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ロチェスター氏との結婚式の日、式場では意外な真実が暴露される。不気味な女の哄笑、引き裂かれたベール……。狂った彼の妻の仕業だった。屋敷を逃げだし荒野をさ迷うジェーンは牧師の家族に救われるが、ある晩、闇の中から彼の呼ぶ声を聞く。その声に導かれて戻ったジェーンは、失明し不自由な身となった彼と再会し、結ばれる。
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Posted by ブクログ
夏の嵐の夜、ジェーンとロチェスターが心を通じ合わせるシーンを初めて読んだ時は鳥肌がたった。 ロチェスターのもとを去る時のジェーンの葛藤は痛々しいほど頑なだけどその強さと正義に心打たれた。 クライマックス、 ジェーンがロチェスターの呼ぶ声を聞くシーン、ちょっと出来過ぎだけどロマンチックに痺れる〜 ヒ...続きを読むロインが美しくないと随所に記述されているが 裏返せば作者が美醜にこだわりがあったのかな? 今まで何度も読んだ大好きな小説
カズオ・イシグロが影響を受けた作家、作品にブロンテの『ジェーン・エア』を挙げていたこと、先日読んだ『イノセント・デイズ』の主人公・田中幸乃が中学時代にこの本を読んでいたのがとても印象的で、どんな本なのか興味を持ち、読み始めた。 とても面白かった! 上下巻でぎっしり書き込まれているので一気読みという...続きを読むわけにはいかなかったけど、じっくり毎日共に歩ませてもらった感じ。 ジェーンの冷静さ、真面目さと、恋心による揺らぎと、ときめきと情熱と、描かれ方のバランスがとても良かった。ロチェスター氏とのやりとり場面は甘々すぎてこちらも照れちゃうくらい。 離れてみて、他人と一緒にいて再確認した、二人の時の安心感、自然体のペースまで描かれていて、甘々というだけでない愛のお話に感じた。(ロチェスター氏のデレデレ具合にはおいおい…と思うところもあったけど。笑) この作品を読みながら、たしかにカズオ・イシグロを思い出し、特に『日の名残り』を読み返したくなった。内容は勿論全く違うけど、地に足ついた現実と、胸の中の情熱との書き方のバランスがとても似ていて。内と外が心地よい文章。 『イノセント・デイズ』については、このお話を幸乃が読んでいたということで改めて切なく感じてしまった…。
ジェーンの気位の高さや、傲慢な感じにちょっと疑問を持ちつつも、あまりにきっぱりと言い切るために受け入れてしまいます。 一人称で語る、その語り口が好きなのかな。 ドラマチックな恋を夢見る高校生の時に読んだのが我ながら正解?!
昔読んだ時とはやはり印象が違います。主人公ジェーンの言動も昔はとても真面目で人間離れした宗教的なものを感じましたが、今読むと生真面目で、年齢に相応しい可愛らしさを感じます。セント・ジョンもこの年頃にいそうな自惚れが描写されているのに気付きました。そしてロチェスター卿の若さと純粋さも読み返して初めて気...続きを読む付きました。
もう一度機会があれば読んでみたい。 10歳の頃の目線で読んだときの感想文とか書いててくれたら良かったのに私(笑)今の目線で読んだら全然違うんだろうな。
ジェーンのように切ないほど強くて繊細で純粋な女性。大好きです。本当に素敵な素敵な一冊です。大事に大事に読みたい本だよ!!
ジェーン・エアという女性が両親を早くに失って、少女から娘へ他人の中で苦労して成長する物語。 豪壮な館での家庭教師、ロチェスターというミステリアスな館主とのロマンス、手に汗握る展開、そして幸せに…というのが10代のころの読後感。読書録を見るともう一度再読しているらしいのだが、その感想は忘却の彼方…と...続きを読むいうわけで。 今回、じっくり読んでこんな小説だったのか!と驚いた。 まず、ヒロインの性格が秘めた情熱からはほど遠い、たおやかなものではない。恋する城主ロチェスターもものすごく嫌なやつ、そして極めつけは、荒野をさまようジェーンを助けた青年牧師セント・ジョンの性格も自己主張の強い策謀たけた嫌らしいやつ。 なんてこと!主要登場人物全員に寄り添えないではないか。人物たちが美男美女ならぬはいい、けれど各々の性格の我執、ぶつかり合いがすさまじくて、なんとも辟易するくらいだ。 と、違う印象に驚きながらも、長大な、ののしりあいのような会話が続くその内容は、作者ブロンテの18世紀ならではの、女性の自己確立への意気込みがひしひしと迫ってくるものなのだ。自己確立、自立ということは強い意志の現れ、それとブロンテさんの作家魂が加わったのだと思う。 さて、200年後のいまはどうなのか?ガラスの天井はつき破れていない。 読み継がれる名作ゆえん。
美男美女ではない、 女性からプロポーズをする、 社会的な問題(学校)を批判する これらは、この時代にどう反応されたのだろう 作品の暗さと孤独が、 作者の経験に基づいていたと知って納得した ただ、後半の霊的なシーンは突然すぎて 飲み込めなかった(信仰心???)
ロマンティシズムとリアリズムの境目の時期に描かれた小説と解説を読んで納得。 ジェーンの思考、言葉の選び方、すべて私の感性に一致した。 イギリスの田舎の風景描写がとても美しい。表現力に驚かされた。 ロチェスター氏との愛の深め方が、よかった。もちろんロマンチックラブの要素はたくさんあり、嫉妬や燃え盛るよ...続きを読むうな激しい感情に身を任せている描写も多いけれど。それ以上に性別や身分、障害などあらゆるものを超えていくような深いつながりをみた。今の時代ですばらしいとされるものと、1800年代と、さほど変わらない気がする。 感情がなさすぎると味気ないけど、理性がないのも話にならないみたいな表現が上巻にあって… 感情と理性のバランスが人間に面白みをもたらし深みも出るのだなぁと。
怖い、と思っていて読んでいなかった。それは小さい頃映像でちらりと見たからで、筋も大雑把に知っていたから。 その後エミリー・ブロンテの嵐が丘は読んでいたのだが。 がしかし。本はやっぱり良いわ。下巻は一気に読んだ。 ありがとう、ウルフ(ヴァージニア・ウルフの「自分だけの部屋」でシャーロット・ブロンテに...続きを読む触れていたことがついに手を取ったキッカケ)。 あー。オーソン・ウェルズ主演の映画見ちゃおうか。。
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ジェーン・エア
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大久保康雄
シャーロット・ブロンテ
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