シャーロット・ブロンテのレビュー一覧

  • ジェイン・エア (上)

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    伯母に疎まれていたと描かれているが、幼少期のジェーンは、正直なところ本当に育てにくい子どもだったのではないかと感じた。もちろん、いとこたちの態度もかなりひどいのだが。

    時代背景を考えれば仕方ない部分もあるのだろうが、ローウッド学校の生活はあまりに厳しく感じられた。特に食事に関しては、子どもたちにはきちんと食べさせてあげてほしいと思ってしまう。ただ、そのような環境の中でも、ヘレンや人格的に優れた教師と出会えたことは、ジェーンにとってはよかったと思う。

    ロチェスター様の態度は終始思わせぶりで、その振る舞いについてはどうなのかと思った。それがおもしろいのかもしれないが。

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    2026年02月07日
  • ジェーン・エア(下)

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    ネタバレ

    主人公たちの心情の描写が本当に細かくて、ジェーンの心の矛盾や葛藤がこれでもかと描かれている。また、その矛盾も共感できてしまうから面白い。最悪な環境で育ったが、最後はジェーンにとって幸せに愛する人と一緒になれてよかった。

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    2025年10月02日
  • ジェイン・エア(下)

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    読み終わって、まるで韓ドラじゃないか…と。女子が夢中になる要素がこれでもかとたっぷりと。きっと大勢の漫画家や脚本家に影響を与えたんだろうな。

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    2025年06月24日
  • ジェイン・エア(上)

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    エリザベス。田舎に住む5人姉妹の次女。才知。活発。そろそろ結婚の年齢。ある日、男ダーシーがエリザベスに求愛するが、エリザベスは身分が高く、お世辞の一つも言わないダーシーを「高慢」な男だと決めつけ、ダーシーを拒絶する。そして愛想のいい男ウィカムと付き合いはじめるが、ウィカムは実はだらしないただの女好きだと判明する。その後、エリザベスはダーシーが寛容で思いやりのある男であると気づき、自らの偏見を改め、ダーシーとの結婚を決める。ジェイン・オースティンAusten『高慢と偏見』1813 ※女性、10ポンド紙幣
    ●ウィカム。男。末娘リディアと駆け落ち。
    〇ビングリー。男。温厚。ダーシーの親友。長女ジェイ

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    2025年04月21日
  • ジェーン・エア(上)

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    小公女みたいなストーリー 小公女のような物語。たまに訳が難しい時があるが、昔の古い表現方法だろう。下巻も読んでみよう。

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    2026年03月14日
  • ジェーン・エア(上)

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    ネタバレ

    いっきに読んでしまった。
    会話が現代では考えられないほど回りくどいし、聖書等の引用が多くて理解しにくいのになぜこれほど引き込まれるのか。
    サスペンスを読んでるのか?それとも少女漫画?
    読みながら自分が何を読んでいるのかわからなくなりながらあっという間に読み切ってしまった。
    下巻でどういう展開になるのか。
    それはそれとしてジェーンは孤独なのか?孤独ってなんだ?

    ロチェスター氏にとってジェーンは「おもしれーオンナ」ってとこか。
    2人のやりとりと、ジェーンのやけに冷静に自分を落ち着けようとしてるところとか、なんかもう少女漫画読んでるような気持ち。身分違いを受け入れてるからこそなのか?

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    2024年10月28日
  • ジェーン・エア(下)

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    ジェーン・エアという女性が両親を早くに失って、少女から娘へ他人の中で苦労して成長する物語。
     豪壮な館での家庭教師、ロチェスターというミステリアスな館主とのロマンス、手に汗握る展開、そして幸せに…というのが10代のころの読後感。読書録を見るともう一度再読しているらしいのだが、その感想は忘却の彼方…というわけで。

     今回、じっくり読んでこんな小説だったのか!と驚いた。

     まず、ヒロインの性格が秘めた情熱からはほど遠い、たおやかなものではない。恋する城主ロチェスターもものすごく嫌なやつ、そして極めつけは、荒野をさまようジェーンを助けた青年牧師セント・ジョンの性格も自己主張の強い策謀たけた嫌らし

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    2024年08月10日
  • ジェーン・エア(下)

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    美男美女ではない、
    女性からプロポーズをする、
    社会的な問題(学校)を批判する
    これらは、この時代にどう反応されたのだろう

    作品の暗さと孤独が、
    作者の経験に基づいていたと知って納得した

    ただ、後半の霊的なシーンは突然すぎて
    飲み込めなかった(信仰心???)

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    2023年12月16日
  • ジェーン・エア(上)

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    幼くして両親を亡くし、
    引き取られた先で虐待され、
    劣悪な寄宿学校では病で友人を失う…

    どんな環境でも自己を通す精神力と
    真面目に勉強をしたことに拍手を送りたい

    ヘレンの達観した人生観と
    諦めきって罰を受けているのが悲しかった

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    2023年12月16日
  • ジェーン・エア(上)

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    今まであまり昔のお話とか外国のお話を読んでこなかったけど、修飾詞?修飾句?の豊かさにびっくりした。「好きな人をどうしても見ちゃう」って言いたい時に「どうしても瞼が開きたがる」みたいな表現をしてるところがあって、こんなふうに表現できるのか!って感動した。

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    2023年06月02日
  • ジェイン・エア (下)

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    ジェーンの怒涛の人生を一緒に駆け抜けて、面白かった、ジェーンが好きになった。多くの人に愛されるのが分かる小説。この時代のハッピーエンドは結婚だから、最後はロチェスター氏と結ばれるけれど、それは完全に独立した女性としての彼女の意志で、しかも男は身体も不自由にされているという作者の徹底したジェーンの精神の自由への配慮に感心した。貧しくて不器量で身分が低くても毅然としたジェーンの生き様を見習いたい。

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    2023年03月21日
  • ジェイン・エア(上)

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    この作品は、亡き母の愛読書でした。母は貧しい家庭の育ちでしたが、師範学校を出て教員をしていました。現在の国立大学教育学部に相当する師範学校は、優秀な学生を集めて教員を育成する為に、学費がかかりませんでしたから。
    私は高校生の時にこの本を手にしましたが、母は「今の時代には合わない、古い小説だよ」と言って笑っていましたっけ。

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    2022年06月01日
  • ジェイン・エア (下)

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    ネタバレ

    とにかく地の文ーー語りが良い。油断して意識が語りにふっと吸い込まれて、何ページも何時間も経ってしまったこともあった。途中、3度くらい「このパートナー運の(男運とはいうまい、彼女の果敢な魂に懸けて)なさは何なの!?」と本を置いて溜め息を吐いたものだが。全体は主人公ジェインの、「その自由な魂のほんとうに充ち足りる『愛』」を指向して、大きく波立ちうねりながら進み、その愛に呼応したものの述懐が示すところによって閉じられる。前巻導入部に勝る「美」はない、けれど、ふたりが場所を越えて感応する箇所はまさしく完成されたもので、とても、うつくしい。

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    2022年01月23日
  • ジェーン・エア(下)

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    ロマンティシズムとリアリズムの境目の時期に描かれた小説と解説を読んで納得。
    ジェーンの思考、言葉の選び方、すべて私の感性に一致した。
    イギリスの田舎の風景描写がとても美しい。表現力に驚かされた。
    ロチェスター氏との愛の深め方が、よかった。もちろんロマンチックラブの要素はたくさんあり、嫉妬や燃え盛るような激しい感情に身を任せている描写も多いけれど。それ以上に性別や身分、障害などあらゆるものを超えていくような深いつながりをみた。今の時代ですばらしいとされるものと、1800年代と、さほど変わらない気がする。
    感情がなさすぎると味気ないけど、理性がないのも話にならないみたいな表現が上巻にあって…
    感情

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    2021年05月09日
  • ジェーン・エア(上)

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    ネタバレ

    主人公ジェーン・エアの友人ヘレン・バーンズの存在がとても強く印象に残っている。
    『辛いことがあってもそれを避けることができないのなら耐えることが義務、忍耐をしなければいけないのがあなたの運命。』
    『憎しみにうち勝つ最上のものは暴力ではない、傷を癒やす最良のものは復讐ではない。』
    現代に生きるわたしの心にもなにか響くものがある言葉たち。

    後半、ジェーンが主であるロチェスターに恋をした時にもこのヘレンの言葉を思い出す。
    「あなたは人間の愛を、あまり重要に考えすぎているわ。あまりにも一途すぎるわ。はげしすぎるわ。」

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    2019年07月20日
  • ジェーン・エア(下)

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    怖い、と思っていて読んでいなかった。それは小さい頃映像でちらりと見たからで、筋も大雑把に知っていたから。
    その後エミリー・ブロンテの嵐が丘は読んでいたのだが。

    がしかし。本はやっぱり良いわ。下巻は一気に読んだ。
    ありがとう、ウルフ(ヴァージニア・ウルフの「自分だけの部屋」でシャーロット・ブロンテに触れていたことがついに手を取ったキッカケ)。

    あー。オーソン・ウェルズ主演の映画見ちゃおうか。。

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    2019年04月17日
  • ジェーン・エア(下)

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    孤児のちいさなジェーンが、様々な苦難を乗り越え大人になり自立していく数十年はメロドラマ的だけれど、その裏にはキリスト教を背景とした裁きと慈悲がある。

    シャーロットブロンテが見てきたヒースの原野は今も変わらずそこにあります。

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    2019年03月02日
  • ジェイン・エア(上)

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    小尾さんの翻訳が読みたくて再読。小尾さんの日本語も勿論いいのだけど、ジェインの語りはかろやかに饒舌。シャーロッテ ブロンテも三姉妹の中で一番快活で社交的だったらしい事をうかがわせる。

    子ども時代の話が意外と面白い。小公女や秘密の花園を彷彿させる。お屋敷に来てからもある種の謎が潜んでいて、どちらかというと秘密の花園のほうが近いかもしれない。

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    2018年05月15日
  • ジェーン・エア(上)

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    ネタバレ

    コレクターズ版世界文学全集、訳は同じ方。装丁が素敵。
    ながーらくなんとなく知ってるだけでしたが、いや、こんなに魅力的なお屋敷小説だったなんて。
    初めのうちのイギリス中上流、女学校の暮らしぶりもそうですが、家庭教師目線の小説は読んだことなかったので。
    いや、そもそもあまり名作って読んだことないので、全てが新鮮。こんな面白いなら、小学生のうちに読んでおけばよかったです。
    なんでだろ、訳が良いのか、結構超えちゃってるとこもあり。
    後半は彼がうざかったですが、大団円でよかった。

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    2018年05月20日
  • ジェーン・エア(下)

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    下巻です!

    (上巻のレビューでも書きましたが)二十歳くらいのときに大好きな小説だったのですが、下巻を再読してみてびっくり。
    私ってこんなにロマンチストだったの?!
    たぶん、ジェーンエアが一番好きな本だと公言していた時期もあったと思う・・・
    今読んでもときめく本だとは思うけど、こんな恋愛に憧れていたのかしらと、違う意味でとても衝撃的でした。
    若かったのだなあ~

    あっ、先日読んだレベッカといい、大久保さんの訳最高です☆

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    2017年11月06日