杉基イクラのレビュー一覧
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クイズっていうのはただ問題を解くことだけではないことを示した3巻でした。
邪道と言われし戦い方。クイズというのはテストと違い、自分がどれだけ出来るのかではなく人対人の勝負である。そこには必ず人の思考が入ることを示すキャラクターとして苑原明良の投入は上手いなぁと思いました。競技という面にいかにシビアになれるか。そこには王道バトルである高め合いとは違った勝負の面を見せてくれていたのが良かった。
そしてそれを否定するほどの感情と実力を持てるか。越山くんは最初から明良の態度に対して不快感をだしていましたが、今回の勝負でそれが表面化します。邪道と対峙するとき主人公としてどう自分をクイズで表現し -
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"真水の反対語は「塩水」である。○か×か?"
ウチがアメリカ横断ウルトラクイズで敗退した問題です。
古くからの友人(後輩)から、「先輩が間違いなく好きな漫画見つけたよ~」とお薦めいただいたもの。
……うーん、最近はコミックはほとんどノーチェックだからなぁ。
クイズ研究会、競技クイズを題材にしたラブコメ? なのかな。
確かにかなり大好きです。
なるほど、アメリカ横断ウルトラクイズ第13回優勝者の長門勇人さんのセブンワンダーズが企画に入っているのか。
早押しのタイミングとか、名数型問題とかクイズの面白いポイントも盛り込まれていて、知らない人にも興味が沸く作り方。さっそく娘が -
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ネタバレ同名アニメ映画のノベライズ。
数学オリンピックになりそこねた小磯健二(高2)は、あこがれの夏希先輩の紹介のアルバイトで、先輩の実家・長野県上田村にやって来た。そこは、武田信玄の家来の子孫という家系で、ものすごい旧家。そして90歳になる栄おばあちゃんの誕生日に、日本全国から集まる親戚たち。しかも健二は、夏希の恋人役というバイトだったのだ!?
ところで、ネットの世界ではオズという仮想現実都市があり、多くの個人や企業、役所がアカウントをとって、現実と密接につながっていた。しかし謎のアバター「ラブマシーン」が暴走して、現実世界をもまきこんで大混乱に。
しかも、健二が解いた数学の問題がパスワードとなって