泉谷閑示のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
精神科医の著者の元に来るクライアントの苦しみは、何がしかの資質においてそれがマイノリティであるために起こっていると考えられる。
しかしそれは、マジョリティの人間が気づかずにやり過ごしている問題を敏感に感じ取っているから。
「普通」は、多数派と密接に結びつき、更に社会適応しているという価値観を含む。
この本は、「普通」に合わせようとして苦しくなっている人に対して、自分の心の声を大切にして生きることの意味を教えてくれる。
頭由来の考え方は、心由来の感情をコントロールしている。
抑圧されたものを葛藤レベルまで持ち上げること、あるべき悩みを悩むようになること、それが「治る」ということ。
人間の中 -
Posted by ブクログ
仕事の中に、本当の自分は探せない。
天職は用意されているものではない。
心のままに、「遊ぶ」ことを楽しむ。
自分の行動を振り返って、作者の言う「頭」が優位になっている場面が多々思い浮かんだ。
仕事を生きがいにする生活に疑問を持ち始めていた、かつ、料理の味や美味しさを感じるようになってきたと感じていたところだったので、本書に書かれていたことと自身の体験と照らし合わせながら読み進められた。
作者の意図することと異なるかもしれない、あくまで読んだ上での個人的な感想として、自分の好きなことを仕事に…と結びつけ、そこに生きる意味を見出そうとしがちだが、無理に仕事の型に落とし込む必要はなく、「人間らしい -
Posted by ブクログ
そんなに期待して読んだわけではなかったのですが、良い本でした。タイトルと内容の乖離がすごい本でした。聞くことが大切ですみたいなHow to本でなんだろうな〜と思っていたのですが、読んでみると、対話って何なんだろうという問いを通して、コミュニケーションについて考えさせられる本でした。
・対話は会話の中に内包されるもの
・対話と討論は異なる
・討論は相手に勝つことが目的になるが、対話は意見はぶつけ合うが、勝ち負けではなく、ぶつけ合うこと
など、分かったような分からないような内容でしたが、対話について考えること自体に意義を感じました。私たちはただの会話(書籍の中ではモノローグと表現?)や討論にな -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分を大切にする、自分のわがまま(?)欲求を押し通す、自分をいたわる…こういう周りの人たちを見ていて、「そんなに自分が可愛いか?浅ましいな」と感じている自分にハッとする時がある。それって本当に悪いことなの?自分ができないことを妬んでいるだけではないの?、と。
私は自分を含め、人間全般が嫌いだ。それが健全とは思っていないし、何より自分が苦しい。自分のことを積極的に嫌いというよりは大切にできないという方がしっくり来る。
こんな私にとって、本を読むたびに大きな気づきをくれる泉谷先生の本は、今回も自分の悩みにマッチした題材で、待ち望んでいた。しかし残念ながら今回は読み足りないせいもあるが、道が開け -
Posted by ブクログ
すごく勉強になりました。
今更こんなものを読んでも付け焼き刃のコミュ力しかつかないのかなと思っていましたが、対話について考える前提を良い意味で覆してくれた気がする。
相手と対話をするということは自分の知らないことを経験すること。経験は体験とは違い、自分がそれまでの自分と何かが変わったということ。対話はそれを目的にしている。大事なのは、たかをくくらないこと。わかったふりをしないこと。それを借り物の考えにしないために自己対話を通してじっくり考えること。自分の考えにしておくことの重要性はノートに書いてみた!
この本で自分が新鮮に感じた考え方は、無知の知ということの有用性と、常識を常識と考えてしまうこ -
Posted by ブクログ
評価を見て規定していただけに、
期待ほどの目新しさはなく、
私が以前知り得たことの復習だったり、
改めて自分の意識・意思の確認をしているみたいだった。
とはいえ、結構極論~!っておもうこともあったりして、
面白くはあった。
「師から必要なところだけを盗んで、不要なところには染まらないように」「懐疑的精神で」選ぶというようなことが書いてあって、(あ、自分の中にもちゃんと育ってたんだな、その芽が)って思ったり。
そしてそれこそこの本からだって、
取捨選択する気持ちが大事なんじゃないかなと思った。
星は3をつけたけど、面白くなかったという意味ではなく、
一度読めば十分かな、と思ったので。
あ