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宿敵との斬り合い、山の掟を破った者たちに下される「死より厳しい処刑」、武田と上杉の血みどろの攻防。家族を信じ仲間を思う無坂は、姫との縁にも助けられ、山の知恵で困難を乗り越えていく。だが安息もつかの間、木暮の里に凶暴な一団が襲いかかる! 睡眠不足必至の会心作!<文庫書下ろし>
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Posted by ブクログ
山の掟や生活、そして山本勘助との出会いなど無坂がしっかりして機転も利くので皆が無坂に信頼を寄せている。 展開が早くしかも読みやすいので飽きることなく読み進めれる。
いよいよ下巻。 お父さん無坂がかっこよすぎてやばかった。 上巻よりもより多くの血が流れているような、戦闘シーン多めのイメージ。 それでいて凶暴化さした猿vs人間との戦いが凄まじかった。(殺した猿は捨てるところがないという、まさに知恵もあり。) そのへんは一気読み。 ラストの方で、山の掟で外れになって...続きを読むしまった無坂だけど また違う出会いもあり。という具合に終わってしまった感じ。 この嶽神シリーズなんと全4巻出るとのことで(上下巻を1巻と数える) ものすごく楽しみ!
山の掟を破ったわたりの鳥谷衆への刑罰、集いの掟を破ってまでして妹が嫁いでいった久津輪衆を助けに行く無坂。 200匹以上の猿との死闘ら、目を離せない展開が続く。 最後に、二ツと無坂が出会い、次回策への期待が。 文句なし。
嶽神伝シリーズ、無坂編。上下巻。 「嶽神」を先に読みましたが、嶽神伝シリーズはそれよりも前の時代の話の様子。アクションシーンは「嶽神」の方が断然多かったけど、こちらの方が、山の民の暮らしぶりがより具体的でかつ生き生きと描かれており、興味深く読めた。シリーズが続いているようなので、今後の作品も楽しみ...続きを読む。
まさか最後の敵が奴らだとは! とにかく山にいきる人々とその掟をじっくり描ききるこの作品。 大興奮って訳ではないけど、じわじわっと来る一品です。
下巻も一気に読んでみました。こっちの方が物語に展開があっておもしろく、こうやって登場人物のつながりの蓄積で話はおもしろくなっていくのかなと思いました。それと、ハッとさせられたのは宴の理由のところ。「冬が終わった」「春がきた」そういう理由をつけて集まる方が、定期的に集まるにしたって義務感を感じずにでき...続きを読むるのかなと思いました。むしろ、そんな理由で集まる方が楽しく飲める気もする。今度やってみようかな。物語自体は、当初は「嶽神」がどこで出て来るのかとか思っていたけど、なるほど、シリーズで読むほど楽しみが増えていくそのものたちへの敬意、という意味でいい名前だなと思いました。
戦国時代、山の民の伝奇物語。武田晴信の甲斐の国統一?をベースにして、山の民の生活が語られる。かなり派手なアクションもあり、一気に読めた。
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嶽神伝 無坂
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長谷川卓
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