杉基イクラのレビュー一覧
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▼大昔に観た映画「転校生」の原作、という認識でした。「転校生」は大林宜彦監督、尾美としのりさん、小林聡美さん主演で、尾道で撮られた素敵な映画でした。一九八三年作品でしょうかね。
▼映画と違って、原作は小学6年生が主人公。腕白男子と元気な女子が、ひょんなことから入れ替わってしまう。びっくりで、仰天で、えらいこっちゃ。
▼男子の一人称で語られる。性格がざっくりしているので、あまり暗くはならないのですが、さすがに長期戦になるとめげてくる。最終的にはまたひょんなことでもとにもどれて、どっとはらい。
▼この騒動をめぐって、物凄く乱雑なレベルで根源的なジェンダーの問題が触れられるのがちょっと面白い。 -
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競技クイズをテーマにした部活×青春ストーリー『ナナマルサンバツ』が遂に完結。以下、まとめレビューです。
率直に面白かったです。
またクイズに燃えてみるのもイイかもなあ、と熱くもなりました。「また」というのは語弊がありますね、競技クイズに経験があるわけではないんです。
小学生の時にアメリカ横断ウルトラクイズにメチャクチャはまったクチで、13回の長戸×永田決勝が強烈にインパクトに残り、14回~16回はビデオが擦り切れるほど見ましたね、今でも当時のクイズの答えはだいたい答えられます。
中学生になってからは、ウルトラが終わり、世は大型クイズ大会ブームに移行しました。何度か予選会の応募はしましたが、 -
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完結巻ゆえ基本構造は割愛。
表紙は主人公チーム集合で、辛うじて早押し釦的なものは確認できる。
まぁ何の作品かわからずに20巻だけ買う人もおるまい。
大会の結末からその後を描いて「完」。
続けようと思えば、いくらでも続けられる気もするが、区切りとしていい塩梅でもあったことでしょう。
作中の大会にも、モデルになった大会もある気がする。
競技クイズの啓蒙作品として、そんな現実の一般参加型クイズ大会の紹介なんかも交えてられたらもっと嬉しかった。
大きな大会は、大きな大会で盛り上がるけれど、部室内で面白ルールのクイズを日々展開する日常寄りのクイズシーンも読みたかった。
クイズマン -
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表紙からは何マンガなのかわからなくなっているが19巻なので問題ないのでしょう。
20巻は左半分が描かれるのかしら。
大きなクイズ大会の準決勝。
登場人物が多く、それぞれドラマを背負っている部分もあり、長くなる。
…しかし、クイズだけしているとマンガとして語る部分が薄くなってしまうので、必要なドラマではあると思う。
まぁただキャラ多すぎて、主人公及び主人公チームが全然活躍しないのがもどかしい。
次巻完結らしいが、このペースでどう終わるのか。
や、まぁ最終決戦はナナマルサンバツなんだろうけどね。
ドラマを挟む余地なく、読み合いになるのかもしれないが、実際純粋な早押しでどこまでマ -
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クイズというのは厄介な競技で、特にユニフォームとかないし、表紙で『クイズマンガ』を表現するのが難しいんだろうな。
本編では登場しないウルトラハットがアイコンになっている。
大きなクイズ大会(クイズ番組)の関東第一次予選が終了した辺りまで。
番組らしく、バラエティ要素の強い出題ながら、ちゃんと駆け引きや取りえる戦術など考える余地のある構成は憎い。
ちゃんと「知識」ベースが活きる問題も入っているし。
ただわたしが高校生の頃これを読んでいたら「こんなのクイズじゃない」と放り出していたかもしれない。
ただ、今読むとちゃんと知識も駆け引きもある「クイズ」である。
この素晴らしい作品を、 -
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人数関係も早押しボタンもウルトラハットすらなくなった表紙の10巻。
大型クイズ大会開幕。
関東予選がスタート。
アンダー18で、チーム戦となるとモデルは「高校生クイズ」辺りであろうか。
少なくともわたしの時代の高校生クイズは、人数が多くて奇を衒ったスタイルが取れなくて、純粋なYES/NOクイズだったけどね。
チーム戦ならではの凡敗をしたのも思い出。
今の時代なら、少子化で人数も少ないから、こんな凝ったこともできるのかしら。
閑話休題
巻末特典のクイズは「マルバツペーパークイズ」。
ただ、今回絞り込みが甘い気がする・・・し、マルバツ問題こそ、回答に簡単な解説が無いと意味 -
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表紙が野郎ばっかりで悲しいけれど、女装したらかわいい子がいるのでOK。
9巻で9人でもなく、早押し機もないが、ウルトラハット(もどき)は有り。
しかしこのハット、早押し機に繋がるケーブルが無いという事は、ただの趣味の悪い帽子と云うことになりはしないか。
夏の合宿。
各校、大会へ向けて邁進する姿を描く・・・。
・・・が・・・文科系クラブとはいえ、ここまで顧問が介入しないのも部活として・・・まぁ部活マンガではありがちな事でもあるけどね。
クイズマニア御用達の科学センター。
クイズ王の本とかにしばしば登場する、早押し測定器(としても使えるマシン)。
迅子さんが「この測定に こん