長谷川卓のレビュー一覧

  • 嶽神(上) 白銀渡り

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    武田家滅亡御その御遺金,嫡流をめぐり真田,伊賀,風魔の忍者,山の者,むかでなど異能の戦士たちがアンダーグラウンドな死闘を演じる.主人公は山の者を追放された一人渡りの多十だが,お決まりのように子供と女が仲間となり共に戦う.また火薬もなぜかこちらの専売のようで敵は用いない.いろいろ突っ込みを入れながらもスピード感につられて楽しく読めてしまう.

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    2015年08月10日
  • 嶽神伝 無坂(下)

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    ネタバレ

    戦国時代、山の民の伝奇物語。武田晴信の甲斐の国統一?をベースにして、山の民の生活が語られる。かなり派手なアクションもあり、一気に読めた。

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    2015年01月28日
  • 嶽神(上) 白銀渡り

    Posted by ブクログ

    全2巻。
    分厚い。

    「読まなきゃ損」みたいな
    帯のうたい文句とタイトルにつられて読んでみる。
    初めて読む作者。

    武田家の隠し遺産を巡り、
    次から次へと現れる忍者たちと対決する
    王道の伝奇もの。

    主人公が山の者で、
    敵が忍者で、
    仲間が特殊技能の持ち主で、
    隠し遺産で、
    有名どころもちょいちょい出てきて、
    設定はわくわくする感じだし、
    最初は結構引き込まれる。

    ものの。
    短い文節を積み重ねる特殊な文法、
    特に、台詞の途中に割り込む手法
    (「それは」○○は言った「こうだろう」)
    が、段々気になってくる。

    その手法のおかげでスピード感は出てるんだろうけど、
    逆に結構はしょられてることも多く

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    2013年11月04日