川端裕人のレビュー一覧

  • 銀河のワールドカップ
    一気に読めました。昔よりもフットボールは進化しており、子どもは昔より質の高いスーパープレイがネットやテレビで容易に観れるようになった。そういった背景を考慮すれば、三つ子みたいな奴らが現れても、何ら不思議ではない。読み終わったあと、また真剣にボールを蹴りたくなりました。
  • 銀河のワールドカップ
    アニメを見て気になったので買いました。
    アニメでは太田翔が主人公だけど原作は花島コーチが主人公で、太田翔の名前は太田翼になってます。

    とにかくサッカー用語にあまり詳しくない方は多少置いてきぼり感はあると思います。
    ある程度の知識があればスラスラ読めて大変面白いですが、ラストになるにつれてちょっと詰...続きを読む
  • 銀河のワールドカップ
    推理ものじゃない本を読むのは本当に久しぶり。 銀オフいいわ!すごい面白かった!熱い! 銀オフとはまた違った展開で楽しめたし、銀オフがどう進むのかも気になる! サッカーというかスポーツを文字で読むっていうのはなかなかに新鮮でした。てか小学生ってなんだっけ?笑笑
  • 銀河のワールドカップ
    小学生サッカーのお話。ただ、結構、展開が大きくて夢のような話です。サッカー大好きなので子供のような気持ちで楽しんで読みました。これを機に他のサッカー小説も探して読むことにしました。
  • PTA再活用論 悩ましき現実を超えて
    [ 内容 ]
    「親」どうし、顔を見て、一緒に仕事をするというのは、すごく健全なことだ(著者)。
    大変化を迎えた公教育の一断面をリアルに見すえた力作。
    忘れられた「PTA」を蘇らせる処方箋とは。

    [ 目次 ]
    序章 PTAことはじめ
    第1章 PTA-この素晴らしきもの(PTAってどんな組織なのだろう...続きを読む
  • バカ親、バカ教師にもほどがある 子ども化する大人たち
    教育は消費の対象ではなく「信頼を想像する行為」。
    学校教育にかかわる子ども、教師、保護者、市民が一体となって作り上げていくもの。
    「ナナメ」の関係で子どもは成長する。
  • バカ親、バカ教師にもほどがある 子ども化する大人たち
    学校でのよくある問題をどう解決していくべきか。本当に実際に学校で教えてみて感じたことが納得するようにかかれていた。

    また、学校の先生たちが親に対して持つ不安も、親が学校に対してもつ不安も必ずしも正しいものではなく、自分の頭でいったい何がどうあるべきなのかを考えさせられる本だった。
  • 川の名前
    【あらすじ】
    菊野脩、亀丸拓哉、河邑浩童の、小学五年生三人は、自分たちが住む地域を流れる川を、夏休みの自由研究の課題に選んだ。そこにはそれまでの三人にとって思いもよらなかった数々の驚くべき発見が隠されていたのである。ここに、少年たちの川をめぐる冒険が始まった。夏休みの少年たちの行動をとおして、川とい...続きを読む
  • 銀河のワールドカップ
    失業中の元Jリーガーと天才3つ子が出会ったとき、銀河は誕生した。

    育ち盛りの小学校高学年の少年サッカーチームの成長物語であり、一度クラブで少年サッカーの育成に失敗した元Jリーガーの成長物語でもある。
    技術だけで周りを圧倒してしまう子、技術はないけれどメンタル面でチームを支える子、ボールを持ったとき...続きを読む
  • 銀河のワールドカップ
    失業中の元プロサッカー選手が、サッカー好きの天才少年たちを率いて、スペインの世界一チームと対戦して勝ってしまうという、とんでもないストーリーでしたが、グイグイ引き込まれての一気読みでした。

    サッカーの本質は何か?「楽しいということ」「実力の違いが結果に出にくいスポーツであるということ」

    現実のサ...続きを読む
  • 銀河のワールドカップ
    前にこの作者の『川の名前』と言う作品を読んで面白かったので。電車のつり革広告を見てあ、新刊出てる〜と発見し、買いに行きました。

    相変わらずこの人は少年たちを書くのが上手いなあ… それほど大人でもなく、子供でもない。と言うかそんなステレオタイプの人間なんて存在しないと言う辺りとか。適度に子供で、で...続きを読む
  • 川の名前
    良いよ、なんか。多分著者と自分の考え方が近いんだろうなって思う。夏のロケットの時も思ったのは知識のすごさ。今回も多摩川水系の歴史的な話から始まってペンギンの生態他とても詳しく調査したことが感じられた。夏のロケットのロケットに関する知識よりもやはり生態系の知識の方が自分には受け入れやすいんだなって実感...続きを読む
  • 川の名前
    手放しで絶賛します!すごく面白かった。 

    両親が離婚して、世界中の自然を撮影するのが仕事の父親と暮らしているためひとところに長く居られない小学生の男の子が主人公です。

    発達障害の妹がいるゴム丸、物静かで内向的な河童、文武両道でちょっと憎たらしい手嶋、謎の呪文のような言葉を叫んでは校庭で喇叭を吹き...続きを読む
  • ドードー鳥と孤独鳥
    小学生の頃、父親の静養のために千葉の学校に転校した望月環ことボーちゃんは、ちょっと変わった子と思われていたケイナちゃんと仲良くなる。自分たちを絶滅した飛べない鳥、、ドードー鳥と孤独鳥になぞらえ、自然の残る百々谷で奔放に過ごす。しかしケイナちゃんは転校してしまう。

    二人の小学生時代の第一章、社会人に...続きを読む
  • ドードー鳥と孤独鳥
    【目次】第一章 百々谷と百々屋敷/第二章 近代の絶滅/第三章 堂々めぐり/第四章 ドードー鳥と孤独鳥/終章

    第一章は、タマキとケイナの小学生時代の話。一緒に過ごした時間は決して長くはないが、2人の魂の共鳴が描かれる。
    そして第二章以降で、大人になった2人が、それぞれに専門性を身につけ、絶滅危惧種に...続きを読む
  • ドードー鳥と孤独鳥
    「近くのため池で コウノトリを 見た」
    と 無邪気にはしゃいでおられる方に
    ーいやいや そのコウノトリは 人間の都合で
     無理やり繁殖させられているものであって…
    と いちいち説明するのは面倒である
    そんな思いを ずっと持ち続けている

    コウノトリの人工(!)繁殖を聞いた時から
    モヤモヤするものを抱...続きを読む
  • カラー版 へんてこな生き物 世界のふしぎを巡る旅
    へんてこと言っても確かになぜその生態!?というのもあれば、よく考えると不思議…というものまで、バラエティに富んでいて楽しいです。実際に著者が現地で見た生き物ばかりなので、その雰囲気や周囲の空気感が見えるのと、現時点での最新研究によって明らかになった知見も読めるのがよかったです。
  • ドードー鳥と孤独鳥
    川端氏の著作「ドードーをめぐる堂々めぐり」というドードーについてのドキュメンタリーがあり、本作品はそこでの調査を含めた物語を小説にしたもの。なので、小説といってもドキュメンタリーに近い。
    主人公の望月環と景那(ケイナ)は百々谷(どどたに)で幼少期を過ごし、そこの自然に触れながら育った。そこで絶滅した...続きを読む
  • ドードーをめぐる堂々めぐり 正保四年に消えた絶滅鳥を追って
    17世紀頃に絶滅してしまったとされるドードー鳥が、鎖国時代出島に来ていたという史実を追いかけるノンフィクション。
    内容は学術的だけど、著者自身の粘り強い調査の行方がコミカルに記されていて読みやすく、好奇心をそそられる。

    ドードー鳥メモ
    ■ドードー鳥はモーリシャス島やレユニオン島に生息していた固有種...続きを読む
  • ドードー鳥と孤独鳥
    自然豊かな場所を小学生の少女二人はささやかに開拓していく中でドードー鳥と孤独鳥に自分たちをなぞらえるようになる。少女たちはそれぞれの道を進み大人になって一人はライターにもう一人は研究者となって絶滅した鳥の姿を追い求め、二人は再会し、人生はまた寄り添うように進んでいく。

    小説だけど途中の挿絵が写真だ...続きを読む