清水茜のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「おくすり」は人体のためにやってくるけれど、「この世界」の存在ではない。
細胞たちに恐れられ、それでも人体(せかい)を救って、最後は壊れゆくおくすり達は、外見もいかにも異質。一見かわいらしくても、どこか不気味。
あくまで「この世界とは相容れない」外観になっている。わたしは不調を感じたらわりと簡単に薬を飲んでしまうけれど、人体の細胞にとってはエイリアンなんだなぁ、となんかめちゃくちゃ納得させられた。
なかでも、圧巻は2話目、水ぼうそうワクチン。
世界の遺跡の奥ふかくに、厄介な恵みの神として祀られている、ワク・チーンwに、うっかり感動してしまった。 -
Posted by ブクログ
ご無沙汰しております。
某国家試験の予備試験のため読書をお休みして受験勉強しておりました。
また少しずつ再開です。
この本も参考に読みました。
わかりやすくて良かったです。
身体の中で日夜、こんな騒ぎが繰り広げられている…休むことなく…そう思うと、なんだか自分の身体が愛おしくなりますね…
深酒、喫煙、夜更かし、暴飲暴食…
そんな「いけないとはわかっていても、なんかやめられない」という悪癖を断つにはいいかもしれません。
健気な赤血球ちゃんや、かわいい血小板ちゃんや、不死身の好中球さんや、ややサイコ気味のマクロファージさんや…みんなが一致団結して命を守っている…彼らの努力を考えると…無謀な