川端裕人のレビュー一覧

  • 川の名前

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    小学5年生の彼らは夏休み直前、
    街中の川であるものを見つける。
    やがて彼らの冒険は小さなものから
    大きなものへ、そしてその夏は
    彼らを大きく成長させる夏になる。
    自然と人間との微妙な距離感を
    描きつつ読み手に過ぎた時間を
    振り返るきっかけをくれる作品。

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    2011年08月27日
  • 川の名前

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    今まで川の近くに住んでいたのに、まったく川に対して関心がなかった。しかしすべての川は海につながっていて、海は世界とつながっているのだと、当たり前のことがとても実感できた一冊です。

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    2011年02月09日
  • PTA再活用論 悩ましき現実を超えて

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    「安全・安心まちづくり」の担い手の一つとなろうPTA。でもその実態が分からなかったが、それを垣間見ることができた。そんな私も2年後はPTA。

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    2010年08月10日
  • 星と半月の海

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    川端さんの小説はほとんど読んでる。外れなし。
    今回の動物をテーマにした短編集もいいなぁ。
    各短編の動物はばらばらだけど、話自体は相互に
    関連してたりして、そこが面白かったりする。

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    2010年04月16日
  • 星と半月の海

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    以前,著者に別作品で,「川の名前」という長編小説を買って読んだのですが,正直展開がゆっくり過ぎて根気が続かず,とうとう途中で放り出してしまったことがあったので,正直この本を購入する時にもややためらいがあったのですが,こちらは短編ということもあり,思い切って買っちゃいました。
     結論から言えば,こちらはだいぶん読みやすいです。特に,表題作や恐竜の名前の話などはミステリというか少し推理小説仕立てになっていて,興味深く読めます。ただサイゴの方はまた,著者独特の情緒的な主題や構成が目立ってきて,読みづらいものが一つ二つあります。
     「ソフトなハードボイルド」というか, 野生動物に心を寄せるやさしいワイ

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    2010年03月30日
  • せちやん 星を聴く人

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    星の声が聞こえるようになった。
    気がします。

    最後のシーンが心に残る。
    ただそれまでのプロセスはちょっと物足りなさがあります。

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    2010年02月24日
  • 銀河のワールドカップ

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    川端は数学とサッカーが好きそうだ。マンガチックだが確かに面白いし引き込まれる。サッカーに関する記述は緻密。

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    2018年10月14日
  • PTA再活用論 悩ましき現実を超えて

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    自分のPTA活動のためのベース基地といった感じですかね。
    ここに書かれていることが全てということではなく、自分が活動していく際のインデックスというかなんというか。

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    2009年10月07日
  • 銀河のワールドカップ

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    サッカー好きには楽しめる本だと思います。
    失業中の元プロサッカー選手とサッカーが大好きな子供たちが出会い、チームが結成され、最後はスペインの有名チームと真剣勝負をしちゃいます。

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    2009年10月04日
  • バカ親、バカ教師にもほどがある 子ども化する大人たち

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    2008/3
    モンスターペアレントというのは自然に発生したのでなく、教師と親との間にある認識の違いから産まれたのではないかと。現職の区立中学の校長の立場から教育現場について平易な表現ながら描いている。

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    2009年10月04日
  • 川の名前

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     良いなあ、川端裕人の小説は。きちんとし過ぎて物語の迫力はないけど、しみじみとしてて。
     海や山も良いけど、やっぱり夏休みは川だね、なんてね。そうか、川は世界にそして宇宙まで繋がってたのか、なんて妙に納得。
     ただ、途中、知識自慢みたいな部分が鼻につくのが、どうやら川端小説の弱点のような気がする。それと長いのもね。なので、次々と読む気になれないのが、とっても残念。

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    2009年10月04日
  • 川の名前

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    菊野脩、亀丸拓哉、河邑浩童の、小学五年生三人は、自分達が住む地域を流れる川を、夏休みの自由研究の課題に選んだ。そこにはそれまで三人が知らなかった数々の驚くべき発見が隠されていたのだ。少年たちの川をめぐる冒険がはじまった。身近な自然の中で川が指し示す「今ここ」と、見果てぬ「遠い未来」への夢を描いた、感動の傑作長篇。

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    2010年05月24日
  • 「研究室」に行ってみた。

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    6人の研究者の中で、大林組で宇宙エレベーターの研究プロジェクトに在籍する研究者が一番印象に残った。
    宇宙エレベーターという概念は聞いた事はあったが、まさに未来物語の空想の話と思っていたが、現実の会社にそれを研究するプロジェクトがあることに驚いた。

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    2025年08月26日
  • おしゃべりな絶滅動物たち 会えそうで会えなかった生きものと語る未来

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    ドードー、ステラーカイギュウ、リョコウバトなど、人為的に絶滅させてしまった経緯や、絶滅したものを復活させようとする試みについて詳しく解説した書籍。人間は動物に対して残忍な行為をしていてとてもいたたまれない気持ちになる。人同士も争っているので、暗澹たる思いになる。

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    2025年06月11日
  • 雲の王(空の一族シリーズ)

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    気象を肉眼で観る能力を持った雲の一族ある美晴が、様々な出来事に出会い能力を開花させて行く。
    ただそれは素晴らしいことでもない。
    能力持ってより感じた気象の偉大差。人間なんかが敵うわけがない大きさ、強さが表現されている。
    最近多いゲリラ豪雨や台風被害などが気象の知識とともに説明されている部分もあり、身近に感じることが出来た。

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    2024年08月28日
  • 雲の王(空の一族シリーズ)

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    ネタバレ

    大気中の温度や湿度、気流を読むことができる能力を持った女性が主人公の気象ファンタジー。
    台風などの気象現象の推移を予測し災害をへらしたり、台風自体を制御しようとする科学もののお話しでもある。

    主人公の女性が母親のこともあり、少し後ろ向きなところがあって、もう一つ物語に乗れなかった。
    あと、物語として結局なにが書きたかったのか良く分からない印象。人の力の無力さなのか、それでも努力することの大切さなのか、単純に気象現象の壮大さなのか、はっきりしない。それもあって、最後は無理に明るく終わらせたような印象を持った。
    ちょっと残念。

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    2024年08月09日
  • ドードー鳥と孤独鳥

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    専門的な所は深過ぎて専門の方には読み応えあるのだろう…そこ以外の物語の妄想が膨らむ 美しい自然の景色と絶滅してしまった者達と人との温故知新

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    2024年06月09日
  • ドードー鳥と孤独鳥

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    子どもの頃の二人の話はとても良かったが、その後はあまりに専門的なディテールが、物語としてのバランスを崩してしまっているように感じた。

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    2024年05月15日
  • ドードー鳥と孤独鳥

    H

    購入済み

    ドードー鳥については、一般的な知識しかありませんでした。孤独鳥は、名前も聞いたことがなく、この本で初めて知りました。
    ノンフィクションではありませんが、ドードー鳥と孤独鳥について多くのことを知り、絶滅危惧種の保護についての考えも知る機会となりました。
    ワクワクするような内容ではありませんが、じっくりと読ませる小説です。私としては、もう少しワクワク感があればと思います。

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    2024年01月12日
  • カラー版 へんてこな生き物 世界のふしぎを巡る旅

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    今流行りの「ざんねんないきもの」のフレーズではなく、「へんてこな生き物」。作家の川端裕人氏の、愛ある表現だと思う。残念という表現はいかにもヒト以外の生きものの生態が残念と言っているようで、実は私はあまり好きではない。でもこのフレーズがヒットするのだから、児童書(子ども)の世界はわからないものだ。
    さて、へんてこなと冠した本書、川端氏が世界各所で出会ったいきもの生態の面白さにスポットを当てている。ふんだんにカラー写真が使われていて、エッセイ風の紹介の仕方も面白い。とりわけ鳥に興味がある私は、「飛べない鳥に会いにいく」の項がとても気に入った。カカポに特に会ってみたくなった。ちなみに私はだいぶ耐性が

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    2023年11月09日