【感想・ネタバレ】現代語訳 南総里見八犬伝 上のレビュー

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時は永享10年、1438年。騙し討ちにあい憤死した父の遺志を継ぎ返り咲いて安房国を治める里見義実にまつわる因縁のもと、全国に散らばった八犬士が運命の糸に結ばれて集まってくる。そして妖怪、妖婦、極悪非道の者までばったばったと倒しながら里見家に揃うと、扇谷、山内の軍勢と一戦を交えて叩き潰す!おお、伝奇小説の神、馬琴の八犬伝!この話は設定を決めた時点で勝ちだ。50年に及ぶ長い話で原本は106冊に及ぶらしいが上下巻は現代語訳では最も読みやすいと言われる白井喬二版。だが本音を言えば司馬遼太郎か隆慶一郎に書き直してほしかった。随分淡白なのだ。しかしNHKの人形劇を思い出し、宿命に定められた八犬士が集まってくるだけでゾクゾクする

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2020年11月22日

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ネタバレ

夢中で読んでしまった。毎日読むのが楽しみで仕方がなかった。初心者向けの訳を読んだ後、より詳しく読みやすい訳をと探してたどり着いたこの本。白井恭二氏の現代語訳がとてつもなくすばらしい。
ぜったいに読むべき!

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2013年01月12日

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ふと、あるキッカケから読んでみようと手に取ったがこの分厚さ。
まぁさらりと読み流せばいいだろう・・・と思いや、この面白さ。こんな勧善懲悪モノを読まずに何を読もうというのだろう。
八つの玉から生まれ出でる8人の犬士たちの武勇、艱難、心情モノ。
ありとあらゆるジャンルを籠めたこの上下2冊を読むほかない。

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2011年12月08日

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信乃を始め、格好良くて強い
殿方がたくさん出てきます(笑)

いつ誰がどうやって登場するのかを
ドキドキしながら読んでました。

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2009年10月04日

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南総里見八犬伝の現代語訳版。
珠に導かれた八人の犬士達の織り成す物語です。勧善懲悪ですっきり。
難しい人名などにも新章ごとに読み仮名がふられており、読みやすいと思います。

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2009年10月04日

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実際に読んだものは昭和51年に河出書房より発行された日本古典文庫19巻「南総里見八犬伝」(白井喬二訳)です。

およそ30年ぶりに本棚より引っ張り出し再読しました。
あらすじは足利幕府と管領家をめぐる結城の合戦に端を発し、落ち延びた里見家の再興を図るために奇縁でつながる八犬士が放浪の末に巡り合い、宿敵を倒すという冒険活劇ファンタジー。

伏姫と八房にふりかかる玉梓の怨念。仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の八つの霊玉。狐狸や妖怪との対決など破天荒なストーリーで楽しませてくれるが、とにかく登場人物の多さと複雑に絡む相関関係が消化しきれず、後半は大雑把な筋を追う形にならざるを得なかった。
手づくりの相関図が少しは役に立ちました。

仕上げは漫画で復習することにします。

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2021年09月08日

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読みやすい~~!!今まで児童用しか読んだことなかったから伏姫さまが畜生の情欲…とか言い出すの衝撃的で笑いました。だいぶ因縁入り交じりすぎててちょっと??てなる時もあるけど必ず犬士が勝つから問題ない

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2021年02月13日

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歴史文学を読もうキャンペーンその2?
戦いのシーンはイメージしやすかったけど登場人物が多くかつ名前が難しいので話が物語に入り込み辛かった、、、
犬山道節がかっこいい

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2020年02月29日

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長い間読みこがれてきた娯楽小説だけあってなかなか読み応えがあり。たまにはこのような本を読んでみるのも良いと思った。「仁義礼智忠信孝悌」の八徳を覚えらるるメリットもあります。

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2018年10月23日

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小学生の時に簡単なものを読んで、すごくハマったのを思い出した(*^。^*)
ダイジェストだが、大筋の流れがわかって、あーそういえばこんな話もあったなー、と思い出すのが楽しかった。

全訳には興味があるけれど、すごく長い話なので、覚悟して読まなくては…。

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2015年08月26日

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200年経っても終わらないコンテンツ! 馬琴の大作「南総里見八犬伝」、長く読まれて来たメジャーな翻訳を文庫本上下二冊で。
てなわけで比較的メジャーな訳本でありながらもちっとも手を出さなかった私、ようやく読んでます。ハードカバー時代もあり長く読まれて来た訳本。原典に挑戦する前に流れを掴みたい方にはまずお薦め。…だけどあの台詞ない! あの表現ない! あのエピソードない!! ってゆー、ダイジェストものにはつきもののプンプンが当然ありますので出来ればこれで満足せずに原典なり他の抄訳なりも読んでほしいところです。
京極夏彦か! ってくらい分厚くて買った時はびっくりした。でもこの厚さでも岩波三巻の途中までしかないのよ…と書いてて気付いたけど、てことは後半かなりはしょるなコレ… せめて上中下で出して欲しかったです。つまりハードカバーの時からもっと訳してほしかったってことね。

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2013年06月05日

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全訳ではなく抄訳なのですね。現代語訳と銘打たれ、ズッシリと厚いので、最初は全訳とかんちがいして読みました。
見事な筆致で読みやすいので、省略部分は気になりません。しかし原作の全てを知り尽くしたいという方には、別の書籍も必要です。
私的には八犬伝に欠かせないと思われる面白シーンが、さりげなく削られていて驚くこともありました。
とはいえ、その選択眼には一貫性が感じられ、よくまとまり、訳者による独自の創作部分はとくになく、圧巻のページ数をほぼ飽きずに読めるエンターテインメント性があり、作品の全体像を詳しく知るという目的には最適だと思います。

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2013年02月13日

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現代語訳、読みやすい!

登場人物が多くて途中で人物相関図が欲しくなる。。。

どのキャラクターも活き活きしていて、それぞれの人生に荷を負いながら、おなじ運命のもとにある仲間を探し出す、という物語の王道。
胸躍らないはずがない。
人があっけなく死んでしまうのには驚きだけど。

いよいよ、8犬士のうち7名が判明し、残すは1名と、全員が一堂に会すること。

これが、200年近く前に書かれたというのだから、物語の力には圧倒される。
下巻が楽しみ。

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2012年03月25日

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何度も目にする機会があったけど、改めて読むと、すごく面白い。仁義礼知…等の学問や思想で扱われた語句をキャラクター一人々々に当て嵌めて解説の代わりにし、大衆向けのドラマを構成し、同時に解釈とした滝沢馬琴は天才だと思う。

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2011年04月15日

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現代語訳と銘打つだけあり、とても読みやすい。
大まかなストーリーしか知りませんでしたが、次から次へと八犬士に降りかかる困難に、ハラハラドキドキされられっぱなし。

江戸時代に大ベストセラーになったのも納得。

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2011年02月01日

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なんか急に読みたくなったので読んでみました。今年が戌年だからか俺が戌年だからかなのか。原文では辛いので現代語訳で勘弁。
八犬士、名前が似てて区別しにくいけど話としては十分面白い。

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2009年10月04日

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今の社会通念に照らしてみると、どうかな、と言う部分も少なからずありますが、それでも時を超えてなお魅力あふれる作品です。

滝沢馬琴は、執筆中に母を失い、子供を失い、おまけに自分は失明したのに、それでも嫁に字を勉強させ、口述筆記させて書き上げたという根性の本です。(字をろくに書けなかった嫁は大変だったでしょう)

主要キャラ8人が一堂に会すまで、実に執筆開始から20年を経過するなど、この作者は、ほんま見上げた根性の人ですねえ。

疾風怒濤、押しも押されぬ畳みかけるような展開で、物語の前半はとても面白です。だから特に上はおすすめ。

次は原文で読みたいなあ。

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2009年10月04日

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小学生の時に。

今にも通じるストーリーの構成が面白い。

桜庭一樹の『贋作里見八犬伝』をこの前読んだので思い出し登録。

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2012年07月09日

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