川端裕人のレビュー一覧

  • バカ親、バカ教師にもほどがある 子ども化する大人たち
    人を相手にする仕事って大変なんだけど、その中でも子供だけでなく、その親にまでも気を使って対応しなくてはならない学校の先生って本当に大変だと感じる本。ここに出ている親の主張が本当にあったものだということに驚くし、本当に周りの見えてない人が増えているんだなと思った。でも、最近では無くて、昔から一定数はい...続きを読む
  • ドードーをめぐる堂々めぐり 正保四年に消えた絶滅鳥を追って
    魅力的なタイトルに魅かれて手に取った。
    日本にドードーが来ていたなんてなんてワクワクするのかと。決定的となるものはなくとも読後もワクワクの気持ちは消えることなく、モーリシャスの絶滅動物と世界の歴史との関連について知ることができた満足感に浸れた。
  • カラー版 へんてこな生き物 世界のふしぎを巡る旅
    <目次>
    第1章  西オーストラリアの不思議哺乳類たち
    第2章  サルとわたしたち
    第3章  水辺から水の中
    第4章  飛べない鳥に会いにいく
    第5章  世界の虫と虫と虫

    <内容>
    ジャーナリストでノンフィクションライター。プロの生物学者ではないけど、プロ並みの情報と行動をしている著者。そのネタが...続きを読む
  • ドードーをめぐる堂々めぐり 正保四年に消えた絶滅鳥を追って
    ものすごく気になっていたテーマが
    魅力的なタイトルで出版されたので購入。

    絶滅してしまったドードーが実は日本に上陸していたなんて
    想像しただけでワクワクしながら読みました。

    わかっていること、わかりそうなこと、まだわかっていないこと
    それぞれ現時点での状況を知ることで
    研究は今もこれからも続くの...続きを読む
  • 空よりも遠く、のびやかに
    地学こそ最強の学問である。
    終盤はオイオイと思いましたが、こんなムーブメントが現実にできたら良いなと思いました。
  • 「色のふしぎ」と不思議な社会 ――2020年代の「色覚」原論
    何の根拠もなく、見え方って人によって違っていて、同じものが見えていないのではないかと考えていた。色覚が人によってかなりバラつきが大きいと良くわかったので、同じ物でも同じに見えてはいないことがハッキリした。
    やはり多様性を受け入れて、違うことを追求する事は止めるべきだ。
  • 空よりも遠く、のびやかに
    クライミングにも地学にも疎い私には
    難しい内容だったにもかかわらず
    最後まで夢中に読めた
    ストーリー的には出来過ぎ感はあるが
    フィクションということで
    星4
  • ドードーをめぐる堂々めぐり 正保四年に消えた絶滅鳥を追って
    江戸時代初期、長崎の出島に絶滅鳥ドードーが来ていたらしい❗400年の時を超えた堂々めぐり、カラー図版も多く、興味深く読んだ。
  • ドードーをめぐる堂々めぐり 正保四年に消えた絶滅鳥を追って
    堂々(ドードー)めぐりの物語、おもしろかった。図版がきれいで、文章中に参照の形で何回も出てきて、わかりやすかった。
  • ドードーをめぐる堂々めぐり 正保四年に消えた絶滅鳥を追って
    江戸時代のドードーが来日していた!絶滅した鳥類の痕跡を辿る旅は結論のない堂々めぐり。

    「不思議の国のアリス」や「ドラえもん」にも登場し、絶滅種としては異例の知名度のドードー。痕跡を追って日本からオランダ、ロンドン、生息地だったモーリシャスまで。少ない記録や標本を辿る。

    言及される図版ははぼ掲載し...続きを読む
  • ドードーをめぐる堂々めぐり 正保四年に消えた絶滅鳥を追って
    絶滅した動物の代表のような、個性的な見た目の飛べない鳥、ドードー。

    『不思議の国のアリス』や『ドラえもん』にも登場するので子供にも知られている…かもしれない(知らない人も結構いる気がする)。

    この本は、同じ絶滅したオオナマケモノについて調べていた著者が「日本にドードーが来ていた」という論文と出会...続きを読む
  • 科学の最前線を切りひらく!
    「今の科学はこうなっています」という内容を
    期待していましたが、6つの分野で活躍する科
    学者から話を聞くスタイルでした。

    まさしく自分が研究する分野で先頭を走ってい
    るだけあって、語られる内容は驚きと好奇に満
    ち溢れていて、かつ分かりやすいです。

    特に内容よりも、それぞれの科学者達の行動力
    が素...続きを読む
  • 理論疫学者・西浦博の挑戦 新型コロナからいのちを守れ!
    コロナが出始めたころの貴重な記録。
    かなり読みごたえがあります。読んで損しません!
    デルタ株が出てくる前の記録なので、コロナに対する深刻さが全然違う。確かに世の中はこうだったなぁと。
    この本に関しても続編が読みたいです。

    西浦さんから見た、尾身先生、厚労大臣や知事たちの人柄、仕事ぶりもわかる内容で...続きを読む
  • 宇宙の始まり、そして終わり
    科学者と小説家をタッグを組む、本書の企画、良いじゃない!
    宇宙マイクロ波背景放射について、更に深く知れたし、小松先生の研究時の興奮が伝わってくるようだった。
  • 「色のふしぎ」と不思議な社会 ――2020年代の「色覚」原論
    自分は小学生の時に学校の検査で赤緑色覚異常と言われた。中学では、何人かが別室に呼ばれ、就職で制限があるからと説明を受けた。化学、生物、工学でも色々な色の電線を扱う電気工学の分野は難しいとか言われて、自然に進学の方向を数学、物理の方向にせざるを得なかったな。この本は色はどうやって感じるのかから始まって...続きを読む
  • 理論疫学者・西浦博の挑戦 新型コロナからいのちを守れ!
    2020年秋時点でのまとめなのだが、そうか、こういうことを考えてたんだな、がいろいろあった。やっぱ偉い人は違うなあ、も。
  • 「色のふしぎ」と不思議な社会 ――2020年代の「色覚」原論
    人間の視覚のうちで色の認識は、客観的な外的事実の認知ではなく、あるスペクトラムの光をある色として認識するいわば錯覚であり、個体差が大きい。したがって、色盲、色弱と言われるカテゴリーと正常色覚を明確に区別することはできず、色覚の弱い人から、スーパーノーマルと言われる極めて色覚能力の高い人までなだらかな...続きを読む
  • 空よりも遠く、のびやかに
    高校生の地学とクライミングを合わせた1冊。
    昨今のコロナ禍を取り込み、青春小説を更に奥深いモノへと昇華させている。このご時世でリアルに共感出来る描写もあり今だからこそ読むべき1冊。
  • 「色のふしぎ」と不思議な社会 ――2020年代の「色覚」原論
    色覚の検査、小学校の頃にやった記憶がある。
    結果、「異常」の可能性ありと判定されたクラスメイトがいたことを覚えている。
    たぶん、僕は、色がわからないことがどういうことか理解ができず、興味本位で彼に質問しただろう。どんな風に色が見えるのかを。
    彼はニコニコしてあまり気にしていない風だった記憶がある。で...続きを読む
  • 理論疫学者・西浦博の挑戦 新型コロナからいのちを守れ!
    8割おじさんこと西浦氏が、新型コロナウィルス流行初期から第一波を乗り切るまでを振り返った本。

    西浦氏や尾身氏といった専門家が真摯に取り組みまたコミュニケーションを図ろうとしても、官邸や官僚や自治体がそれをうまく扱えず、また責任を押し付けようとしていた事に、忸怩たる思いを感じた。