川端裕人のレビュー一覧
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今流行りの「ざんねんないきもの」のフレーズではなく、「へんてこな生き物」。作家の川端裕人氏の、愛ある表現だと思う。残念という表現はいかにもヒト以外の生きものの生態が残念と言っているようで、実は私はあまり好きではない。でもこのフレーズがヒットするのだから、児童書(子ども)の世界はわからないものだ。
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ドラえもんによって日本人には特に馴染みが深いかもしれない絶滅種の代表格ドードーが日本に来ていた?というところから始まる著者の旅。
学術調査に近い紀行のような本なので、読み手は選ぶと思う。ドードーという言葉に特別な感慨を覚えるなら読んでみたら面白いと思う。Posted by ブクログ -
小学生がプロに勝つ・・・? ありえない設定だけど、そんなことはどうでもいい。スポーツの醍醐味は、何と言っても土壇場での大逆転・・・。 欧米人に比べ体格の小さな日本人には、弱者が強者を倒す「柔よく剛を制す」というのが心に染み込むな〜。Posted by ブクログ
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理科の中では地学が好きだったし、趣味として時々登山もするので、内容的には楽しかった。青春小説としてよくできている作品。後半コロナの部分は付け足した感があるかな。もっとはらはらドキドキ感を求めてしまうのは酷かな。Posted by ブクログ
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正保4年(1647年)約375年前に絶滅した鳥(ドード)を
めぐって、世界のあちらこちらに堂々めぐりしたお話。
地理的にはインド洋のモーリシャス島の固有種でありながら、ヨーロッパ、インド、日本が関わる世界規模のスケールで移動した鳥、ドードー話が面白い。Posted by ブクログ -
坂上瞬、万葉高校1年生。
ある事情から、部活動には入らず帰宅部を決め込んでいたが、気になる同級生の岩月花音が入部した「地学部」に入部することに。
高校時代を”平熱(ノーマルヒート)”で過ごそうとしていた瞬だったが、地学だけではなく”クライミング”にもハマり、平熱ではいられないほどの青春を感じることに...続きを読むPosted by ブクログ -
半日でさくっと読みやすい本でした。
背景は違っても同じ目標に向かって
ベクトルを合わせて戦う姿は
読んでいて清々しい気持ちになりました。
なにかを待っているという感覚は
親近感がありました。
いいチーム、いい仲間の違いに気づかされました。
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ああ、そうか。
本は明言を避けたというか、根拠ない事を断定はできないのだが、ヒントめいたものは書いている。我々はなぜ我々だけなのか。ホモサピエンスにかつての原人の血が混ざっていたとしても、我々は世界の至る所まで、ホモサピエンスのみだ。これは、別の人類を戦争で淘汰したか否か事実は分からないが、本著が書...続きを読むPosted by ブクログ -
久しぶりのノンフィクション
「ミッシングリンク」といわれる、ホモ・サピエンス登場の謎を「説く」
人類の進化は、猿人から現代人まで左から右へ歩いて進化している絵のような順番では無いんですね。
「進化」とはある意味で「淘汰」と「混血」なんだなと、感じた本でした。
突然ですが『星を継ぐ者』を思い出し...続きを読むPosted by ブクログ -
生物、機械、物理など、6人の「研究を極めてる人」を訪ねてその専門分野についての熱い想いを集めている。基礎研究的なものが多く、実を結ぶまでに数十年、あるいは実を結ばないかもしれない研究であっても、夢中になって邁進する研究者達の姿が興味深い。
短い頁の中でも、かなり各分野の細かい説明がされている。基礎...続きを読むPosted by ブクログ -
特に「なぜ我々だけなのか」については書いてなかった。こんなにたくさんの種類の原人旧人がアジアにいましたよーってのを専門家から聞き取って本にしたやつ。そんなに面白くなかった。タイトルが超ミスリード。Posted by ブクログ
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⭐️4つに近い3つ。
大変な知的興奮や価値観の転換を迫るような何かがあるわけではないけれど、よくまとまっていて分かりやすい。人類学に興味のある人の入門書に最適だと思う。Posted by ブクログ