シャーロット・ブロンテのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書の主人公で20歳に満たない「ジェイン・エア」は、『自分の顔の筋肉の動きを抑えることにも必死だった』や、『ある衝動が、ある力が私を振り向かせた』のような、恋愛に於いて瑞々しさを見せる微笑ましさがありながら、富や階級、慣習などには決して物怖じせず、悩み苦しみながらも自分の道をひた進む生き方を貫く姿には、きっと当時の本国の女性たちに大きな希望と勇気を与えたのだろうと思う。
ただ、下巻に関しては途中で読むペースが全く上がらなくなってしまい、その理由を詳しく書くとネタばれに繋がってしまうため、書き方が難しいのだが、私にはやや意外で冗長な展開があったことと、ある人物の人間性の見えづらさと宗教の関わり具合がいまいち理解できなかったことがあり、それらは会話の場面を多用することにより互いの人間性を更に深く考察する、本書の特徴と噛み合っていないのではないかと感じてしまったからで、作品全体として見ると『嵐が丘』の方が好きな私は、つくづくダメ人間に胸を打たれ共感を寄せてしまうんだなということを、これでもかと痛感させてくれた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ伯母に嫌われているので厳しい寄宿学校に行かされ、自立して貴族の家庭教師になり、そこの貴族(主人)に恋をしたが実は妻がいたので一回出ていって、事件で妻が亡くなり主人と結婚しました(20歳差)という話。心情や風景描写がこれでもかいうほど細かく書かれていて、今であれば1行で表現されるようなことも10行かけて(比喩表現を用いて)描写されています。今時のロマンス小説を好むものとしては話の中身の割に長くてちょっと厳しかったです。。
文学的に価値はあれど、エンタメとしては微妙。。という内容です。主人公たちは「美しくない容姿である」と何度も描かれますしね。。源氏物語のほうが楽しいかな。 -
Posted by ブクログ
ヴィクトリア朝の文化に暗いので、何とも言い難い。
一人の女性の一代記とでも言うのか。
名作と称されてはいるが、古臭いとしか言いようがない。プロットも、突然過ぎる展開、無駄に長い情景描写などなど。これ、すっきりさせたら、上下巻でなくて、一冊にまとまるね。
一人の女性の幼少期からの意思の強さというものは感じたが、どうにも勝手すぎるとしか言えない。
まあ、出版された当時はセンセーショナルだったのだろうが。
でも、時代が変わったからといって、古臭さを感じるものは名作とは呼べないと思う。
まあ、人それぞれ考え方は違うんだろうが。
読後、ぐったり疲れた上下巻でした。