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16世紀初頭のフィレンツェ。この時代、女性が画家になることは前例としてあまりなく、主人公のアルテは画家工房に弟子入りを志願するも、断られ続けてしまいます。このマンガは、そんなアルテが女性画家としてどのように生きていくのかを描いた作品です。そのテーマだけでも十分面白い作品なのですが、この作品、焦点はそれだけではありません。
様々な面白さがあるのですが、その中でも私はアルテが貴族生まれであることに悩むシーン(7巻)が好きです。この作品は、女性であることを理由に仕事を任せてもらえなかったり、あるいは勉強させてもらえなかったりといった逆境をアルテがどう乗り越えていくのかに焦点を当てることが多いのですが、このシーンはそれとは少し異なります。「貴族であった」という自分の過去が人に比べて恵まれているということ。それを本当の意味で自覚したアルテは、今までの困難を否定されたような感覚に陥ります。そこからアルテはどう立ち直っていくのか。今の自分に自信がない、もっと自分を好きになりたい。そんな人におすすめのマンガです。
戦時中…
今日、ベラルーシがロシア側に参戦するというニュースがあったところ。
8年前の併合後のクリミアやドンバスでのロシア兵による拷問、レイプの報告書も出てきた。もしも領土分割などになったらその地域に住むことはもはや死より辛いことになる。
人が亡くなること、理不尽に殺し殺される原因が「国家」というイメ
今回もよかった
新刊出るの待ってました。今回読んで宮廷画家のくだりがほとんどなかったことに気付きました。ちょっと残念でした。でも、貴族らしくない親しみやすいキャラと芯のある強さは健在です。どうか無事にレオさんに会えますように!
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