曲亭馬琴のレビュー一覧

  • 椿説弓張月2

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    ネタバレ

    本編の後半だが、完結せず続編(第3巻)につながっていく。われらが為朝が大島流罪となって伊豆諸島を制覇したり仇敵から征伐を下されたりする様子が描かれるが、史実はここまで。ドラマティックな死に別れの後の四国、九州への旅、そして白縫との再会等を経て、清盛討伐への出発、馬琴の伝承・想像の世界への旅立ちがさえわたるところまでがこの第2巻。読本の面白さ、当時の江戸の人たちの熱狂ぶりが想像できる。それにしても相変わらず北斎の挿絵が逸品で素晴らしい。光文社古典新訳文庫の面目躍如といったところだろうか。凄いとしか言えない。

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    2025年12月23日
  • 椿説弓張月1

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    ネタバレ

    5か月刊行が完了したので読み始めた。源為朝の伝承の冒険ものの読本で、第1巻は九州追放、保元の乱、平治の乱、伊豆追放と史実に沿って物語が展開されるので、まずは導入として楽しく読める。馬琴は子供向けの八犬伝を読んだきりで、原文には手を出す気はなかったので、こういった翻訳が出るのはとても助かる。二巻以降は荒唐無稽な内容になっていくと思うけど、読み進めると当時の読み手のわくわく感がそのまま伝わってきそう。この文庫シリーズでは葛飾北斎の挿絵が随所にちりばめられ、そのすばらしさと精緻さに圧倒される。読んで2度楽しい。

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    2025年12月15日
  • 椿説弓張月1

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    さて、物語は崇徳院と後白河天皇(後に法皇となり絶大な権力を持ち大天狗と綽名される)の対立から始まる。この二人、父親は同じ鳥羽法皇である。しかし鳥羽法皇は、祖父白河法皇に寵愛される崇徳院を煙たく思っており、自身が院政を敷いて後、崇徳院に速攻で譲位を迫り、わずか3歳の近衛帝を即位させた。近衛帝が17歳で病死した後、崇徳院は、当然自分の息子が帝位につくと期待していた。ところが、次の天皇についたのは、お気楽三昧で暮らしていた後白河帝だった。後白河帝の乳母だったのが、信西。乳母子が帝位につき、我が世の春を謳歌していた信西を、快く思っていなかった少年為朝。信西が弓の名手として挙げた清盛と頼政を一蹴。
    博学

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    2025年10月19日
  • 椿説弓張月2

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    滝沢(曲亭)馬琴は、映画にもなった里見八犬伝の原作『南総里見八犬伝』で知られるが、最初のヒット作はこちらだ。当時は『八犬伝』の馬琴ではなく『椿説弓張月』の馬琴だった。そしてテッパン葛飾北斎とのコンビ作である。

     主人公は源為朝。源為義の八男で、頼朝の父・義朝の弟にあたる。大河ドラマ『平清盛』では橋本さとしさんが演じていた。乱暴者で父の為義に持てあまされ、九州に追放されたが、手下を集めて暴れまわり、一帯を制覇して鎮西八郎を名乗る。そのため、鎮西八郎為朝ともいう。

     保元の乱では、父・為義と共に、崇徳上皇方につき、強弓と特製の太矢で大奮戦するが敗れ、伊豆大島へ流される。配流先でも国司に従わず、

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    2025年09月21日
  • 南総里見八犬伝(一) 運命の仲間

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    信乃と荘助が仲良くなってよかっ たです。浜路が殺されて可哀想でした。最後に信乃がみんなとはぐれて次はどうなるのか気になりました。

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    2025年08月27日
  • 南総里見八犬伝(一) 運命の仲間

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    八犬ってあるように、犬とつく8人がいて、玉を持って光ったら仲間ってことなんだよ(10歳1ヶ月本人談)

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    2025年01月21日
  • 南総里見八犬伝 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    この薄さで要点をしっかり辿れるの素晴らしい!原文はなかなか手が出せないけど、訳でだいたい掴んでから読むと、ちゃんとわかるし、なにより言葉の流れが気持ちいい。
    毛野ちゃんのスプラッタ戦闘シーンと、猪に松明付けて放つ戦法、これはもうバーフバリはまった人はハマるでしょう。
    めちゃくちゃ強くてめちゃくちゃ心のしっかりした八犬士だけど、お互いに「もっとこうしたほうがいいんじゃない?」って言えたり、素直に受け入れられる関係性がいいね。曲亭馬琴に、あなたの作り上げたキャラの魅力は令和の時代にもズバンと刺さってますって伝えたい!

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    2024年01月12日
  • 南総里見八犬伝(三) 決戦のとき

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    千葉県の南房総のお話

    面白かったです。
    やっぱり最後は8人ぜいいん姫と結婚するのな。
    もう想像通り(笑)
    でもちょうどよく8人姫生まれたことの方がすごいがな。
    あと伏姫すごいことするよね。
    人を大きくしたり、キツネを竜にしたりすごい。

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    2020年11月29日
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 上

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    時は永享10年、1438年。騙し討ちにあい憤死した父の遺志を継ぎ返り咲いて安房国を治める里見義実にまつわる因縁のもと、全国に散らばった八犬士が運命の糸に結ばれて集まってくる。そして妖怪、妖婦、極悪非道の者までばったばったと倒しながら里見家に揃うと、扇谷、山内の軍勢と一戦を交えて叩き潰す!おお、伝奇小説の神、馬琴の八犬伝!この話は設定を決めた時点で勝ちだ。50年に及ぶ長い話で原本は106冊に及ぶらしいが上下巻は現代語訳では最も読みやすいと言われる白井喬二版。だが本音を言えば司馬遼太郎か隆慶一郎に書き直してほしかった。随分淡白なのだ。しかしNHKの人形劇を思い出し、宿命に定められた八犬士が集まって

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    2020年11月22日
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 下

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    読み終わってしまうのが、悲しくてたまらない…といった感じで残りのページをめくってしまった。京都編も入っていて、読み応え抜群!

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    2013年01月12日
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 上

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    ネタバレ

    夢中で読んでしまった。毎日読むのが楽しみで仕方がなかった。初心者向けの訳を読んだ後、より詳しく読みやすい訳をと探してたどり着いたこの本。白井恭二氏の現代語訳がとてつもなくすばらしい。
    ぜったいに読むべき!

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    2013年01月12日
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 上

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    ふと、あるキッカケから読んでみようと手に取ったがこの分厚さ。
    まぁさらりと読み流せばいいだろう・・・と思いや、この面白さ。こんな勧善懲悪モノを読まずに何を読もうというのだろう。
    八つの玉から生まれ出でる8人の犬士たちの武勇、艱難、心情モノ。
    ありとあらゆるジャンルを籠めたこの上下2冊を読むほかない。

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    2011年12月08日
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 上

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    信乃を始め、格好良くて強い
    殿方がたくさん出てきます(笑)

    いつ誰がどうやって登場するのかを
    ドキドキしながら読んでました。

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    2009年10月04日
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 上

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    南総里見八犬伝の現代語訳版。
    珠に導かれた八人の犬士達の織り成す物語です。勧善懲悪ですっきり。
    難しい人名などにも新章ごとに読み仮名がふられており、読みやすいと思います。

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    2009年10月04日
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 下

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    上巻に続いて、信乃たちは玉の持ち主を探すためにさまざまな地域を駆け巡る。その過程で敵をなぎ倒していき、本作の後半でついに八人の剣士たちが集う。その後本作最大の敵である扇谷定正に立ち向かい、最後に八犬士は里見家の娘たちと婚姻を結んで物語は幕を閉じる。

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    2025年12月04日
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 上

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    ストーリーは現在でいうRPGのような展開で、伏姫の死によって散らばった八つの玉仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌を、信乃を中心に所有者たちと出会い、ときには信乃たちを襲う敵と戦いを交える。

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    2025年12月04日
  • 里見八犬伝 4

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    南総里見八犬伝がこんなに壮大なファンタジー物だとは知らなかった

    古典取っ付き難いけど、これなら物語ナビや挿絵も十分にあって楽しく読み進められた!

    時は戦国時代...
    呪いを解くために8つのたまを通して繋がる犬士たちの冒険!!

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    2023年12月28日
  • 南総里見八犬伝 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    読本だけあって、原文を声に出して読むと、調子がよくて気持ちがいい。全巻現代語訳はないそうだが、庶民の本の読本であるから現代の庶民にも原文で読めそうだ。
    さすがビギナーズ・クラシックスで、よくまとめてくれていて大体のストーリーや雰囲気はわかった。これで多少は八犬伝の会話に参加できるかもしれない。
    ただ剣士の活躍の話だから殺戮や戦いの場面が多く、しかもかなり戦慄的。ここにピックアップされた話が特にそういう場面が多かっただけなのだろうか。

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    2023年11月21日
  • 南総里見八犬伝 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    とても面白かった。冒険ファンタジー小説としてよく出来ている話。キャラクター一人一人が魅力的だし、戦いのシーンも躍動感があってワクワクする。
    仲間で支え合い戦っていくのがいいね。
    水滸伝を元にしたとのことで、伏姫の珠が108だったり、芸が細かい。
    馬琴が挙げている小説を書く時の7つの法則の7番目・隠微が興味深い。現代的なテーマも内包しているのではなかろうか。
    元は106冊だということで、いい感じの現代語訳があったら全編読んでみたい。

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    2023年02月27日
  • 南総里見八犬伝(三) 決戦のとき

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    ついに八人が集結しました。戦いはクライマックスへ。特に記憶に残っているのはケノが考えた作戦で剣士達が敵に立ち向かうシーンです。

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    2022年01月19日