて切なくて苦しいけど、でも読む価値しかないと思います。
ヤクザのリアルがどうなのかは知らないけど、人である事は間違いないようで。八代の人格形成の全てがこの巻に入っている。辛くエグい過去を知って、どんな感情で読んでいったらいいか戸惑いながら、でも、また次を読むのだろう。
こんなに綺麗で
こんなに一途な人が傍にいるのに
変でしょうか
俺には全部綺麗に見えるんです。
真誠会組長 矢代が撃たれた。百目鬼が一瞬離れたスキに撃たれたのだ。撃たれた矢代の周りで急激に事態が動き始める。
言葉が少ない百目鬼の言葉は馬鹿がつくほどに実直で、一途だ。言葉が多い矢代の...続きを読む言葉の裏にあるものは本当に届いてほしい人には届かない。痛くて苦しい2巻
“百目鬼の覚悟を見る”第2巻です。
物語中盤、百目鬼の目の色が変わるシーンがあって、そこにすごくシビれました。
矢代に対しての、今までのフワフワした宙を舞うような不確かな想いから、
地に足がついた確信を持った想いへと変わる。とても印象に残るシーンです。
神マンガ、傑作です!
匿名 2022年01月01日
ヨネダコウ先生サイコーですわ!何度、読んでも〜心に響く言葉や、絵が上手だよ。
内容も、濃くて〜それぞれの脇役もキャラが良くていいね。次の巻読むのが〜楽しみになるよ!あえて、ネタバレはしません。サイコーの作品〜ぜひ、おすすめしたい。
何度読んでも最高しかないです、、、!
人の気持ちの表現の仕方とか、
移り変わりとか本当に上手すぎて感嘆です。
引越しの際に紙版を捨ててしまったけど、
やっぱり集めたくなってきます。
まだ続いてるけど本当に傑作。
試し読みで面白かったので購入しました。
アウトローの世界観もキツすぎず、色んな人の人情や表情が深くて、あっという間に読み終わってしまいました。
続きも読みたいです。
ヨネダコウ先生の人間描写のすごさに驚嘆するばかり。矢代のキャラクター設定がすさまじく、矢代という人間がどうやって形成されたかがよくわかるこの巻。心が締め付けられる。カッコ良すぎる。
ずっと気になっていて手が出せたかったんですが、自分の想像以上に最高に面白いです!八代が撃たれて、その場にいなかった自分をどれだけ後悔したか、指を詰める百目鬼に覚悟を感じました。何度も読み返してしまいます🥺
百目鬼が言った
「頭は優しくて強くて綺麗な人です」
の意味が、全巻何度も読んでわかりました
本当にそうだと思う
矢代さんは変態だけど
でも、百目鬼の言うように本当に
優しいし強いし綺麗だと思う
本当に素敵な作品なので読んでもらいたいです
矢代さんが命狙われたり組の抗争だとか複雑になってきて矢代、百目鬼の関係もさらに深く絡まっていきます。
矢代がヤクザになっていく過程は読んだあとぎゅっと胃の奥が痛んで切なくなります。。影山との関係も。最後に百目鬼が矢代のまえで泣く姿はなんとも言えない。
1話ごとに描かれる頭絵とか素敵でたまりません...続きを読む。全部並べて飾りたい!
読み応えありました。1巻を無料お試しで読んで面白いなぁと思っていたら映画化決定!ほぼ知識ないまま映画を観に行ってまんまとハマり購入しました。竜崎との揉め事の時、矢代さんの身体を使って話をそらすやり方に優しさを感じます。そして、影山先生が言ってた「矢代の自己完結はガキの頃から備わった自己防衛」って言葉...続きを読むがなぜか自分に刺さりました。矢代さんのマゾ要素は自傷行為と同じような物なのではないかな…。矢代さんに凄く惹かれる作品です。
Posted by ブクログ 2015年03月06日
ヤクザの矢代と矢代に心酔する元警官の部下・百目鬼、矢代と高校時代からの腐れ縁の医者・影山、影山の美しい若い恋人・久我、その他矢代の舎弟達や組織のライバルなど、出てくる男たちが皆一筋縄ではいかなくて、でもそれぞれにひどく魅力的。生粋のマゾの変態である矢代が、しかし本当に好きになった相手には手を出せなか...続きを読むったり、父親の妹に対する虐待をきっかけに性的不能になってしまった百目鬼が矢代に抱く恋心(というより畏敬?)など、とてもせつなくて胸がぎゅぅっとします。矢代の過去の話が途中途中ではさまり、今のふてぶてしさと危なっかしさを併せ持った矢代の性格がどう育成されてきたかがわかった後に、第一話の影山との話を読むと胸が詰まる想い。
ときおり出てくる、矢代が百目鬼に膝枕をさせるシーンが好き。
Posted by ブクログ 2015年01月17日
残りのページ数だけをひたすら気にしていました。
ずっと読み続けたい、ただそれだけ。
読み終わりは苦しいというか切ないというか、もっと違う表現の言葉か相応しい様な、なんか不思議な感覚でした。
ヨネダコウさんて、なんでこんな素晴らしい事を考えられるんだろう?言葉の感性と表現の繊細さと。もーっ、作品全部好...続きを読むきです!
百目鬼が言った「俺にはぜんぶ綺麗に見えるんです。」って、私にもそうにしか見えてません(笑
Posted by ブクログ 2015年01月01日
真誠会若頭で真誠興業の社長である矢代は、ドMで変態、そして淫乱だ。
元警察官で付き人兼用心棒の百目鬼は、矢代を綺麗と言ってはばからず、心酔している。
だが、矢代が昔から想いを寄せる影山と、その恋人久我の存在を知ると
次第に百目鬼の矢代への想いも変化し、それを自覚していく。
そんなとき、矢代が何者か...続きを読むに狙われる。
Posted by ブクログ 2014年01月10日
2巻は、矢代の過去への切り込みが深く、凄く痛々しく、残酷でこの過去があったから今の'' 矢代 ''という男が居るのだと思うと胸が苦しくなりました。少しずつではありますが、矢代と百目鬼、2人の距離は確実に近付いていると実感でき一読者として嬉しく感じましたが、後半...続きを読むの展開は予想外で流石ヨネダさん、と感心しました。読み終わった後は、囀ずる~の世界観から抜け出せず暫く放心状態でした。'' 主従関係 ''に縛られながらも矢代への想いを募らせていく百目鬼に対し、矢代は感情を表に出さない人なので百目鬼をどう想っているかは分かりません。只、百目鬼だけに見せる表情、一つ一つの言動からして心を許してるという事は確実かと。この2人を襲う困難は始まったばかりかと思いますが、御互い幸せになるように、ただただ祈ってます。
Posted by ブクログ 2013年11月16日
読後感が悪いわけではなく、もやもやしたやるせなさが胸に残って、打ちのめされ感がまたもやキツい。
この先どうなっちゃうの、こわい……ハッピーエンドが思い浮かばないけれど、どういう形で話が収束していくんだろうか、すごく楽しみ。
天羽さん好きだな。
Posted by ブクログ 2013年11月12日
やややややや、矢代さぁああん!!!!!!!!!!………!!!!!!
竜崎ちゃん、七原ちゃん、三角のおやじ、天羽さん…サブキャラの色がどんどん出てきました!!
チンpとか、いんpとか言葉きったねえなぁと思うけれど、極道ならではの痛くて、はらはらする感じがたまりません。
久我ちゃんでてきてハッ...続きを読むピーだよ!!!!かわいい!!
Posted by ブクログ 2013年11月10日
BLが続くとあぁ~…(萎)、となるけどこれは続いて正解!
ここまで引っ張っておいて簡単にいんぽ治されても困る笑
百目鬼の葛藤がぐっとくる。矢代の生い立ち?を垣間見て、そうならないと生きていけなかった矢代の人生に泣ける。
次巻も楽しみ願わくば早く出ろ///
Posted by ブクログ 2013年11月05日
星5つじゃぜんぜん足りない。やるせなさと切なさに胸の奥がふるえた。もうね、たまにこういう素晴らしい物語に出会えるから、いくつになってもBL読みはやめられないのです。
Posted by ブクログ 2013年11月03日
読んでいてものすごく力が入ってしまいました。圧倒されました。
久々に893モノでのめり込める迫力ある作品を見つけた気がします。矢代に魅了されます。確かに変態ドMですけどね。それには彼がたどって来た今までの人生が深く強く影響しているというのがわかりますが、痛い…そのことが、今回改めて胸に沁みました。自...続きを読む分を卑下するかのように淫乱だと明るく笑い飛ばすような素振りでいて、根本で矢代は矜持を捨ててはいません。そこに、とても彼らしい潔さ、男っぷりを感じます。
そして、矢代の何から何までを憧憬して、とことん尽くす百目鬼。一途です。後半百目鬼には泣かされました。大切な人を守れなかった悔しさ情けなさもわかるし、影山の元へ行った事もすごく気持ちがわかるので泣けて泣けて仕方ありませんでした。
そんなシリアスで手に汗握る展開でありながらも、煽られるシーンが続出。警官コスプレはかなり高度レベル。ヤバかったです。
そして、矢代が百目鬼の初体験で欲情する場面もハンパなかった…!百目鬼の気持ちが手にとるようです。
勃たない百目鬼にも兆しが見えはじめたかんじ。
矢代が淫乱ドMという看板に違わない経歴の持ち主だということも、改めてよーくわかりました。
それでも「優しくて強くて綺麗な人」という百目鬼の賛辞の言葉は、何ひとつ間違っていないと思えたのです。
組の内部の確執、権力抗争がどう動くのか気になるところですが、それとともに、矢代と百目鬼の関係も徐々に変化が見えるようで、今から次巻が待ち遠しいです。
ペーパーは、とてもステキだなと思っていたカバーイラストに関する話。もう、イチャイチャとしか思えない!
Posted by ブクログ 2013年11月01日
久しぶりにたぎりました!
やっぱりこの世界感、ストーリー、画力、全てが好きだなと、改めて実感。
ヨネダ先生、ありがとうございます!
読後1週間は、きっとこの胸の痛みはさらないはず
この本と出会えてよかったです!
続きが気になって、眠れない笑
Posted by ブクログ 2021年08月22日
台詞や説明が無いさりげない表情や動作が
細やかに感情を伝えてくれて秀逸。
百目鬼さんが頭を守ろうと腕を出したり
支えようとしたり、ちょっとした動きにも
思いがこもっている。
矢代さんの過去の話で、
きっと周りからはなんの変哲も無い
なくしたらまた買えばよいだろうコンタクトケースが
どれほど大事なの...続きを読むかが伝わってきて苦しかった。
矢代さんがやくざになったのは影山先生を助けるため。
先生は何も知らなくて、再会したらもうその世界にいたというのが、あまりに深い愛。
みんなが幸せに生きられる未来はあるのだろうか。
矢代さんはほんとうに親友のこと大事に思っているんだなぁと思うと切ないです。
百目鬼はかなり矢代さんに心酔しているようで、この後どう展開していくか楽しみです。
いったいどうなっていくのか、読者をハラハラさせる天才ですね!
続きが気になる良い作品です。
登場人物が増えてきたけど、ちょっと見分けがつかないのが難点といえば難点かな?
Posted by ブクログ 2019年11月21日
久我の、ちゃんとした態度にはちゃんと返すとこ好きよ私。
百目鬼が矢代さんへの想いを自覚しつつあるとこで矢代さん撃たれてからの三角さんの、矢代と知り合ったところからの回想。だから三角さんは影山のこと知ってんのか。しかし天羽さんいい味だしてる。すき。
竜崎もなんやかんやで矢代さんのこと好きなのね?
...続きを読むもう矢代さんの首かしげてるところがたまらんよね。
Posted by ブクログ 2015年06月01日
きな臭くなってきました。そして本当に切ない…。矢代が極道の道に進んだきっかけが影山って…何でそれを影山は知らないんだよー!鈍感すぎるだろー!
Posted by ブクログ 2013年11月04日
待望の二巻。矢代さん、たまらん。百目鬼もゾクゾクする。
BLなんて甘ったるいものはない。ひたすら濃いし、幸せは遠いし、エロい。メンズラブっていうか、久しぶりにJUNE。
ちょっと組関係の登場人物が混乱してしまったので、一巻から読み直したい。
矢代過去話も楽しい。
BLでこんなにゾクゾクするのは久しぶ...続きを読むり。このダメ人間っぽい人がいとおしい感じは、ルネッサンス吉田さんとか好きな人にもお勧め。
Posted by ブクログ 2020年03月10日
▼あらすじ
真誠会若頭で真誠興業の社長である矢代は、ドMで変態、そして淫乱だ。
元警察官で付き人兼用心棒の百目鬼は、矢代を綺麗と言ってはばからず、心酔している。
だが、矢代が昔から想いを寄せる影山と、その恋人久我の存在を知ると
次第に百目鬼の矢代への想いも変化し、それを自覚していく。
そんなとき、矢...続きを読む代が何者かに狙われる。
***
まず本が分厚いです。読むのに時間が掛かるかと思いきや気が付けばあっという間に読み終わってしまって自分でも吃驚してしまいました。
「えっ!?もう終わり!?続きは!!??」リアルにこんな感じになります。
今回で矢代と百目鬼の関係が少しだけ進展したような気がしますが、それでもまだラブにはほど遠いです。それどころか物語が後半に進むにつれて前半の期待を打ち消すようにどんどん重たくなっていくので普段、比較的甘めな作品を読んでる身としては辛いの何の…。
特に幼い頃の矢代の記憶が個人的には一番、精神的にキました。なんて胸糞悪いの…。
でもページを捲る手は止まらない!怖いもの見たさに近い感覚。
ひんやりとした空気感や胸が張り裂けそうなほど切ないコマ割り、表情から窺う事の出来る感情や生々しい世界観など、台詞を一つ取ってもこの作品には読者の心を惹き付けてやまない魅力が沢山散りばめられています。
ヨネダコウ先生の作品はどうしてこうも素晴らしいのか…!
とにかく続きが凄く気になる展開。
次巻はもう少し、矢代と百目鬼の関係が進展してくれる事を祈ってます!
Posted by ブクログ 2013年11月02日
痛いなぁ…。 矢代に対する影山の諦めが、竜崎の歪んだ執着が、三角の複雑な親心が、矢代の存在そのものが、百目鬼の恋心が痛い。
基本的に痛いのが苦手なので、しょっちゅう誰かが鼻血出してるこの作品は自分的に★−1。 それでもヨネダさんの描く男臭い裏社会の闇や、硬質な男の色香は堪らなく魅力的で、もしかしたら...続きを読むこの先少しでも誰かが幸せになっているかも…と淡い期待を胸に頁をめくる。
甘ったるい表現をすれば、矢代と百目鬼は両想いにみえる。 綺麗だと心酔する男を可愛いと思う男。 でもセックスしたらそこで終わり。 不毛でしかない関係性に不憫さを感じながらも、どうしようもなく萌える。
今後の2人の関係性が気になって仕方ない。 新たな共通点が「身体の一部(機能)を失った」事だなんて切なすぎるけど、それによって百目鬼は強さを手に入れられたのか…?