雪舟薫のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
あらすじ:社長令息である倉橋柊一の15歳の誕生日、倉橋家に柊一と同い年の冴木が引き取られてくる。その日から冴木の存在に自尊心を傷つけられ続ける柊一は。書きおろしショートストーリーを収録。(ill:雪舟薫)
社長令息の倉橋柊一は、父の後継者として不相応な己の美貌と脆弱な躰を厭い、逞しい体躯と優秀な頭脳を持つ使用人の冴木に、長く自尊心を傷つけられていた。父に認められたくて懸命な柊一だったが、大学卒業後、父が急逝し、家も会社も冴木の手に渡ることに。その上、困惑する柊一に、社長に抜擢された冴木は理不尽な取引を提示する。家族のため、自分の奴隷になれ、と。為すすべもなく、柊一は己の身を冴木に差しだすが― -
Posted by ブクログ
9巻目の発売が2006年の2月なので、1年4ヵ月ぶりの新刊だったんですね。気分的には★4.8ぐらいな感じでしょうか。大航海時代のイングランドにタイムスリップしてしまった主人公海斗の物語ですが、9巻に引き続きスペイン編。ビセンテによってスペインに連れ去られた海斗は、異端審問にかけられることになり・・・という緊迫した展開。やはり、長い間イングランド側からの物語を読んできたせいか、それともスペインの歴史にあまり興味がなかったせいか、スペイン編は気乗りしないな、などと思ってたんですが面白い。もともとこのシリーズは、時代考証がしっかりしているのですが、今回も異端審問の様子が詳しく描かれていて、興味深かっ
-
Posted by ブクログ
「黄昏に花」の樹生かなめさんの本。
他の出版社の作品は知らないのですが相当色物が多い・・・(道具とか)と聞いていたので黄昏に花シリーズ以外は手を出さないどこうかな、と思ったらあらすじ読んで面白そうだったので買ってしまいました(笑)いやーステキオトメ主人公!雪舟さんのコメントにも思わず納得(笑)樹生さんの作品ってテンションがガバ!と上がるわけでなく結構淡々としてるのが個人的に好きなのかも知れません(他の作品を知らないだけかもしれませんが)とりあえずSHYノベルズでもう一冊でてる奴も見てみようと思います〜
この本についてはとりあえず読んでいただければわかります。うん究極の愛ですねこれは!(笑)