清水茜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこの話を読んで悲しい気持ちになりました。私という人間が一人生きるために、大勢のがん細胞たちが犠牲になっているからです。何も悪いことをしていないのに、未熟に生まれてきただけに不必要なものとされ、一切の慈悲をかけずにゴミのように切り捨てられてしまいます。また、がん細胞だけでなく、私のために一生懸命はたらく細胞たちも、治療の過程で一瞬にして消し炭にされてしまうこともあります。私の生は大勢の細胞さんたちの犠牲の上で成り立っています。私一人を生かすために細胞たちが大勢死ぬのなら、私も死ぬ気で健康に気を使って生活してみようと思います。タモリさんが言っていた「健康のために死ねる」の意味が少し理解出来ました。
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Posted by ブクログ
『はたらく細胞』のスピンオフ。今回は猫の体内や体の機能、病気(人畜共通感染症も)について。総体としての体からすれば日常でも、体内の細胞からすれば大騒動なのは、人であれ猫であれ、同じこと。
今巻はダニ予防、嘔吐、毛玉猫ひっかき病、爪切りと、飼い猫と飼い主にとって日常的でごく普通のことを取り上げる。
ちなみにこの体の持ち主は元野良猫で飼い主は猫初心者の女の子なので、初めの巻をこのようなエピソードにしたのは妥当だと思う。私は第1話のダニ予防が一番印象に残ったかなぁ。
私は幼少期からの猫好き&家に猫がいる環境でずっと暮らしてきているので、飼い猫の生態や体の機能の確認がてら、楽しく読んでます。 -
Posted by ブクログ
今回のハイライトは、やっぱ出血性性ショックでしょう。この世界(からだ)の持ち主は、色々な病気になっていて大変です。今回は一歩間違えると命を落としていた可能性もありましたし、かなり緊迫した展開でしたが、世界(からだ)の外側からの介入により、無事生き永らえました。読んでいて、結構ドキドキしましたねぇ。
あとデング熱は少し笑った。デデーン。
デング熱は2006年刊の日本経済新聞科学技術部『感染症列島』日経ビジネス人文庫でも取り上げられていて、「地球温暖化などの影響でデングウイルスを運ぶ蚊の生息域は北上している」とありましたが……(p.90)。