清水茜のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
『はたらく細胞』のスピンオフ。今回は猫の体内や体の機能、病気(人畜共通感染症も)について。総体としての体からすれば日常でも、体内の細胞からすれば大騒動なのは、人であれ猫であれ、同じこと。
今巻はダニ予防、嘔吐、毛玉猫ひっかき病、爪切りと、飼い猫と飼い主にとって日常的でごく普通のことを取り上げる。
ちなみにこの体の持ち主は元野良猫で飼い主は猫初心者の女の子なので、初めの巻をこのようなエピソードにしたのは妥当だと思う。私は第1話のダニ予防が一番印象に残ったかなぁ。
私は幼少期からの猫好き&家に猫がいる環境でずっと暮らしてきているので、飼い猫の生態や体の機能の確認がてら、楽しく読んでます。 -
Posted by ブクログ
今回のハイライトは、やっぱ出血性性ショックでしょう。この世界(からだ)の持ち主は、色々な病気になっていて大変です。今回は一歩間違えると命を落としていた可能性もありましたし、かなり緊迫した展開でしたが、世界(からだ)の外側からの介入により、無事生き永らえました。読んでいて、結構ドキドキしましたねぇ。
あとデング熱は少し笑った。デデーン。
デング熱は2006年刊の日本経済新聞科学技術部『感染症列島』日経ビジネス人文庫でも取り上げられていて、「地球温暖化などの影響でデングウイルスを運ぶ蚊の生息域は北上している」とありましたが……(p.90)。 -
Posted by ブクログ
「おくすり」は人体のためにやってくるけれど、「この世界」の存在ではない。
細胞たちに恐れられ、それでも人体(せかい)を救って、最後は壊れゆくおくすり達は、外見もいかにも異質。一見かわいらしくても、どこか不気味。
あくまで「この世界とは相容れない」外観になっている。わたしは不調を感じたらわりと簡単に薬を飲んでしまうけれど、人体の細胞にとってはエイリアンなんだなぁ、となんかめちゃくちゃ納得させられた。
なかでも、圧巻は2話目、水ぼうそうワクチン。
世界の遺跡の奥ふかくに、厄介な恵みの神として祀られている、ワク・チーンwに、うっかり感動してしまった。