戻り舟同心 更待月

戻り舟同心 更待月

682円 (税込)

3pt

3.7

万能薬で財を成した薬種問屋“讃岐屋”の皆殺しが永尋になり十一年が経った。ある日、戻り舟の二ツ森伝次郎は窩主買(けいずかい)から押収した盗品の中に、偶然、讃岐屋の根付を発見、悔恨の情を蘇らせる。引退直前まで追ったが捕縛できなかったのだ。ついに解決の糸口を掴んだかに思えたその矢先、根付を持ち込んだ盗人が惨殺された!? 伝次郎は、あの日の雪辱を果たせるのか。

...続きを読む

戻り舟同心 のシリーズ作品

1~7巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~7件目 / 7件
  • 戻り舟同心
    737円 (税込)
    多忙を極める南町奉行所は、増え続ける未解決事件に対処するため、元定町廻りの二ツ森伝次郎に再出仕を要請した。御年六十八、隠居暮らしは御免と市中の揉め事に首を突っ込む毎日を送っていた伝次郎、早速、往年の腕利き連中を集める。一癖も二癖もある伝次郎たちについた仇名が“戻り舟”。そんな折、九年前に商家の娘殺しを疑われた男の探索を依頼されたが…。元同心・腕利き爺の事件帖。
  • 戻り舟同心 夕凪
    759円 (税込)
    切れ者だが頑固で偏屈、そう揶揄されながらも六十八歳で同心に復帰した二ツ森伝次郎。ある日、彼を訪ねてきた老爺には、二十四年前に駆け落ちし失踪した娘がいた。ところが、浅茅ヶ原で見つかった白骨は自分だと、その娘が夢枕に立ったと言う。あまりに荒唐無稽な話だが、伝次郎は愚直に信じ探索を始めた。すると…。女剣士真夏も加わり、益々痛快、腕利き爺の事件帖第二弾!
  • 戻り舟同心 逢魔刻
    759円 (税込)
    二ツ森伝次郎たち“戻り舟”同心は憤っていた。一件の子供の拐かしから、残忍な人買い組織を五十年間野放しにしていた疑いが浮上したのだ。やがて、伝次郎の右腕・鍋寅の死んだ倅・吉三が、その存在に気付いていたと知る。御用聞きとして一人真相を追い、志半ばで斃れたのか…。子供たちと吉三の無念を晴らすため、捕物に命をかける熱い爺が、弔い合戦の火蓋を切る!
  • 戻り舟同心 更待月
    682円 (税込)
    万能薬で財を成した薬種問屋“讃岐屋”の皆殺しが永尋になり十一年が経った。ある日、戻り舟の二ツ森伝次郎は窩主買(けいずかい)から押収した盗品の中に、偶然、讃岐屋の根付を発見、悔恨の情を蘇らせる。引退直前まで追ったが捕縛できなかったのだ。ついに解決の糸口を掴んだかに思えたその矢先、根付を持ち込んだ盗人が惨殺された!? 伝次郎は、あの日の雪辱を果たせるのか。
  • 父と子と 新・戻り舟同心
    770円 (税込)
    上方の大盗賊・夜宮の長兵衛は、斬首覚悟で江戸へと潜入した。十六年前、泣く泣く手離した娘に一目会いたくなったのだ。余命僅か、必死に捜す長兵衛。一方、迷宮入り事件を専門に追う二ツ森伝次郎ら戻り舟に、多忙の奉行所から長兵衛捕縛の命が下る。どんな悪も許さぬ伝次郎だが、大盗賊の子への想いを知ると一肌脱ぐ決意をする――。待望の新シリーズ、感涙の幕開け。
  • 雪のこし屋橋 新・戻り舟同心
    748円 (税込)
    元研ぎ職人の栄七は六十歳を超え、静かに暮らしていた。だがある日、捨て子を助けようとして、拐かしを疑われ捕縛される。栄七は二十七年前、弟弟子を誤って殺し遠島となったが、大赦で帰還していたのだ。御用聞きの横暴に、戻り舟の二ツ森伝次郎は激昂する。人を過去で判断するなと解き放つが、栄七を狙う不審な影が――。老同心の粋な裁き、人情沁み入る熱血捕物帖。
  • 鳶 新・戻り舟同心
    715円 (税込)
    若えもんに手柄を譲る気なんざ、さらさらねえ! 凄腕の爺たちが、殺し屋どもを迎え撃つ!  時代小説の名手が描く、老同心の捕物帳。 凄腕の殺し屋を擁す闇の口入屋“鳶”――かつて二ツ森伝次郎たちにも凶刃を向けた因縁の敵だった。 永尋掛り同心の娘一ノ瀬真夏は、鳶一味の蓑吉なる男を偶然目にする。塒を突き止めた真夏は、伝次郎らと神田佐久間町の仕舞屋を張る。だが、その動きは察知されていた!  監視を逆手にとる狡猾な一味の殺しの標的は……(「鳶」)。 錆びつかぬ爺たちが弾ける傑作捕物帳。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

戻り舟同心 更待月 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年06月15日

    今回も一度は隠居していた腕利き同心たちが大活躍。
    資料を読み解く目と頭脳、図表化し仲間達のヒント。
    河野もくわわり、女装が趣味で女房子供から嫌がられ家を出ていたのは、花島太郎兵衛。
    芸達者ぶりは、現役同心も一目置くほど。

    今回も大事件ばかり。

    数を重ねるほどにこの老人たちの人生の深さや人を育てる...続きを読む

    0
    ネタバレ購入済み

    犯人の捕獲に血眼になる伝次郎

    2021年08月23日

    永尋同心、通称戻り船同心二ツ森伝次郎。朝八時の出仕である。奉行所内の掛りの部屋でいつものように朝の茶をすすっていると、平右衛門町の空き地で顔を潰された死体が見つかった知らせを聞いた。伝次郎は市中を見廻るのも重要なお役目である故、死体が見つかった現場方面に見廻りに出た。
    その現場に向かう途中、古物や...続きを読む

    #エモい

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年07月24日

    シリーズ3作目は短編集。
    捕り物、チャンバラ、人情噺、ある日の出来事、夫々にほっこりするようなエピソードがちりばめられていて、読んでて楽しい。
    登場人物の台詞で、ああ、そうだよなあ、と思わせるようなことがあっても次の物語を読む頃にはすっかり忘れている。
    物語を疑う事なく、楽しんで時間を過ごす。

    0

戻り舟同心 更待月 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

祥伝社文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

長谷川卓 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す