あらすじ
【電子限定おまけ付き】キラーT細胞、ヘルパーT細胞。2人は胸腺学校時代の同期だった!? 彼らの知られざる青春時代を描いた「胸腺細胞」をはじめ、「血液循環」「風邪症候群」「獲得免疫」「ニキビ」の全5編を収録!!
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自分の身体のなかに存在する、たくさんの細胞。そんな細胞たちがもし意思を持って働いていたら……。そんな世界を再現した「細胞たちのお仕事マンガ」。
「赤血球」は体内で酸素を運ぶ配達屋さん、「白血球」は侵入してきた細菌やウイルスを排除する掃除屋さん……と、聞いたことのある細胞も、初めて知る細胞も、すべて擬人化され、それぞれの働きっぷりが面白おかしく描かれているので、
「インフルエンザってこうやって治すんだ!?」
「花粉症でくしゃみが出る理由ってそうだったんだ!」
と、自分の身体のなかで何が起きているのかを楽しく知ることができます。
個人的にツボなのは、1巻の表紙(左)にも登場している白血球さん。細菌を見つけ次第、片っ端から殺戮していく姿は、もはや掃除屋というより殺し屋。目がイっちゃってるもん……。
でも、「自分が今日も元気で居られるのは、私のなかの白血球さんが血まみれ(笑)になりながら頑張ってくれているからなんだなぁ、私も頑張らないとなぁ」と、何だかやる気をもらえるのです。
あなたの細胞さんたち、元気に働いてますか?
感情タグBEST3
匿名
おもしろい
風邪、ニキビなど日常で悩まされるものたちが、体の中でどうなっているのかがわかりやすくなっています。
発熱したらキラー細胞が頑張ってるんだなってしみじみしちゃうと思う。
免疫
・風邪症候群:抗生物質は効かない。ほとんどウイルス感染によるものだからだ。
抗酸化作用のあるビタミンなどを接種してもあまり効果はない。風邪をひいたら自宅で寝てるのが一番。
症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまり、微熱、頭痛。マスクは風邪にかかった人が他の人に移さないためのもの。
・予防接種:病原体でなくても、病原体の免疫記憶を惹起するような物質を注射して、
自分の(その病気に対する)免疫能を高めるもの。
免疫能を高めることで、病気から身を守る(ワクチンが効くといいなという人ほど効きにくい)。
麻疹(はしか)、風疹、ムンプス(おたふく)はワクチンで予防したほうがいい。
・獲得免疫:生後に感染や予防接種などにより、後天的に獲得した免疫。
特定の病原体だけを相手するスペシャリスト。液性免疫と細胞性免疫がある。
・液性免疫:Bリンパ球主体。対象は主に細胞外の細菌感染症。
液性免疫が弱いと、莢膜を作る感染症(肺炎球菌など)で死にやすくなる。
・細胞性免疫:Tリンパ球主体。対象は主に細胞内のウイルス感染症。
細胞性免疫が弱い(AIDSなど)と、真菌(かび)感染やウイルス感染に弱くなる。
・自然免疫:誰でも相手にするジェネラリスト。その分、その防御能は強くない。
(強すぎても炎症自体が体を攻撃してしまうが)
・免疫反応はバランスが大事。弱すぎると感染症にかかりやすくなる。
強すぎると自己免疫疾患を引き起こす。
今回はなかなか身近な題材
血液循環の基礎勉強会に始まり、風邪症候群、ニキビの話とかなり身近な題材。
今回は漫画独自設定たる一般細胞くんの部屋も見せてもらえる。
「食べたら出す」
Posted by ブクログ
カラダの中で働く細胞たちは日々努力してるんだ。ウィルス感染細胞や癌細胞を破壊する殺し屋“キラーT細胞”は熱くなりすぎて、仲間にもそうなることを強制する、ちょっとウザい奴。キラーT細胞に出動命令を下すのが仕事の“ヘルパーT細胞”は冷静。キラーT細胞に対し、「もうちょっとクールにやれないかなあ。」と諭すのだが、“キラー”のほうは聞き入れない。けれど、実は二人は胸腺学校時代の同期生だったのだ。
胸腺とはT細胞のもとになる細胞(前駆細胞)を立派なT細胞へと分化、成熟させるためのリンパ器官だ。胸腺学校の訓練はそれはそれは厳しかった。そこには“正の選択”(有用なT細胞を選別して成長させる)、“負の選択”(自己を攻撃する有害なT細胞を排除する)というテストがあり、最終的には僅か数パーセントしかT細胞になれないのだ。天才型のヘルパーT細胞と努力型のキラーT細胞はかつてはライバルでありながら友情で結ばれ、ともにかけがえのない青春時代を過ごしたのだ。
細胞さんたちがこんな涙ぐましい努力をしてカラダを守ってくれていたなんて…!カラダ大事にしようっと。
勉強になる
怪我した時はあれが働いてくれてる。
風邪になったらあれが働いてくれてる。
みたいに分かった作品。
身体の中では常に戦ってくれて感謝
Posted by ブクログ
シリーズ、第三弾。
白血球や赤血球なと、体内の細胞が一生懸命働く様子を擬人化した作品。
・血液循環
・風邪症候群
・胸腺細胞
・獲得免疫
・ニキビ
肺循環と体循環、キラーT細胞とヘルパーT細胞、制御性T細胞、細胞分裂、RNA、ライノウイルス、マクロファージ、予防接種、ムンプスウイルス、毛母細胞、アクネ菌、などなど
面白くて、ためになる作品ですね。
T細胞たちの過去話
ヘルパーTやキラーTの過去の話が出てきて楽しい。実は制御性Tも同期だったのか。ヘルパーTやキラーTは成長途中に何があってこうなったんだろう
匿名
やっぱり
やっぱりおもしろい!
勉強になるし、頭にすぐ入る
自分の身体がこんなに頑張っているんだと思ったら愛おしく思えます!
Posted by ブクログ
白血球さんがメインの話が多い。
影で赤血球ちゃんを見守りアシストする過保護気味の白血球さん。
キラーT細胞とヘルパーT細胞の過去のわちゃわちゃ・・立場が完全に逆転してる。
なにがどうなってへにょへにょからあんなムキムキに?
そして樹状細胞さんのラスボス感が凄い。勝てる相手がいないのでは?
風邪の菌の増殖力と、小さい頃の予防接種の大事さが分かりました。
記憶細胞さん仕事して
Posted by ブクログ
とにかく、白血球さんがカッコイイ
ヘルパーT細胞さんとキラーT細胞さんの過去が分かる回
くすっと笑えて勉強にもなるので、日常に疲れた時におすすめ
Posted by ブクログ
この漫画家の方は劇画タッチも、良い意味での気が抜けたかのようなシーンも、本当に作者の方の気持ちが伝わる描写で描くことが出来ていてすごいと思った。
Posted by ブクログ
一つの毛穴での戦いが面白かった。
白血球さん、皮脂でほっぺがたっぷたぷ。無事でよかったけど、男の子にもらったツノをつけて、赤血球ちゃんに転職しました?って言われたの笑っちゃった。
Posted by ブクログ
細胞擬人化お仕事コメディ3巻目。
細胞たち、主に血球系・免疫系の細胞が、もしも人間だったら、という発想で突っ走るシリーズ。相変わらず好調。
主人公はちょっとドジだけど明るく前向きな赤血球AE3803番。赤血球が危ない目に遭うときには、なぜか白血球U-1146番がその場に居合わせる。顔色が悪いが頼りになる仕事人である。
赤血球の仕事は身体の機能を潤滑に動かすために酸素などを運ぶこと、そして白血球の仕事は侵入してくる敵を撃退して身体を守ることである。
この巻では、T細胞やB細胞、毛根の細胞たちも活躍。
この巻のお話は、<血液循環><風邪症候群><胸腺細胞><獲得免疫><ニキビ>。
<血管循環>では、方向音痴でいつまでたってもひとり立ちできない赤血球が一念発起。独力で血液循環を一巡りしようと決意する。それを知った白血球も密かに見守ることにするが、そういう時に限っていろんなことが起こるわけで・・・。
<風邪症候群>。免疫系細胞に比べて地味に暮らしている一般細胞。来る日も来る日も分裂してはコピーが一人前になるまであれこれ教えては送り出し、の繰り返し。あーあ、退屈。そんなココロの隙に忍び寄るのは、いたずら者のちょっとおもしろそうなヤツ。すっかり仲良くなるけど、え、こいつ、ほんとは誰なの!?
<胸腺細胞>。白血球とともに身体を守るキラーT細胞やヘルパーT細胞。マッチョなあいつとクールなあいつは実は胸腺学校時代の同期。昔の写真が意外な過去を暴き出す。胸腺の負の選択・正の選択がブートキャンプばりの選別テストの結果だったなんて!
<獲得免疫>ではB細胞の一種の記憶細胞が主役。脳裏にぼんやりと浮かぶおかめさんの顔。何か不吉な予感がする。この世が、終わるのか・・・?
<ニキビ>。悪いやつ(=アクネ菌)に取り憑かれた1つの毛根。豊富な皮脂に力を得た菌はやりたい放題。毛根を司る細胞たちにとっては大事な場所だが、身体全体から見れば所詮は毛1本。戦いに疲れた細胞たちはあきらめの境地。だが身を挺して働く白血球の姿と、毛母細胞ぼうやの叫びに奮起した一同は、ついに立ち上がる・・・!
特に専門家が監修についているわけではなさそうだが、大きな破綻なく、楽しく読ませる。というか、このかっ飛んだ発想は、あまり細かいことにこだわるとなかなか出てこないかもしれない。そこが持ち味。
おもしろかった
ニキビのことが知りたくて購入しました!!!!
しりたかったことはあまりわからなかったけどおもしろかったです!!!!!!!!
Posted by ブクログ
わりとここらへんはアニメ化されている気がする。
いつもながら読みやすくてよい。
あと白血球さんが優しい…。
話題のチョイスがいいなー、おたふく風邪とかにきびとか。
Posted by ブクログ
身体の中は、まだまだ不思議がいっぱい。
しかも、生まれ持った身体だけでは対処できないウイルスもいっぱい。
自分の体の細胞たちを、少しでも労わってあげたくなる。
Posted by ブクログ
形式に慣れちゃったためか、若干インパクトに欠けた感があったけれど、安定の面白さです。ニキビが印象的だったかな。こんな怒涛のストーリーになるくらい、体の中は毎日劇的なんだな、と感慨深いです。
Posted by ブクログ
妹より。
安定したクオリティ。そして笑い(笑)
からだの中ってすごく頑張っているんだなぁ~。
私的に白血球さんが好き。
いつも流血の大惨事だけと。
Posted by ブクログ
3巻目も、おもしろかった〜。
方向音痴の赤血球ちゃんが心配で
血液循環一周の旅に
つきあってしまう好中球がナイス(^_−)−☆
おたふく風邪の予防接種ネタが
大変よく理解できました。
あと、私的イチオシ細胞のヘルパーTと
キラーTの訓練生?時代が楽しかったわ。