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[ポルノグラファー]の過去編にして完結編、担当編集・城戸×若き日の官能小説家・木島のスピンオフ! ポルノ作家と俺の“言えない”お仕事――「さっきの…気持ちよかった?」 【登場人物】◆木島(きじま)・・・純文学崩れのポルノ作家。蒲生田の弟子になる。◆城戸(きど)・・・官能小説の編集者。困窮する木島に執筆を依頼。◆蒲生田(がもうだ)・・・死期の迫る官能小説の大家。鬼畜なくせ者。 (~本文より一部抜粋~)「じゃあ、こいつのブツをしゃぶれるか?」――イカせられたら俺の遺作はくれてやる。蒲生田の問いかけに、木島は訝しく眉をひそめた。あまりの提案に悪趣味だと狼狽する城戸だったが、木島の脳裏には、この仕事が絶対に欲しいと懇願してきた城戸が、あのとき握られた手の熱さが、よぎった。「やるよ。何てことないだろ、これくらい」そう言うと、城戸のまだ柔らかなそれを口に含み、いやらしく音を立てながら舌を這わせはじめる…。かつて憧れた男が跪き、淫らにその屹立を咥える光景は城戸の嗜虐心をひどく煽った。そして―――…。 [ポルノグラファー]から遡ること数年。凡人の憧れ×天才の孤独を描いた、城戸と木島の“言えない”過去の物語。
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裏にこんな物語があったとは
ポルノグラファーの前日談。木島と城戸の関係に焦点があてられた今作。個人的には木島と久住の組み合わせが好きだが、城戸との組み合わせも縮まりそうでまったく縮まらない関係が良い。一歩違えば二人がハッピーエンドになる結末もあったのかと思うと感慨深い。
文句なし☆5
ポルノグラファーを超える作品
木島がポルノ小説を書くきっかけになった、過去ストーリーです。
この漫画が小説のよう。証左という言葉だとか、モノローグだとか、昭和かぶれた大御所とか、ポルノだけれど文豪というにふさわしい。
ラブシーンも本筋とは別物なのに、こちらの絡みの方がエロティックでした
ポルノグラファーがすごく好きでこちらも読んでみました。木島さんと城戸さんのお話ですね。とてもエロティック(言い方古い?)なストーリーですごく良かったです。木島さん溢れる色気全開です!
ポルノグラファーのスピオフ
時系列ではポルノグラファーの前の話になります。でも、読むならばポルノグラファー → インディゴの気分 で読んでください!ポルノグラファーはもちろんよかったですが、こちらは前作からのしっかりしたストーリーを残しつつ、エロもしっかりあります。単純にエロというより雰囲気が良い!是非続きで読んでほしい作品で
何度も読み返す作品
前作のポルノグラファーを読んでからならなおよい。名前のつかない感情を必要とする人間関係。エロへの導入がとても好み。刹那の愛のようでありながら、ずっと特別な存在としてそこにある、友情のようなもの。リアルにある人間関係のようで、何度も読み返す数少ない作品のひとつです。
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