川端裕人のレビュー一覧
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色の見え方の違いについて、進化型という言葉を使ってわかりやすく紹介している。かみ砕いて説明しているから、楽しく学べる。中学年以降かな?Posted by ブクログ
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医学的見地と遺伝学的見地、生物学的見地からは見方が異なるという事。いろいろな角度で色覚•色を語ると、いろいろな考え方ができる。
私は聴覚障害を抱えているけど、医学的には治療を勧められ、嫌でも自分は異常である事を受け入れざる得なくなるが、生物学的からはどんなに条件が整っていても一定数の割合でハンディを...続きを読むPosted by ブクログ -
17世紀には絶滅していたドードーという鳥を巡る話である。絶滅した生物を求めて世界の各地を取材するドキュメンタリーの要素もある。
この鳥は江戸時代の始めに長崎に連れてこられていたらしい。その記録を探るが決定的な資料がないのは残念だ。
原産地のモーリシャスがオランダ、フランス、イギリスの支配を受け...続きを読むPosted by ブクログ -
すごい…
大作。大力作。
何がすごいって、愛がすごい。
最近見た映画や本の中でもとりわけ愛が深い。
すっかりドードーのファンになって、終盤出てくるドードーら絶滅種が生きていた頃の再現図見たときには涙が出そうになったくらい。
好きなものに対して、ここまで一心不乱に身を捧げられるのが本当に素敵だしかっ...続きを読むPosted by ブクログ -
あらゆる「障害」とされていることに共通することだが、障害と正常というのはゼロかイチかで区分できるものではなく連続的、多次元的は広がりを持っている。
障害があるのは個体の方ではなく、それを受け止められずに排除して狭めている社会の方なのだろうと常々思う。
私は色覚では社会的に不自由をしなかったが、弱視で...続きを読むPosted by ブクログ -
江戸時代の日本の出島に生きたドードーがやってきていた。そんな事実を確認した著者がドードーの実態に迫る。絶滅した動物について知るために過去の文献を具に調べる必要があるが、そのためにはドードーについて先人が記録を残していなければそもそも情報を得られない。著者が丁寧に文献にあたり、知見を持っている人を取材...続きを読むPosted by ブクログ
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私が小学生のころは、健康診断で石原式色覚検査表の検査があった。皆面白がってやっていたが、確かに読めない子がいて、どうして読めないのかと不思議だった。馬鹿にしたりはしなかったが、読めない当人はショックだったろう。「負のラベリング」という言葉が重い。
「色というのは、個々人の脳内で形作られる内的な感覚...続きを読むPosted by ブクログ -
面白かった!!ビジュアル資料もたっぷりで、大満足のノンフィクション、よくばり科学日本史世界史ミステリという感じでしょうか、上質です、とっても上質(2度言う)。表紙が魅力的ですね、長崎の出島を丘の上から見下ろすドードー、これは興奮です。内容は日本に輸入されていたドードーの足跡を辿り、ドードーについての...続きを読むPosted by ブクログ
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小さな窓でも、そこから世界の本当に大事なことがよく見えるような窓がある。そんな感じだった。(色覚異常もとい多様性というのはそういうほど小さくもマイナーでもない問題なのかもしれんけど)
正常/異常という図式から、多様性と連続性への発想の転換がほんと強く求められると思う。
著者は色覚の問題を考えることを...続きを読むPosted by ブクログ -
島で暮らすことになった生物少年の駆。同じクラスになった遊学生の周太、萌奈美、島の六年生 希美の四人で結成した「宇宙探検隊」の活動が学校、地域の大人たちを動かしていく。
「キャンディロケット」にはワクワクした!
更に下巻で一気に面白さが加速し、駆たちの前代未聞の挑戦から目が離せない。
弾道飛行では...続きを読むPosted by ブクログ -
川端裕人さんの読みやすい文と、海部陽介さんの新知見を盛り込んだ内容が面白くて、一日で一気読みした。
文句なしの星5つ。
序盤の化石についての概説は、退屈かもしれないが後半の理解には必要な情報であり、川端氏の『現地』描写を交えた筆致は決して飽きさせない。
そして怒涛の後半、第四の原人や、デニソワ人に...続きを読むPosted by ブクログ -
大変面白かった。色覚だけでなくあらゆる個人差について考えさせられる1冊。自分の感じ方と他者の感じ方は、色ひとつとっても差異があるのだと疑い、その前提の上で社会の仕組みを考えねばならないと改めて思う。Posted by ブクログ
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「8割おじさん」西浦さんの新型コロナ奮戦記。今も続く未曾有の危機にどう立ち向かうのかを考える一冊でした。それにしても日本の仕組みは。。。と言いたくなるところもあり^^;Posted by ブクログ
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新型コロナというものを通じ、普段あまりやってこられなかった「サイエンスと政府・国民の三人四脚」が日本でも行われざるを得なくなった。有る種強制力によって急にやらなければならなくなったのである。そんな状況下で、サイエンスの立場の人が何を思い、何を経験し、何をしようとしたかの記録がこの本である。環境整備が...続きを読むPosted by ブクログ
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コロナ第一波に対応する西浦先生の生々しい記録。現在の日本でできること、できないことを認識しながら最大限の仕事をされたことに感謝したい。ご本人はコミュニケーションの失敗にも言及しているが、それは行政やマスメディアの責任も大きいと、外部からは感じる。最後に言及された、日本社会が目指す方向性が未だに明確に...続きを読む
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西浦博先生のことは、昨年2020の緊急事態宣言の時に知りました。かなり熱い方だとは、TwitterやTVから伺い知る事がで来てましたが、本書を読むとそれがよりわかりました。当時は、接触8割削減論に対して賛否両論がありましたが、その舞台裏である、専門家会議内のやりとり、政府との駆け引き、世論からのバッ...続きを読むPosted by ブクログ
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2020年1月、新型コロナウイルス感染症の流行初期や最初の緊急事態宣言の裏で何が起きていたのか。貴重な記録になると思う。Posted by ブクログ
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よくこの時期にこのクオリティで出してくれた。先頭に立って必死に取り組んできた研究者による、努力と苦悩の記録。何が起きてきたかを知りたい人も、批判をしたい人も、一度は読んでおきたい。私は彼(ら)に感謝とエールしかない。Posted by ブクログ
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ワイドショーで、今も続く専門家叩き。この本を読むと8割おじさんの西浦教授や尾身先生達の凄さが分かると思います。Posted by ブクログ
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第三波が来ている今だからこそ読むべき本。
政府や自治体が発信している内容の背景がこの本を読むことで理解できます。
コロナ対策について納得しました。Posted by ブクログ