雪舟薫のレビュー一覧

  • FLESH & BLOOD 2

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    ネタバレ

    イングランド海賊の船長ジェフリーと、初めての航海に出た海斗。
    初めての海に海斗は、船酔いでふらふら。
    おまけに嵐に巻き込まれた船内には病人とけが人が蔓延して、敵国・フランスの港に上陸することになる。
    そこで、偶然再会したのは、なんと黒衣のスペイン貴族・ビセンテ。
    ビセンテは、未来が読める預言者として、海斗の奪取を考えていた。
    「命にかえても、おまえは俺が守る!!」
    祖国への愛と海斗を賭け、ジェフリーは激しく剣の火花を散らす……

    という話でした。
    ようやく、海斗はジェフリーへの自分の気持ちがなんなのかを理解するけれど、それを口にしてしまうとジェフリーが自分から離れていってしまうのじゃないか、と

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    2015年11月04日
  • FLESH & BLOOD 1 【SS付き電子限定版】

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    ネタバレ

     イギリス在住の日本人の少年二人は、憧れの海賊であるキャプテン・ドレイクの足跡を辿るための旅に出る。
     ところが旅の途中で、少年のうちの一人・海斗はドレイクゆかりの地であるプリマスで、次元の壁のようなものに飲み込まれてしまう。
     海斗が目覚めた場所はまさしくそのキャプテン・ドレイクが活躍する「大航海時代」。
     信じられないことに海斗はタイムスリップしてしまったようなのだ。
     途方に暮れる海斗だったが、運よくドレイクの信頼も厚い、海賊船の船長・ジェフリーに助けられる……

     という話でした。
     まだまだ物語は始まったばかりなので、いったい全体、物語が何処にたどり着くことになるのか、まったく想像が

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    2015年12月12日
  • ワイルド・ワイルド・ウエスト 新装版【イラストあり】

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    相変わらず高尾さんは物語をきっちりと書いていて、読み物として読み応えがあります。そのせいかBL要素に移行するときの拭えない唐突感が惜しいところ。キャラは良いのでその辺が気にならなければ楽しめるのですが。

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    2016年02月26日
  • 月と茉莉花 ~羞花閉月~

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    ネタバレ

    3部作の2作目です。
    無事に結ばれた二人がどんな展開を見せるのか、と楽しみに
    読み始めましたら、のっけから元服問題勃発。
    20過ぎての元服ってのも……と思いながら読んでたんですが、
    色々と骨を折って準備を進める攻や周囲を余所に、受が
    直前になって

    『やっぱり元服いや! やらないもん!』(意訳)

    と言いだし、散々周囲を振り回したあげくにただの勘違い、
    お互いの言葉のすれ違いでしたー、とまぁお騒がせな
    ことと来たら!
    こればっかりはさすがに自己中でお子様な攻も不憫だと
    感じましたし、何よりもお互いの側近方が可哀想。

    このバカップルはもう勝手にやってくれ、な状態で
    ザザーっと砂でも吐きそうな感

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    2014年06月25日
  • 寡黙な華

    購入済み

    ノスタルジックで雰囲気のある作品。凄いドラマチックな展開が〜と期待しつつも、ん?それで終わり?という後味。悪くはないんですよ、ただ榎田さん作品ならもっと〜と勝手に期待しすぎた様です。邦彦が千早に執着する病んでる具合は大好きですが「なんでそーなった?」のかキッカケや経過がよく分からずちょっとモヤモヤ。千早も結構な扱いを受けるのに邦彦に惹かれてた、「え、いつから?どーして?」と置いてきぼり感が拭えない。褥シーンはなかなか濃度もあり艶っぽくていい感じですねぇ。「榎田さんだから」って前置きありきでの評価なの辛口目かな?の★3ツです。

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    2014年03月24日
  • スレイヴァーズ グレイス

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    使用人である冴木に会社を奪われ、隷属を強いられた柊一。
    だが陵辱された憎しみを経て、冴木の狂おしい愛を知り、新たなふたりの関係を築こうとする。
    そして自らの想いを冴木に告げようとするが、事故で生死の境を彷徨ってしまう。
    ようやく目覚めた時、会社は買収の危機に陥っていた。
    自分を助けるため、冴木が会社の命運を分ける会議を欠席したせいで…。
    彼と対等な関係になりたいと願う柊一は、会社を取り戻すため闘う決意をするが―。
    シリーズ完結。

    ★HLBより★
    特典の『リンクスロマンスフェア2006年描き下ろし小冊子』は、『スレイヴァーズ』シリーズと真先ゆみさんの『花降る夜に愛は満ちる』の番外編収録です

    0
    2013年11月05日
  • 失恋のあと、恋は始まる

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    大学生の葉山芳和は、叔父の葬式で会った井岡のことが忘れられないでいた。井岡はかつて叔父の恋人だったのだ。後日井岡に誘われて会ううちに、芳和は惹かれて行く心をとめられず…。(ill.雪舟薫) 

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    2013年10月19日
  • FLESH & BLOOD 1 【SS付き電子限定版】

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    ネタバレ

    16世紀、イギリス、スペイン、海賊……というワードに惹かれて読み始めました。
    世界観や文章の表現の仕方は読みやすく、ストーリーは今後が気になるので、とりあえず最新刊まで読んで行こうと思いました。
    が、主人公の性格がどうにもイライラしてしまうことが多々ありました。当人の立場になると、身を守るためには仕方ないこととも思うのですが……。うーん。よくも悪くも子供、ですから仕方ないのかな。でも17歳……うーーーん。最近の他の小説に出てくる10代の子よりも幼く感じるのはなぜだろう。
    その分、周りの大人たちの個性が強いため面白く、魅力的に感じた。ナイジェルが特に好き。史実の人物の登場に、くすりと笑わされるこ

    0
    2013年09月06日
  • FLESH & BLOOD 1 【SS付き電子限定版】

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    25,26巻ぐらいまで読みました。
    昔のイギリスのこととか歴史を知るのは楽しいのですが主人公の性格が好きじゃないので、ほかの当て馬たちがかわいそうでそこがネックです。

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    2012年12月09日
  • ありのままの君が好き

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    「俺のぶーになれよ、幸せにしてやるから」
    人呼んで『ぶたごりら』の四天王寺寿杏はゴリラの巨体に乙女の心を持ち、父親が死んだら自分も死ぬと断言するファザコンの成人男子である。外を歩けば後ろ指さされ、家でめそめそ泣いてお菓子を貪り食べる…そんな寿杏の家に、ある日、高校時代の同級生で父親の弁護士事務所に勤める若手弁護士・英駿二が同居することになるのだが。好き、好き、好き、好きになる?誰が誰を好きになる? 人生を豊かにするウルトラ・オトメチックラブ誕生。

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    2013年11月23日
  • FLESH & BLOOD9

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    ネタバレ

    ※この巻に挿絵はありません。

    スペイン宮廷編。
    新キャラも入り交じり、この先どんな風に展開していくのかワクワクします。
    そしてそして、ビセンテに徐々に絆されつつあるカイト。
    根が素直なのか、人を憎んだりということが苦手なのは彼の美徳ですね。
    そういったところが、天然魔性系に繋がってるような気がします。

    水面下で静かに何かが動いていくような巻ですが、巻末で急転直下。
    またカイトに災難が降りかかります。
    リアルタイムでずっと追ってるシリーズですが、毎回次巻が待ち遠しくて
    身もだえしてる気がします。

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    2012年07月02日
  • FLESH & BLOOD8

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    ネタバレ

    カイト受難の嵐……(´・ω・`)
    そしてビセンテ様だらけのスペイン編導入巻。
    ビセンテ様贔屓なので、この辺りから個人的にたぎってきます。
    ストイックで、生真面目で、でも根は優しい。
    そんなビセンテの人物像を、従者のレオなどを通じて非常に上手に
    表現されています。

    カイトにとっては攫われるわ、海に放り出されるわで、まさに受難の
    はじまりなわけですが、息つく間もない展開に手に汗握ります。
    ビセンテ様の裸添い寝ににやにやが止まらない。

    0
    2012年07月02日
  • FLESH & BLOOD6

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    ネタバレ

    プリマスに帰れると思いきや、フランスの使者を送り届けることに。
    そしてフランス船との戦闘……いやぁ、なんといいますか。
    海賊ものっぽい1冊。途中からこれBLか?
    という疑問を抱いたら負け。
    カイトがどんどん成長していく姿に、ジンとします。

    0
    2012年07月02日
  • FLESH & BLOOD4

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    ネタバレ

    漸く両想いになったと思いきや、またまた問題が……。
    そして私的ジェフリーの世紀の名台詞が!

    まさかまさか、この時うっかり発した自制心発言が、この先どんな
    生殺し状態になるのか(嗚呼)
    4巻目にして未だキスどまり。
    当時まだ進展ないのか……とか思ってた私は完全なる負け組。
    4巻とか全然序の口だったわけです。

    0
    2012年07月01日
  • FLESH & BLOOD 3

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    ネタバレ

    このお話の何がいいって、基本的に受がどんなワガママお姫様だったと
    しても、周囲がそれを甘やかさないところでしょうか。
    例え受に骨抜きにされてたとしても、ダメなもんはダメ。
    規律は規律、例外はなし、という感じに。

    それでも周囲はちゃんとカイトを見守っていて、そのまなざしが優しいのがいい。
    特にナイジェルとか、ナイジェルとか、ナイジェルとか。
    ビセンテもそうなんですが、基本黒髪組が好きです。

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    2012年07月01日
  • FLESH & BLOOD 2

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    ネタバレ

    カイトの奮闘ぶりに好感が持てます。
    弱々しい、女々しい、草食系という言葉がぴったりな現代っ子が、
    一生懸命に溶け込もうとする姿にほろり。

    そして増えてくる登場人物と絡み。
    ナイジェルの態度が軟化し、おやこれは……と、すでに恋の
    トライアングルを予感させる展開にニヤニヤします。

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    2012年07月01日
  • FLESH & BLOOD 1 【SS付き電子限定版】

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    ネタバレ

    比較的初期から付き合ってる大好きシリーズです。
    BLにしてはご長寿小説で、しかもそのストイックさといったら業界随一。
    海賊もので史実を織り交ぜたファンタジーです。
    作者の博学ぶりがいかんなく発揮され、先が気になってワクワクドキドキ。

    1巻は導入部分。現代から16世紀にタイムスリップした受さんが、
    カリスマキャプテンと恋に落ちるという、そりゃもう壮大なロマンス。

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    2012年07月01日
  • 失恋のあと、恋は始まる

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    面白かったのか、肩すかしだったのか、読み終わってなんとなく首をかしげるような物語だった。

    この展開だともっとドラマチックになるんじゃないの?
    ってところで、え・・そんなあっさり・・・でも、実際はそんなものかもね・・・

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    2012年06月24日
  • FLESH & BLOOD7

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    ネタバレ

    今までナノ単位でしか進展しなかったふたりの関係が7巻にしてようやく進んだよ・・・ストーリーがおもしろいのでそんなに気にならないけどさ。チューダー朝の時代は大好物なので、タイムスリップ系ファンタジーとして普通におもしろい。そして、あぁ、なんてところで終わらせるんですか!的なエンディングです。もう完全に『王家の紋章』な展開ですよ。この先もずっと、みんなに欲しがられて、さらわれたり、取り戻されたりなのですかね。やっぱり。。

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    2012年05月16日
  • FLESH & BLOOD 1 【SS付き電子限定版】

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    ネタバレ

    異世界ファンタジーはあまり読みませんが、普通におもしろかった。え、これってBL?って雰囲気で読めてしまう。いい意味で予想通りのストーリー展開です。キャラ設定も結構ステレオタイプで、金髪碧眼の超イケメン海賊X弱いだけじゃない頑張り屋さんの健気な男の子、当て馬っぽい黒ずくめの美しいスペイン人の男。うん、大河だね~。嫌いじゃないよ、こういうの。時代はチューダー朝ってのも、とても大好物です。
    この作品、現在18巻まで刊行されてるみたいだけど、最後まで追いきれるかな・・・。なんか主人公は現代人だから、色々歴史的な事実を知っているわけで。未来を予測する重要な人物になっちゃうあたり・・・なんか王家の紋章を彷

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    2012年04月25日