【感想・ネタバレ】自炊の壁 料理の「めんどい」を乗り越える100の方法のレビュー

あらすじ

「どうすれば、自炊を楽しく続けられるのか?」コスパ、レシピ、味、献立、キッチンの5つの壁を乗り越えれば、こんがらがった料理の当たり前が消える! 料理がもっと自由になる! 料理入門中のミニマリストと、ゆるすぎる自炊料理家が100のテーマで「壁」を解き明かす、一生モノの“自炊”啓発書。

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Posted by ブクログ

料理入門中というミニマリスト・佐々木典士さんの共著。SNSで話題になっていたので読んでみました。
本書はレシピ集でも節約本でもなく、「自炊」という行為に立ちはだかるいろんな壁(コスパ・レシピ・味など)について言語化し、「どうすれば、自炊を楽しく続けられるのか?」の解決策を対談形式で探っています。
などは自炊経験もありますし、かなり適当にお料理できるタイプなので、共感する部分も多々ありました。基本的には自炊未体験の方よりも、一度自炊を挫折した方、または日ごろの料理が面倒だと思っている方に向けた内容です。最後まで興味深く読めました!

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2025年07月24日

Posted by ブクログ

自炊……苦にならない。毎日コンビニご飯の方が辛い…。という派なので、どこらへんが壁になるのか、その壁をどう乗り越えていくのかが知りたくて読んだ一冊です。

そうなんですよね。料理食べるのももちろんですが、作るプロセスも楽しいんですよね。ふふふ。お醤油が里芋に染み込んだ色をしてきたぞい。とか、あー、野菜炒めの油が野菜にまわっててりっとしてきた!!というのも楽しくてやめられません。

自分のご飯はホームという感覚もよく分かって、そう!自分の作ったみそ汁が飲みたいんだよ!これこそ私のホーム!とよく思うなぁとも実感しました。あと私にとっては山形県の芋煮がホームでもあります。

あと、一番しっくり来たのが「名もなき料理を作ろう」という点です。私、ハンバーグ作れません。ミートソーススパゲッティ作れません。肉じゃが作れません。料理は比較的する方ですが、名のある料理は数えるほどしか作れないのです。ですので、日々のご飯は名もなき料理ばかり。この食材(この味)が食べたいからどうしようか…。からスーパーに行くことも。あと、「エスケーププラン」これも大いに頷きました。私のエスケーププランな日はたまごかけご飯か納豆かけご飯です。もう、これさえ食べておけば大丈夫!と。

本当に料理をする上で、頷かされることが多く、また逆にそこが壁だったんだ!と新たな発見のある一刷でした。

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2025年06月06日

Posted by ブクログ

トマトを皿に乗せるだけで自炊。なんて救われる内容なのだろう。そして自分の食べたい物を作る。囚われていた一汁三菜も一汁に野菜を入れるだけでいい。一人暮らしや結婚初心者に重宝する。そして布巾問題。皿を拭いてテーブルやキッチン周りを一枚で全部終える。実家は綺麗好きではない母親が不潔だとテーブルや皿拭き、キッチン周りと同じ布巾は使わないので自分も縛られていたが洗えば良いとの事、そして読んだ日にテレビでも手拭いで全て拭いて洗濯機に入れると言っていたので解放された気分。
自己流で自信を持って生活していけばいいと励まされた時間だった。

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2025年05月13日

Posted by ブクログ

8割の家庭料理を自炊の延長にしてほしい。家庭料理にハンバーグと唐揚げを求めないで欲しい。心から願う。いや、私は料理する方だと思うしそこそこの腕前だと思うが、家庭料理にハンバーグと唐揚げを求める奴の何割が自炊してるか。顆粒だしバンザイ。いいじゃん。そうでないと自炊絶滅するぞ。台湾香港南方中国大都市みたいになるぞ。
個人的には一口ガスかIHコンロと炊飯器とレンジとオーブントースターと50アンペアあればなんとかできると思うが、これは結構上級編だと思う。

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2025年04月30日

Posted by ブクログ

家事の中で、なぜか壁が高すぎる[自炊]

それがなぜなのかを考えて答えを出そうとしてくれている一冊

わかるー!わかるー!の連続でした

もう少し肩の力を抜いて、今日も自炊と向き合ってみようと思えました

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2025年09月30日

Posted by ブクログ

日経で紹介されていたので買って読む

自分の中の自炊のハードルがかなり下がった気がするが、家族にも同じマインドになってもらうのは難しいかも

まとめ買いの方が節約になると思って、野菜も肉もまとめ買いして使いきれなくてアップアップしてた
こまめな買い物がおすすめされていたことが、一番気が楽になった
までよりも少し毎日の楽しみが増えそうな気がする

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2025年08月17日

Posted by ブクログ

料理に関するあるあるを漏れなくカバーしています。重要なところがハイライト表示されており速読でき助かりますました。

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2025年08月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自炊は資本主義に抗う行為。
なにかができるようになると、野生ポイントが上がる。
無理だと思ったらやめるべき、面倒だと思ったら続けるべき。
口の大きさは3~4センチ、底に入るように切ればいい。
塩分1%が美味しさの秘訣。100グラムに対して塩ひとつまみ。
ハンバーグ問題=初心者向きではない。失敗する要素が多い。
野菜を焼く、肉を焼く、から始める。
塩+油。油は調味料。
酢+塩+油。ドレッシング。
酢+塩+砂糖、しょうゆ+みりん、

野菜+タンパク質=キャベツ+豚肉、大根+鶏肉、ほうれん草+鮭、ネギ+豆腐、トマト+卵
素材+香り=肉魚+レモン、肉+黒こしょう、ほうれん草+ごま、きゅうり+しょうが、なす+大葉、トマト+バジル

包丁は5背年以上1万円前後。切れ味が長持ちする。いい鋼材を使っているから。

自分のレシピ本を作る。
味噌汁は何を入れても成り立つ。ミネストローネも同じ。
焼き塩はさらさらして使いやすい。
キビ砂糖は茶色なので間違わない。
醤油は小さなメーカーで気に入ったものがあれば。メーカー品のオーソドックスなものでいい。
味噌は値段が高いものが美味しい。
みりんは本みりんから選ぶ。
料理酒は酒税を避けるため塩分が含まれている。塩分が含まれていないものを選ぶ。

自分が欲しているものを食べる。毎食パーフェクトでなくていい。

刺し身、肉野菜の炒め物煮物、焼いた肉または魚、
具だくさんみそ汁、野菜スープ、具だくさんサラダ、焼き野菜、茹で野菜、野菜の和物
旬の野菜を使う
春=菜の花、春キャベツ、新じゃがいも、アスパラガス
夏=トマト、きゅうり、なす、ピーマン、ズッキーニ
秋=さつまいも、れんこん、きのこ、にんじん
冬=大根、白菜、ほうれん草、小松菜、長ネギ

買い物は2~3日に一回、きちんと使い切る、高くても少量のもの。鮮度に課金していると考える。
じゃがたま人参、は買い置きできる。煮ればカレーができる。味噌汁でもいい。
味噌汁、フリッタータ=厚焼のオムレツで使い切る。
野菜を一口大に切って、オリーブオイルとにんにくをいれてオーブンで焼く。

無印良品の「落ちワタ混ふきん」超吸水キッチンクロス。

やりたくないと思う行為は、やり終えたときに意志力が増す。
洗い物はタイムマネジメントの練習になる。
家事は面倒くさいと思う自分と向き合う時間。
手を動かしながら行う瞑想の時間。

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2025年07月15日

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コロナ禍で飲食店が閉まった時期には注目を集めたものの、収束後は再び「めんどい」というイメージに戻りつつある自炊という行為。個人的には在宅リモート勤務中心の生活なこともあり平日は毎晩キッチンに立っているが、まぁ別に無理してまでやることではないけれどこの物価高の時代に家計を助けてくれる手段ではあるので料理は出来て損は無いと思う。ただ、個人的にはそういった実利的な側面よりも冒頭で述べられる「一分一秒でも時間が生まれたら、ついスマホを見たくなって、コンテンツ産業に時間を奪われてしまう」資本主義の時代に抗う究極的に非効率な行為こそが料理なのだという主張が最も響いた。やっぱり料理は楽しいからする、のが良いよな。

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2025年04月22日

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私は自炊が全然苦にならないタイプ。
なので自炊が苦手な人はこういう所が壁になってるんだなって感じた。
料理に対する考え方も山口祐加さんと似ていて共感する部分が多かった。

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2025年11月08日

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自炊を始めた当初は、レシピサイトで一生懸命レシピを検索して献立を立てて、料理をしていた。
でもだんだん美味しいと感じなくなり、自分は料理が下手だったんだなぁと結論づけて料理が億劫になった。

そんな私には共感できることだらけで、もっと力を抜いていいんだよとずっと語りかけられているようで勇気をもらった
失敗してもいいから、正解をなぞるのではなく食材や味に向き合ってみたい。そう思えた。

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2025年10月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自炊とは、実際に料理を作ることだけではなく、その前後の過程がたくさんあるから大変なんだよ、と言う解説から始まる。ここはとてもしっくりとわかりやすいのだけれど、後半にかけて、お惣菜を買ってきて味を少し変えるだけでもいいんだよ!とか惣菜を選ぶことだって立派な自炊だよ!みたいにそれはそれは、とても優しく「あなたの行為は立派な料理です」と認めてくれるのだけれど・・・料理は好きだけれど毎日それにかける時間と体力がない時があるんだ、という自分の立ち位置としては、ちょっとそこまで「料理」を認めてもらいたいわけではないです・・・と間延びした優しい言葉に飽きてしまって、途中で終了。「自炊できない自分」を責めて落ち込んでいる人には優しく響く本だと思うけれど、基本的に料理を楽しいと思う人には合わないかも。

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2025年10月20日

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クローズアップ現代でちょうど土井善晴さんの特集をやっていた時によんでいて、同じ内容の事が書かれていて驚いた。料理初心者の方が料理本を読む前に一読すると入りやすい。対談風なので少し読むのに無駄が多く、疲れてしまうが意外と為になる

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2025年07月08日

Posted by ブクログ

基本的には自炊初心者向けかな?私的には何年も自炊してきてしんどくなってきた時に乗り越えるヒントを得られればと思い読んだので目的は果たせず。自炊は呪いみたいなものだなぁと思ってしまったけど、それを理解すればそこまで自炊に囚われなくていいと思えるのかも。

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2025年07月07日

Posted by ブクログ

自炊のハードルを下げる一助になると思う。具体的な食材やレパートリーの型、名もなき献立を推奨する点も良い。むしろそういうもの作れば良いじゃんというようなスタンス。別の著書も読んでみようと思う。

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2025年04月27日

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