鳩見すたのレビュー一覧
-
-
-
Posted by ブクログ
大好きな鳩見すたさんの作品。
基本的には群像劇風の短編集で、ほのぼのした恋愛話があったと思いきや、おじいさんの過去を振り返るような話があったりして、話の毛色は様々。そしてどの短編もよくまとまっていて、感情をちょっと優しく揺さぶってくれるような、いい話が詰まっている。
も特筆すべきは、短編ごとの面白さに加え、群像劇として「ああそうだったのか!」とこちらを唸らせてくるような伏線やミステリーめいた関連性が短編の間に盛り込まれており、また様々な毛色の話でありながら、一冊を通した作品の雰囲気を確立していて、最後には一冊の本を読み終えた読後感がしっかりとあることだろう。
どこをどう切り取っても面白 -
Posted by ブクログ
いやしかし、アキは一巻に1回は漂流しないと気が済まないのかね!(爆)
シリーズ3巻目。
前巻のラストから、地下世界の冒険があるかもと予想していたけどちょっと違った。
でもまあ当たらずといえども遠からずかな。
あと予想と言えば世界が海に沈んだ後の4つの選択肢も3つは当たった。
宇宙に二通りあるのはわからなかったけど。
それにしても相変わらず女の子たち3人の会話が楽しい。
天然アホの子のアキは確かに太陽だ。
いつでもたくさん生きてるアキは素晴らしい。
しかも王子様だとは。
なんでハーレム展開になってますか!?
女の子なのに(笑)
本巻の個人的ハイライトはアキが深海に挑む場面。
息を止めて深く