丸木戸マキのレビュー一覧
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AV業界の俳優同士の人間模様が描かれているのですが、ストーリーが進むにつれてそれぞれの背景が表れてきます。
それは仄暗い物語でありつつも人として大事な部分は失うことなく、そこから仄明るい未来へとストーリーが続いています。
また、メインカプがテンション低めな2人のわりには、制作現場ありきの関係性の...続きを読む -
丸木戸先生、さすがだなあ。ストーリーに惹き込まれてあっという間に読んじゃった。
律の想いや過去、真澄の家庭事情など、さすがのエピソードで飽きさせないんだよなあ。
で、遊馬とめぐるのスピンオフはありますかね? -
今回BL要素が多かったです!再会した伊織は、今さら英の家に協力できない(そりゃまあそうだ)と言いつつも、何だかんだで協力する流れになるのは、やはり真宮のことが好きだからでしょう。お互いに過去の危ういひとときを思い出して、ドキドキする二人……。シリアスながらキュンキュンもしました。そして、リリィを内心...続きを読む
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突拍子もない内容な気もするけど、ありえなくもない未来な感じで、その中にいる人物もリアリティがあって、なんだかんだ筋の通った話だった。
登場人物の心情の変化の仕方も、感情移入できるし、絵もきれいで、やっぱりこの作家さんはスゴいと思う。
「もう一度好きになってくれ」って言葉、律の後悔と真澄を求める気...続きを読む -
始まりが全然恋愛モードじゃなくて、しかもSFちっくだし、どうなってくの?!って感じでどんどん読んで行ってしまった。
律の天然ヤリチンの思考回路も何だか納得しちゃうし、真澄のダメだと分かっていても惹かれてしまう気持ちも納得させられて、この作家さんはスゴいと毎回思う。 -
上下巻セット一気にビンジ読めると満足感高し。タイトルにあるように、終末に人々(というか表紙に出ている男と男)が何をするのか…というストーリーだが、この設定自体が2022年の第3次世界大戦や、コロナ禍の状況と部分的に被るところもあり、すごくいいタイミングでこの本読めてよかったと思う。また、途中出てくる...続きを読むPosted by ブクログ
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映画を観てから漫画を拝見しました。そのせいかゆったりと時の流れる独特の世界観が好きです。個人的には場末のバーの息子が主人公のスピンオフ作品「アケミちゃん」もおすすめします。
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難しい話かなと思って読んでみたけど、テンポもよく面白い。
オメガバースの話はいつも敬遠しがちなんだけど、この話は違和感なく読めたので、こんなお話を考えられる作者がすごいと思った。 -
相変わらずこじれてる表情の少ない作家と、その分素直でまっすぐで表情豊かな恋人の関係が楽しかった。
城戸が二人の良いスパイスになってる。
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主人公たちだけでなく周りに出てくる遊馬やめぐるのこともしっかりと設定されていて読み終わった後になんとも言えない達成感と虚無感を感じました。小説みたいなマンガ。
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ひさびさ泣いた…漫画がうますぎる(?)
まだまだ攻めのざまぁ展開や愛情表現?が見たかったけど、この余白の余韻というのも丸木戸作品らしさ。
終末世界の魅力と荒唐無稽な濃いキャラたちにぐいぐい引っ張られて!最高オブ最高でしたー!Posted by ブクログ -
ストーリーはかなり重いです。業界物なので、エロスも多いし、息抜きのような挿話はあるけれど、すごく切ないです。
それはさておき、実際、こういう企画が実現したら面白いな~と思いました。
丸木戸マキさんのストーリーテーラー度の高さがうかがえる傑作です。何度も読み返しています。 -
拗らせに拗らせて、やっと落ち着いたのか!?理生さんの不安は拭えないのだろうけど、その為の安心材料に木場さんがいるんだろうね。春くんは嫌かもしれないけど。使えるものはなんでも使って繋ぎ止めないと。フラフラしちゃうよ、あの人。
あとがきの後、カバー下?の手紙が素晴らしい!!二次元が突然リアルに存在するか...続きを読む