大久保圭のレビュー一覧
-
購入済み
歴史物の2巻目です
男尊女卑の中世で画家を目指すアルテの2巻目です。恋と仕事、人間関係に揺れるアルテの日常が描かれます。基本的に前向きな話が軸なので、安心して読める漫画です。
-
ネタバレ 購入済み
1巻から11巻まで一気読み!
1巻から11巻まで一気読みしてしまうほど
個人的には久々のヒット作でした。
ストーリーがとても面白い。
貴族の生まれでありながら、1人の人間として
生きていく為にアルテなりに辿り着いた画家職人の道。
そこに立ちはだかる女性という壁。
一つ一つの困難に悩み、親方のレオの一言に
助けられながら成長していく姿を応援しながら
読み進めています。
登場人物一人一人の背景がとにかく深く設定されていて闇がありながらも、どこか魅力を感じる
人たちばかりでそこも面白さの一つかなと思います。
個人的な欲なのですがイタリア貴族ファリエル家のユーリ様がイケメンすぎたのでラブの方も
期待していた -
購入済み
アルテのキャラが良い!
16世紀フィレンツェ、画家を目指す貴族女性アルテのお話。
男性ばかりの画家の世界に身一つで飛び込んでいくアルテがカッコいいです。緻密で丁寧なイラストも世界観に入り込みやすいですね。お気に入りの作品のひとつです。 -
匿名
ネタバレ 購入済み苦労の少年時代
世界史詳しくないけど、
フィレンツェは本当にああいう歴史があったのだろうか。
全く知らなかった。
レオは子供のころから苦労してきたんだな。。。
-
Posted by ブクログ
ネタバレヴェロニカの仕事を人を傷付けるものと何度も言うアルテだが
それはたまたま見た一面に過ぎないのでは。
アンジェロも人として見て欲しいだけで女に厳しくしろという話ではないのに
ちょっとずれている。
アルテを凄いと思うのが普通かと思えば
お喋りしながら碌に仕事も進めない女たちが
貴族の娘だから高い給料をもらっていると
勝手な噂話をしているのには驚いた。
アルテが文字も読めて縫い物も出来て絵も描けるのは生まれのお蔭ではあるが
その能力をどう使うかは個人の資質だと思う。
習得には努力も必要だ。
休みだからと手伝いを申し出るところは素直に凄い。
ただ無茶振りされて根性でこなすパターンばかりなのはもやもや -
Posted by ブクログ
ネタバレアルテが迷惑をかけたくないから一人で行きたい
と言い出す気持ちは分かるのだが、そうなると
仕事がなくなってしまって報酬が手に入らない。
握手を求めるのがいけないとは思わないが
わかっていなかった、と正直に伝え
改めて護衛を頼むアルテはやはり真っ直ぐで良いな。
傭兵は平時は盗賊で稼いでいる。
なんの罪も無いだろうに、一家全員の命まで取られて家族が気の毒だ。
身を守る為とは言え殺しも穴掘りも、人任せにしないアルテは偉い。
紆余曲折を経て、グイドがはっきりとアルテにあんたのこと結構好きだわと伝えるシーンが好きだ。
ありがとう?と応えるアルテも可愛い。
ダーチャとアンジェロに会えたのは素直に嬉しい -
ネタバレ 無料版購入済み
ヴェネツィア編
アルテが家庭教師として相手をするのはちょっとひねくれたお嬢さま。
親の前とでは態度が違うがこれは親の愛に飢えているタイプかな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの時代にも関わらず自分の好きなことをして
生きていこうとするアルテ。
世間知らずでもあるのだが前向きで良い。
親方もアルテを性別関係なく人として見てくれる。
二言目には女女で正直周りの扱いには読んでいていらっとしてしまうし
アルテを応援したくもなる。
性別や立場ではなく自分という人間を見て欲しいアルテが
高級娼婦のヴェロニカを尊敬するところも真っ直ぐだし、
そんなアルテをヴェロニカが気に入ってくれるのも良い展開。
ヴェロニカは本当に素敵でこれはみんな好きになっていしまうという感じだし
男の庇護の外で生きようとしている女という同じくくりで
アルテのことを見ているのは納得した。
まだ16歳だし -
匿名
ネタバレ 購入済みクライマックス予告。
が出ましたね。
ということはアルテの再訪フィレンツェ編は意外と短い、と。
この辺りの歴史は然程詳しくないのですが
17〜8世紀の手記や物語を読むと
かつて弟子だった親方に起こっていた貧困が彼一人でなく
ほぼ都市全体を覆う貧困であったことが伺えます。
二十世紀までは都市部に仕事があっても満足行く賃金を貰えることが少なく、それでも人手不足と農村部落の飢饉から人が押し寄せるので
低賃金と低待遇が拍車を掛けていました。
また報酬は一日働いても灰を混ぜて焼いたパン、苦いお茶2杯それが全てで住宅不足から寝床も無い実態だったようです。
なお乞食はオレンジの皮を甜め泥水を飲む生活が主でそれでも日雇いがあれば生