村上憲郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
村上憲郎著「村上式シンプル英語勉強法」ダイヤモンド社(2008)
*文章を読んでいるときにはもはや自分の意識の中に、日本語だとか英語だとかいう意識がなくなっている。そんな行きに到達することを目標にしたいと思います。
*それにはひたすら英語を読むしか有りません。単語にして300万語を読めばいいでしょう。これはどの程度の分量かと言えば、小説にして30冊分、ノンフィクションなら15冊分に値します。まずは最初は三分の一の100万語を目指すとして小説として10冊分です。
*英文の出だし12種類
(1)前置詞で始まったらイントロ (例)In Japan
(2)「The〜」「A〜」なら主語
(3)「When -
-
Posted by ブクログ
この本のタイトルの働き方とは、「目の前の仕事に必死でくらいつく」とともに「高いビジョンを目指すこと」をして仕事をすることだという。そして、今後の労働環境が昔のように会社に依存することがベストな解ではなくなってきている中で、自分のスキルを会社依存型から独立型自立型に組み替えるということがポイントになると主張している。
この独立型自立型にスキルを組み替えていくための1つの解は、現在働いている会社の中で、自分がどのように活躍したいのかのビジョンを描き、そのビジョンを実現するために、今の環境の中でスキルを身につけることを必死に行うということだと思う。
本文は、著者の経歴とその中での自分経験が書かれて -
Posted by ブクログ
1947年生まれ。
まさに団塊の世代の著者が学生運動をやっていた時代から、ビジネスパーソンとして日立の子会社で働きはじめ、その後外資系IT企業を渡り歩く話を軸に、いかに働けば食い扶持を失わないかということを説いている。
そして、著者は最終的にGoogle日本法人の社長となっている。
楽しい仕事、夢中になれる仕事ばかりでなくとも、目の前の仕事に全力で取り組めば、その経験が必ず後になって役に立ち、あとになって充実した時間を過ごせる。
納得できない環境下でも、自分なりの希望を見い出し、すべての行動が血となり肉となり、糧になる。
だから常に真剣に取り組めば、その瞬間はとても苦しくとも、実りある -
Posted by ブクログ
英語の勉強法についての本は既に山ほど出ていて、もうメソッドとしてはとうに出尽くした感がある。それでもこの本に興味を惹かれたのは、著者が米国googleの副社長であるということと、それでいながら英語を勉強したのは30歳を過ぎてからだったというのが面白いと思ったからだ。
30歳を過ぎてから英語を勉強するというのは、相当実践的なやり方に焦点を絞って、余計なことをしないという割り切りが必要になる。その点、やはりこの著者は、かなり実際的な考え方をしているし、自分自身の経験と実績にもとづいているので、説得力がある。
この本で解説されている方法は、どれも、とても共感出来るものばかりだった。
特に、本当にそ