ドードー鳥と孤独鳥

ドードー鳥と孤独鳥

2,851円 (税込)

14pt

『ドードーをめぐる堂々めぐり』著者川端裕人が贈る、スリリングで感動的な「絶滅動物小説」!

科学記者の「タマキ」は、ゲノム研究者になった幼馴染「ケイナ」と二十年ぶりに再会した。
ステラーカイギュウ、リョコウバト、オオウミガラス、そして、ドードー鳥と孤独鳥……自然豊かな房総半島南部の町で過ごした小学生の頃から、絶滅動物を偏愛してきたふたり。

カリフォルニアで最先端のゲノム研究「脱絶滅」に取り組むケイナに触発されたタマキは、江戸時代に日本の長崎に来ていたという「ドードー鳥」の謎と行方を追う旅へと乗り出した。

〈もっと知りたいと願った。
ドードー鳥と孤独鳥の秘密を、ケイナちゃんとわたしを結びつける秘密を。〉

日本、アメリカ、欧州、そしてドードーの故郷モーリシャスへ。
やがてふたりの前に、生命科学と進化の歴史を塗り替える、驚愕の事件が待ち受けていた――

会いに行こう! もう会えない「幻の鳥」に――


忖度なしの〈堂々たるドードー小説〉
『ドードー鳥と孤独鳥』、堂々刊行!


*美麗函入
*挿絵多数収録

◎装幀・本文設計=山田英春
◎装画=Dodo/Solitaire, Extinct Birds, Walter Rothschild, 1907, William Frohawk del. より

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ドードー鳥と孤独鳥 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人間の乱獲により絶滅してしまったドードー鳥。犯してしまった罪を思いせつなくなる。他の絶滅種にも触れ、過去から現在、未来へと進んでいく。自然豊かな百々谷の描写にも心が踊る。
    生物そのものだけではなく、彼らがいる背景も含めて見ていく視点を知った。

    0
    2024年09月26日

    Posted by ブクログ

    バードウォッチングが趣味なので興味深く読めた。近代の絶滅種の話は以前にも読んだことがあるが、生きてるところを見てみたいという気持ちは分かる。

    0
    2025年04月15日

    Posted by ブクログ

    ざっくりあらすじ「主人公とケイナちゃんは、絶滅動物への想いで繋がっていた。ドードー鳥と孤独鳥に自分たちを重ね合わせた二人は、絶滅種を探る旅へと乗りだす。」 物語調のノンフィクションの読み心地で、少し難しい部分がありつつも、不思議と読ませる筆致! 先が気になってすらすら読めました。 どこまでが史実でど

    0
    2025年04月11日

    Posted by ブクログ

    いや~奇書ですね。そして面白い。
    『不思議の国のアリス』や『ドラえもん』にも登場する、かつてモーリシャス島に生息していた絶滅鳥類ドードー鳥と、同じドードー科の孤独鳥を追いかける「絶滅動物小説」です。
    全編、主人公の手記という形で進みます。そのルポルタージュ感が素晴らしいと思ったいたら、この本に先行し

    0
    2025年01月31日

    Posted by ブクログ

    SF。著者の「ドードーをめぐる堂々めぐり」を読んでいたのでフィクションだとはわかっていたのだけど、その取材力が活かされていて一部ノンフィクションであり、それによってものすごくリアルな話に感じる。「ドードーをめぐる堂々めぐり」でも感じたけれど読後もワクワクした気持ちがとまらない。

    0
    2024年08月04日

    Posted by ブクログ

    SF。絶滅動物。
    タイトル通り、ドードーにまつわる物語。
    SF(サイエンスフィクション)としては、サイエンスの要素が強めで、フィクションの要素は薄め。
    ノンフィクション作品かと思うような雰囲気。
    博物画が多めに挿入される構成が特徴的。
    生物系のSFが好きな自分には、かなり好きなタイプの作品。
    ちょっ

    0
    2024年07月07日

    Posted by ブクログ

    小学生の頃、父親の静養のために千葉の学校に転校した望月環ことボーちゃんは、ちょっと変わった子と思われていたケイナちゃんと仲良くなる。自分たちを絶滅した飛べない鳥、、ドードー鳥と孤独鳥になぞらえ、自然の残る百々谷で奔放に過ごす。しかしケイナちゃんは転校してしまう。

    二人の小学生時代の第一章、社会人に

    0
    2024年05月21日

    Posted by ブクログ

    「近くのため池で コウノトリを 見た」
    と 無邪気にはしゃいでおられる方に
    ーいやいや そのコウノトリは 人間の都合で
     無理やり繁殖させられているものであって…
    と いちいち説明するのは面倒である
    そんな思いを ずっと持ち続けている

    コウノトリの人工(!)繁殖を聞いた時から
    モヤモヤするものを抱

    0
    2024年03月10日

    Posted by ブクログ

    川端氏の著作「ドードーをめぐる堂々めぐり」というドードーについてのドキュメンタリーがあり、本作品はそこでの調査を含めた物語を小説にしたもの。なので、小説といってもドキュメンタリーに近い。
    主人公の望月環と景那(ケイナ)は百々谷(どどたに)で幼少期を過ごし、そこの自然に触れながら育った。そこで絶滅した

    0
    2023年10月24日

    Posted by ブクログ

    専門的な所は深過ぎて専門の方には読み応えあるのだろう…そこ以外の物語の妄想が膨らむ 美しい自然の景色と絶滅してしまった者達と人との温故知新

    0
    2024年06月09日

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