雪舟薫のレビュー一覧
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ネタバレ会社をクビになり、エリートコースを陥落した斎木明紘は、友人に言われるがままに傷心を癒すために、二週間のアメリカ旅行に出た。
その最中、目印となるものが何もない田舎道で迷い、牧場の柵を壊してしまう。
そこに現れたのはカウボーイのダグラス。
ダグラスはいきなり縄で明紘を縛り上げると、「柵を直せ」と迫ってきた。
当然のことだと思った、明紘は金銭面を負担することを伝えたが、ダグラスに「金の問題ではない」と怒られ、自らの手で柵を直すことを要求される。
そしてそのまま気のいい牧場主に誘われるがままに牧場に長期滞在することになるが……
というお話でした。
あまり人の話を聞かないダグラスに口説かれているうちに、明紘がだんだんとダグラスに惹かれていく感じ、でいいのかな?
旅先のラブアフェアというよりは、傷ついた明紘の気持ちをダグラスが強引に開いていく感じだったと思います。
そこに牧場の経営問題がちょろっと絡んでいる――と。
まあこれで明紘が元は有能な弁護士だったとかだったら、話はもっとどんどん進んでいったと思うんですが……そこはそうではなく。明紘はあくまでもちょっと恵まれていただけの会社員、だったので、それはそれで物語がガチガチにならなくてよかったと思います。
そんなにきれいに物事は進まないけれど、周りの人にちょっとだけ助けを求めていいんだよ、ということが伝わってくる話でした。 -
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ネタバレ順調にジェフリーとナイジェルに囲まれながら、航海を続けていくのかと思ったカイトだったけれど、懐かしいイングランドの陸地に戻る直前から、新たなカイトの受難が始まってました。
まさかの女王に対する呼び出しに始まって、そこで拷問されそうになったり、そこから免れたと思ったら、今度は女王様付きの「道化師」になったり本当にめまぐるしい。
そして遂に、嫉妬に耐えかねたカイトが、ジェフリーに自分の気持ちを伝えてしまって、二人の関係は一歩先に前進してしまう。ただし、身体の関係はまだ先。
そんなことをしている間に、今度はカイトに暗殺の容疑がかけられて再び拷問部屋に連れて行かれそうになる大ピンチ……
というところで物語が終わります。
今まで結構、キリのいいところで物語が終わっていたのでここで切られるのは結構辛い。
続きが気になるところです。
なので、今から読む人は、この巻とこの次の巻はしっかりと買ってから読んだ方がいいかもしれません。
と言って、続きも中途半端なところで終わっているかもしれませんが……。 -
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ネタバレさて、かなり巻数が出ているシリーズの3巻目……とはいえ、もう3巻かって思うと順調すぎるほど、順調ですね。
ようやく少し船旅にも慣れてきたカイトですが、ちょっとずつ自分が知っている歴史と、違ってきていることに気付く。
なんとか自分の知っている歴史と同じところに戻りたいカイトは、なるべく自分の知っている歴史から離れないようにより慎重に行動しなければならないことを知る。
そんな中、カイトは再びジェフリーの船にビセンテが追いついてきたことを知る。
間一髪のところを、ナイジェルに救われたカイトは、ナイジェルが自分が考えていたよりもずっと優しい人であったことに気がつく……
という感じでしょうか。
ずっと伏兵的におとなしくしていたナイジェルがついに行動開始!! とBL的にはなるんでしょうが、個人的にはナイジェルにはそういう恋愛路線に突っ走られるよりも、カイトのおにいちゃん的立場でいてくれるとすっごく萌えるんだけどなあ……と思ってしまいました。
まあ、ナイジェルがカイトに惹かれるのはわかるんですが、カイトにはジェフリーが心を乱す存在であって、ナイジェルは心を落ち着かせる存在であって欲しいなあ……と思います。
私は、イングランドの歴史をまったく知らない不勉強な人なので、史実がどうなっているのかはまったくわからないので、新たな物語を読むようで新鮮な気持ちで読んでいますが、イングランドの歴史を知っていると、また違う気持ちで読めるのかもしれません。
それはそれなりの楽しみ方で楽しめれば……と思います。
3巻ですが、まだまだ物語としては動き始め! という感じがするので、今後に期待してこの評価にしておきます。 -
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ネタバレイングランド海賊の船長ジェフリーと、初めての航海に出た海斗。
初めての海に海斗は、船酔いでふらふら。
おまけに嵐に巻き込まれた船内には病人とけが人が蔓延して、敵国・フランスの港に上陸することになる。
そこで、偶然再会したのは、なんと黒衣のスペイン貴族・ビセンテ。
ビセンテは、未来が読める預言者として、海斗の奪取を考えていた。
「命にかえても、おまえは俺が守る!!」
祖国への愛と海斗を賭け、ジェフリーは激しく剣の火花を散らす……
という話でした。
ようやく、海斗はジェフリーへの自分の気持ちがなんなのかを理解するけれど、それを口にしてしまうとジェフリーが自分から離れていってしまうのじゃないか、と危惧をして、結局自分の心の中に片付けてしまうことにする。
いきなり異次元ワープをしてしまって、そこで生きなくちゃいけなくなった海斗の話。
個人的には、海斗がおいてきたカズヤがどこかで絡んでくるんじゃないかと思ってるんですけど、まだまだ先のようですよね……というか、そんな日が来るのかどうかは、私はまだわからないんですけど、そうしたらこの関係はどうなっちゃうのかなあ……と、今から楽しみです。 -
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ネタバレイギリス在住の日本人の少年二人は、憧れの海賊であるキャプテン・ドレイクの足跡を辿るための旅に出る。
ところが旅の途中で、少年のうちの一人・海斗はドレイクゆかりの地であるプリマスで、次元の壁のようなものに飲み込まれてしまう。
海斗が目覚めた場所はまさしくそのキャプテン・ドレイクが活躍する「大航海時代」。
信じられないことに海斗はタイムスリップしてしまったようなのだ。
途方に暮れる海斗だったが、運よくドレイクの信頼も厚い、海賊船の船長・ジェフリーに助けられる……
という話でした。
まだまだ物語は始まったばかりなので、いったい全体、物語が何処にたどり着くことになるのか、まったく想像が出来なのですが(そしてどれだけのカップルが誕生するのか……)。
何はともあれ、海斗はジェフリーに助けられながらも、海の上に旅立って行きました。
長い物語の始まりの話。
イングランド史に詳しいと、知ってる名前とかが出てきてもっと面白くなるんですが、残念ながら私は、海外の歴史は専門外なので、さっぱりわからないので、新しい言葉がたくさん出てきておもしろいなあ……と思うレベルです。
まあ、いわゆる完全なファンタジーですね。
ただ、ここから先はとてもとても長い旅になると思うので、最後まで付き合う気力のない人じゃないと読めない本だと思います。
道のりはとてもとても長いので、それだけは気をつけて。
私も先は読んでいないので、これから先がどうなるのか、に関してはまったく未知数です。 -
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ネタバレ3部作の2作目です。
無事に結ばれた二人がどんな展開を見せるのか、と楽しみに
読み始めましたら、のっけから元服問題勃発。
20過ぎての元服ってのも……と思いながら読んでたんですが、
色々と骨を折って準備を進める攻や周囲を余所に、受が
直前になって
『やっぱり元服いや! やらないもん!』(意訳)
と言いだし、散々周囲を振り回したあげくにただの勘違い、
お互いの言葉のすれ違いでしたー、とまぁお騒がせな
ことと来たら!
こればっかりはさすがに自己中でお子様な攻も不憫だと
感じましたし、何よりもお互いの側近方が可哀想。
このバカップルはもう勝手にやってくれ、な状態で
ザザーっと砂でも吐きそうな感じなんですが、いつも
いつもそれに振り回されてる攻の側近と受の老僕が
あまりにも不憫で……。
作中、好きなキャラは誰かと問われたら、速攻で
攻の側近と受の老僕と若い方の世話人と答えます。
前作からあまり成長が見られない受ですが、次は攻の
お世継ぎ問題とのことで。
なんとなーく、受の反応がすでに見え見えな気もしますが、
割と楽しく読めているので次も楽しみです。
相変わらずイラストが美麗です。 -
購入済み
ノスタルジックで雰囲気のある作品。凄いドラマチックな展開が〜と期待しつつも、ん?それで終わり?という後味。悪くはないんですよ、ただ榎田さん作品ならもっと〜と勝手に期待しすぎた様です。邦彦が千早に執着する病んでる具合は大好きですが「なんでそーなった?」のかキッカケや経過がよく分からずちょっとモヤモヤ。千早も結構な扱いを受けるのに邦彦に惹かれてた、「え、いつから?どーして?」と置いてきぼり感が拭えない。褥シーンはなかなか濃度もあり艶っぽくていい感じですねぇ。「榎田さんだから」って前置きありきでの評価なの辛口目かな?の★3ツです。
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使用人である冴木に会社を奪われ、隷属を強いられた柊一。
だが陵辱された憎しみを経て、冴木の狂おしい愛を知り、新たなふたりの関係を築こうとする。
そして自らの想いを冴木に告げようとするが、事故で生死の境を彷徨ってしまう。
ようやく目覚めた時、会社は買収の危機に陥っていた。
自分を助けるため、冴木が会社の命運を分ける会議を欠席したせいで…。
彼と対等な関係になりたいと願う柊一は、会社を取り戻すため闘う決意をするが―。
シリーズ完結。
★HLBより★
特典の『リンクスロマンスフェア2006年描き下ろし小冊子』は、『スレイヴァーズ』シリーズと真先ゆみさんの『花降る夜に愛は満ちる』の番外編収録です! -
Posted by ブクログ
ネタバレ16世紀、イギリス、スペイン、海賊……というワードに惹かれて読み始めました。
世界観や文章の表現の仕方は読みやすく、ストーリーは今後が気になるので、とりあえず最新刊まで読んで行こうと思いました。
が、主人公の性格がどうにもイライラしてしまうことが多々ありました。当人の立場になると、身を守るためには仕方ないこととも思うのですが……。うーん。よくも悪くも子供、ですから仕方ないのかな。でも17歳……うーーーん。最近の他の小説に出てくる10代の子よりも幼く感じるのはなぜだろう。
その分、周りの大人たちの個性が強いため面白く、魅力的に感じた。ナイジェルが特に好き。史実の人物の登場に、くすりと笑わされることも。
BLとしては(現段階)それ程……ですが、上記に上げたワードが好きなので☆3で。