村上憲郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
村上憲郎著「一生食べれる働き方」PHP新書(2012)
*98年に日本がITバブル期を迎えたときには、通信網が急激に整備されて行きました。バブルはこの通信回線の価値が謝って評価された所に生まれたのです。
*ハイエクは正義について語るとき、あくまで身の丈から出発することを重視します。自分の利益、自分の家族の利益、会社の利益、自分の地域社会の利益、と自分の同心円上で私利私欲で行動すれば良いというのです。私欲から出た行動は、決して本人だけを利するわけではありません。市場を経由することで社会全体の利益につながるかるです。ということは、自分のためにお金を稼ぐ事が最終的には最貧とよわれる10億人の生活水準を周防氏でも良くして行く事でもある。ハイエクは私欲を援護するのです。
*プラザ合意以降、20世紀最後の十数年で、日本経済は急激な栄光盛衰を経験した。そのなかで、マンキューの経済学に出会い、ハイエクからは経済人としての倫理的根拠を学んだ。
*経済にはトレンドがあるのですから、社会的役割を終えた企業が消えて行くのは健全なことです。斜陽の会社が消え、優秀な人材が放出されます。そして新しい成長分野に人材が供給されます。そう考えるとこようの流動性が確保されていない日本は非常に大きな損失です。日本経済の活力を取り戻すためにこれからのビジネスマンは雇用の流動性を受け入れながら遣って行くしかないと思います。リストラされることや会社がなくなることを普通の琴として受け入れ、転社しても通用するプロとして独自にキャリアを積み重ねて行く。それは本当の意味で安定した立場を手にしれることなのです。
*変わるためにはどうすればよいか。それはリスクをとること。どんな小さな事でもかまわないので、仕事のうえであえてリスクのある選択肢をえらんでみる。可能な限りリスクテイクするという習慣をつけていくのです。若いビジネスマンであればいままでやったことのない仕事を引き受けてみる。特に会社として新事業に乗り出すようなチャンスがあれば積極的に手をあげる。マネジメントポストにいるひとだったら、思い切って仕事を一任してしまう。これだけ環境がきびしくなってくるとおとなしくしていてもジリ貧になるのですから、相対的にリスクをとることのデメリットは低下しています。
*リスクを取れといわれたとき、誰でも心配するのは失敗したときのことでしょう。たしかに、新規事業にカカンに手をあげたはいいけれど見事にこけて責任をとらされることになるといった事態はできるだけさけたいもの。それを理解したうえで、それでも何もしないよりマシといいたい。なぜならその人は貴重な失敗の経験を手にいれています。ここまでくるとあとは個人の価値観の問題です。 -
Posted by ブクログ
村上憲郎著「村上式シンプル英語勉強法」ダイヤモンド社(2008)
*文章を読んでいるときにはもはや自分の意識の中に、日本語だとか英語だとかいう意識がなくなっている。そんな行きに到達することを目標にしたいと思います。
*それにはひたすら英語を読むしか有りません。単語にして300万語を読めばいいでしょう。これはどの程度の分量かと言えば、小説にして30冊分、ノンフィクションなら15冊分に値します。まずは最初は三分の一の100万語を目指すとして小説として10冊分です。
*英文の出だし12種類
(1)前置詞で始まったらイントロ (例)In Japan
(2)「The〜」「A〜」なら主語
(3)「When」で始まってカンマがあったら主語
(4)名詞ではじまったらだいたい主語
(5)「It〜」なら「It 〜that」か「It〜to」となりだいたい仮主語
(6)「To〜」ならイントロもしくはカンマがなければ主語
(7)「There〜」ならThere+動詞(V)+主語(S)で「Sがある」
(8)「Ving〜」なら、イントロもしくはカンマがなければ主語
(9)「Ved by 〜」なら、カンマまでイントロ
(10)「what〜」なら、文末に?がなければ主語
(11)「〜ly, But」なら、カンマまでイントロ
(12)それ以外の特殊なケース(ほとんど出てこない) -
Posted by ブクログ
この本のタイトルの働き方とは、「目の前の仕事に必死でくらいつく」とともに「高いビジョンを目指すこと」をして仕事をすることだという。そして、今後の労働環境が昔のように会社に依存することがベストな解ではなくなってきている中で、自分のスキルを会社依存型から独立型自立型に組み替えるということがポイントになると主張している。
この独立型自立型にスキルを組み替えていくための1つの解は、現在働いている会社の中で、自分がどのように活躍したいのかのビジョンを描き、そのビジョンを実現するために、今の環境の中でスキルを身につけることを必死に行うということだと思う。
本文は、著者の経歴とその中での自分経験が書かれており、全体として散文的なので、興味のある部分だけ読んでもよいだろう。
以下、個人的に記憶に残った部分を書き残す。
・成長分野で新たな仕事に恵まれ、それなりの成果を上げてこられたのは「大局観」をもっていたせい
・マンキュー経済学: 経済学の10大原理
・フリードリヒ・ハイエクの思想:自分のためにお金を稼ぐことが、最終的には最貧といわれる10億人の生活水準を少しでもよくいている・・・だから私欲を持つことは罪悪ではない。
・生き残れる企業と進化できずに消えていく企業との違いは、成功体験から脱却できるかどうかである
・職務経歴書を作る
・リスクを取りに行かない人は沈黙に徹し、けしてリスクを取りにいく人の足をひっぱらないこと -
Posted by ブクログ
1947年生まれ。
まさに団塊の世代の著者が学生運動をやっていた時代から、ビジネスパーソンとして日立の子会社で働きはじめ、その後外資系IT企業を渡り歩く話を軸に、いかに働けば食い扶持を失わないかということを説いている。
そして、著者は最終的にGoogle日本法人の社長となっている。
楽しい仕事、夢中になれる仕事ばかりでなくとも、目の前の仕事に全力で取り組めば、その経験が必ず後になって役に立ち、あとになって充実した時間を過ごせる。
納得できない環境下でも、自分なりの希望を見い出し、すべての行動が血となり肉となり、糧になる。
だから常に真剣に取り組めば、その瞬間はとても苦しくとも、実りある時間だったということに長い時間を経て気付くだろう。
つまり、いつでも「食うために必死になって働け!」ということなのである。