長谷川卓のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ますます良い!!
伝次郎のべらんめいの言葉の裏の
男っぽさ、御家人、旗本でさえ許すまじと奔走。
そのせいで、逆恨みされ、殺し屋につけ狙われる。
一方大阪から、真夏を捨てた盗賊の元親分が死病を抱えて上京。ただ、娘の今を一目見たかったから。
3年前に娘の現在を調べさせるために江戸にやった部下から音信が切れる。
同時期、元手下の一人が、盗賊一家の準備支度金を横領した事件がおこる。どうも裏切り者が殺したらしい。
二つの事件が絡み合い大捕物になるのだが。
伝次郎の男気がカッコ良いのだ。
走れない元同心。それでも、かっこいい!!
戻り舟組同心!痺れるかっこよさを堪能。 -
Posted by ブクログ
久しぶりに最後までどうしても読んでみたいと思うシリーズを発見!
腕利きの同心として活躍した後、嫡男に譲り隠居。
隠居した今でも市井の厄介ごとを解決しては礼をもらったりしている。
妻はすでに無くした68歳。
南北奉行所の同心の数では、現在進行形の事件だけで手いっぱい。
解決を見なかった事件は永尋(ながたずね)となり未解決事件となる。
奉行所としても、そこは放置しておくのも厄介だ。
そこで、隠居しながらも元気で動けて頭も働くベテランを戻らせて未解決事件を一つでも解決したい。
そこで呼ばれたのが、二ツ森伝次郎と相棒の元同心、染葉忠右衛門。
そして現役時代の小者、鍋寅と孫娘・隼。
役者揃いと言お