沙村広明のレビュー一覧

  • ハルシオン・ランチ(1)

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    あまり沙村先生の作品を読んでなかったからこんな作風の漫画を描くとは意外だった。
    摩訶不思議な世界観でもうなんというか「ザ・アフタヌーン」漫画というか。

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    2014年12月17日
  • 幻想ギネコクラシー 1巻

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    すっごい面白かった!!!パラレル、SF、ギャグ…いろんな短編が収まっているが、なんだこの面白さは…短編の切れ味抜群。BL好きな私としては『殺し屋リジィの追憶』…佐吉の話を詳しく描いて欲しいーっ、 BL好きはそう、留吉はどうなったんだ、って思うし、『イヴァン・ゴーリエ』は海外の短編小説を読んでいるようだった(谷崎潤一郎の『刺青』と言う作品にインスパイアされて描かれた作品と書いてあったので、こっちも読んでみたい)…狂った母親が抱いていた下賤の生まれの男、伸ばし放題の髪に髭、逞しい肉体、あのフォルムだけでなんだろう、物凄く滾る。画力のなせる業と言うより、あの男の置かれている生が非常にBL臭かった。台

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    2014年10月06日
  • ブラッドハーレーの馬車

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    賛否両論問題作。
    私は賛でも否でもないんですけどね。ブラッドハーレー伯爵のしたことは断固糾弾されるべき、許されないことだとは思うけど、そういうのと、物語って、べつだよね?

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    2014年08月28日
  • 春風のスネグラチカ

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    奥深い話でした。探し物がそんなに重いものなのか、ちょっと首を傾げましたが。この頃のロシア史を詳しく知らなかったので、興味深く読めました。ここまで書き上げる作者の筆力に感嘆しました。

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    2014年08月24日
  • 春風のスネグラチカ

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    ネタバレ

    凄まじい完成度。
    彼が誰なのか、彼女が誰なのか、は薄々わかったが、
    個々の設定を超えて互いの関係および感情まできっちり描き切り終える。
    手本のような作品。

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    2014年08月13日
  • 春風のスネグラチカ

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    沙村作品はこの一定の暗さが続くのが気持ち良い。読み終わったあとにもう一度読むとまた違った読み方が出来て、素晴らしいミステリ。
    さらに史実が含まれているせいか、何度も読み返してしまう。
    沙村作品が好きな方は読んで損はありません、てゆーか読むべき。

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    2014年07月31日
  • 幻想ギネコクラシー 1巻

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    沙村広明は何故斯くも素晴らしいのか。美女が沢山で素晴らしい。特に嘘つき村と正直村の2人の少女と2人のイブが最高だ。強かな(性格の悪い)美女は本当に素晴らしい。
    5pモノなど、本当に短編の多い短編集だ。短編からも沙村広明の構成力、発想力が伺えて恐れ入る。彼のギャグがマジで好き。
    女性を惨憺たる目に合わせることが得意な沙村広明だが、本書後書きにてギネコクラシーの名の通り自分の作品には女性上位の作品が多い、女性の社会進出を応援する旨記されており興味深い。確かに暴行されても陵辱されても何時でも、沙村広明作品に登場する女性は強かだ。

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    2014年07月19日
  • 幻想ギネコクラシー 1巻

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    この人の書く女の子って、基本的に金太郎飴なんだけど、そもそもその金太郎飴自体が非常にgoodなので、飽きないわけですね。

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    2014年06月28日
  • 幻想ギネコクラシー 1巻

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    短篇集のそれぞれの話のオチが想像を超えていて面白い。

    古典や小説のパロディが多いです。
    個人的には、それが、また良かった。

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    2014年04月27日
  • ハルシオン・ランチ(1)

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    ゲロマンガです。
    いえ、ヒロインが本当にゲロするんです。
    神様は大変な変態にマンガを描く才能を与えてしまいましたな。
    神様グッジョブ。

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    2014年03月06日
  • 無限の住人(25)

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    期待を上回る壮絶な死様でした。
    外道も極めると死に際の言葉が染みてきますね〜。
    1対3の不利な戦いだったし。
    凶もなんだか普通に万次を助けてたけど、御法度はどうなったんだろう??

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    2013年10月06日
  • 無限の住人(30)

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    人に強く薦めたくなる作品じゃないけど
    独特の世界観や演出がくせになる、そんな作品。
    最後も作品のタイトルっぽい終わり方と言えるんじゃないでしょうか。
    またゆっくり1巻から読みたくなりますね。(´∀`*)
    大好きだ~!

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    2013年09月03日
  • 無限の住人(30)

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    うぉおお!終わってしまたぁああ!
    そしてやっと借りれたぁぁああ!


    良い終わり、だったんじゃないですかねぇ。

    最初から最後までに全て凛のエゴで一貫してたけど
    それが良いと言えば良いし
    それが糞と言えば糞。

    味方にも敵にもそれぞれの事情と立場があって
    それぞれの想いに影響されながら自分はどうやって生きていこうか、と
    もがき続けながらも復讐を果たす凛、っていうのは良かったかな。

    どの登場人物にも今そうやって生きている理由っていうのが明確にあって
    脇役たちがそれぞれ確立されているところが最後まで読ませたなぁ。

    面白かった。

    槇絵様最高w

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    2013年08月23日
  • 無限の住人(30)

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    ふぅ.....とうとう終わってしまった。20年に渡る長期連載、トンデモ時代劇漫画

    最後の最後で逸刀流の人間は当主を含みそのほとんどが死に絶えてしまった。作中でも評されていたようにまさに「鮮烈」の一言であった希代の剣士天津影久の生涯は、自らの手で残した禍根によってその生涯に幕を閉じた。一人の読者として影久の死は寂しさもある。でも乾坤一擲まで絞りつくしたのちに朽ち果てたその姿こそが、逸刀流当主天津影久としての生きざまだったのだろう。

    そして彼の死は凛と万次の旅の終わりへとつながる。親子であり、兄妹であり、世にいう用心棒と雇い主の関係とはまるで異なる二人の関係は、切っても切り離せない不思議な縁で

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    2013年08月18日
  • 無限の住人(30)

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    「滅茶苦茶な剣劇・時代劇だった」
     19年という長期連載の末、30巻で完結した怪作の評価として、誤解される、誤解のない最適な言葉だと思う。 
     最後、小指のない手に気づかなくて、レビューサイトをみて気づいたんだけどねw(ココが分からないとエンディングを迎えられない)

    不死の「百人斬り」卍と、両親を惨殺され復讐に燃える少女・凛、凛の仇・天津影久率いる圧倒的な強さの「逸刀流」異形の型の超人剣士たち。
     そんな面々が織りなす、墨絵の印影世界に、極彩色の命と血飛沫で彩色されるジャパネスク・ソード・バトル。

    槙絵の強さが美しすぎた。

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    2013年08月12日
  • ハルシオン・ランチ(1)

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    SF漫画の中でもかなり斬新。設定がいい。女の子可愛い。ブラックユーモアてんこもり。一気に読むとなんか疲れるからしばらくはいいやってなる。でもまた読み返したくなるから手元に置いておきたい一冊。

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    2013年08月04日
  • ハルシオン・ランチ(2)

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    初めの方は1巻同様の良い意味でひどい漫画だった。後半はSFっぽくなりつつ、やはり良い意味でひどい感じだった。
    面白かった。

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    2013年08月02日
  • ベアゲルター(1)

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    良いです。『無限の住人』作者による現代劇。現代劇でいいのかこれ。

    細かい点をリアルに描くことで「キャラ、ストーリーのぶっ飛びっぷり」をより
    鮮烈にする。『無限~』でも使われていた手法ですが、これが個人的には好きです。

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    2013年04月08日
  • 無限の住人(30)

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    ネタバレ

     19年も続いてたのかぁ。最初の1巻を買ったきっかけは忘れてしまいましたが、もっと早く終われたたんじゃなかろうかと思うところはありますが、終わり方が良かったのでやっぱり星1つで。

     万次さんはあれからもずっと不死なのですね。あれだけの事があったのに長い間の事でもう記憶が薄れているのが淋しいです。
     でもこれからもなんだかんだ言って人助けするんだろうな。そういうところが好きです。
     いや、そして彼はあの歴史的な有名人のあの人なのん(笑)

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    2013年03月09日
  • 無限の住人(30)

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    大学生のころから読み続けていた大好きなマンガが終わった・・・マイミクさんの解説によりすべてが納得がいき、途中の迷走には目をつむるとして、最後までさむらっぽさをなくしていないいいマンガだった。完結してこんなにうれしかったマンガはないね

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    2013年03月05日