佐々木典士のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
物で溢れ返った「汚部屋」からミニマリストへと転生した著者が断捨離のコツや物を持たないことによって得られる幸せについて綴ったエッセイのような1冊。
ビフォーアフターの写真を見ればその差は一目瞭然。
外出先から帰ってきた時、一息つこうと思っても物が散乱していたらどうも落ち着かない。
逆に余計なものが一切ない空間だと心までスッキリしてくる。
あまりガランとしすぎていてもそれはそれで空虚な気持ちになってしまうかもしれないけど…。
物に執着していると幸せの本質を見失ったり、過度な比較意識から劣等感に苛まれたり…多くのデメリットがあるのだと気づかされた。
今は情報過多の時代なのでその波に呑まれすぎないよ -
匿名
ネタバレ 購入済みためになった
収納がある分だけ物を置いていいような気持ちになってしまうんだなと思った。何かこんな風にしたら使えるかもとクリエイティブな考えをするのもよく分かる。この世には色んな物があるのだから、自分が何か生み出すより商品を買った方が満足すると思った。
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Posted by ブクログ
思い出の品を写真に撮ればいい
それは筆者が写真好きだからだろうな。私はそれでは捨てられない
目が見えなくなったら、思い出はどうやって振り返るんだろう。目が見えなくなる可能性は低いと考えて捨てようということなのだろうか
思い出と生きるか、明日を生きるか
それは、とりあえず捨ててみよう、という簡単な思いつきで答えを出していいのか
正直、モノを捨てるということは、思い出を捨てているんだと思う
だから捨てていい、今後も切れていい縁を捨てた方がいい
その取捨選択を捨ててから学んでしまうのはあまりよろしくない気がする
ただ、そうならないように物をあまり買わないようにしようとは思った
人件費は少 -
Posted by ブクログ
フランクな文体で友達に語りかけるように軽やかだけど、ミニマリズムの利便性だけでない、精神性もしっかり書かれているベストセラー。
モノを減らす方法やサービス活用法も本書にはありますが、それよりもエッセイパートで語られるモノと人間のかかわりの歴史や、「所有」が人間に与える影響が一番興味がそそられました。生きていくために最小限の持ち物しか持てなかった原始から、モノに溢れている現代までの人類とモノの関わりがごく簡単に、わかりやすい言葉で書かれています。この歴史だけでも、狩猟採集時代から農耕・牧畜時代、産業革命以前と以後、戦中戦後、バブル期とその崩壊、インターネット普及からサブスクが当たり前になった現 -
Posted by ブクログ
【読み終えた日】
2023/8/17
【この本の学びとして、実生活で実践したいことを自分の言葉で表現するとしたら】
まずモノを買うとは、購入にかかる金銭的コストと、購入後維持管理にかかる金銭的・体力的・精神的コストが発生することを意識し、それでも購入のメリットが上回っていると判断した場合は購入を許可する。購入メリットの基準は、それが実生活で本当に必要、もしくは自己投資としてチャレンジしたいもので、単に刺激を得るために買うのではないと言い切れること。「あったら便利」は「無くても良い」と表裏一体である。そしてモノを手放す際は、心からの感謝とともに手放すこと。 -
Posted by ブクログ
習慣に必要なのは意志力?それとも我慢??
いつまでも踏ん張る必要はない。習慣とは何かを究極まで掘り下げられている。
何かを始めたいor辞めたいと思ったときに背中を押してくれる本。
⭐︎特に自分に活かせそうだと思ったこと(ネタバレ有)
◉習慣の要素は「トリガー」「ルーチン」「報酬」
私は、ここ2ヶ月で日記を書くことが習慣づいているのだが、それは
・朝早く起きる(トリガー)
・お気に入りの手帳と万年筆を出す(ルーチン)
・一行でも書いたらご褒美シールを貼る
書いた日記をSNSに上げて見てもらう(報酬)
ことで当てはまるのではと思った。
他のやりたいことでもどんどん応用していったらいい!
◉思考