泉谷閑示のレビュー一覧

  • 仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える

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    現代に倒錯している価値観に囚われず、意義に囚われず意味を見出すこと、そのために遊びが大事である。
    「愛とは、相手が相手らしく幸せになることを喜ぶ気持ちである。欲望とは、相手がこちらの思い通りになることを強要する気持ちである。」
    「道徳とは、われわれが個人的に嫌いな者に対してとる態度にすぎない」
    「他人にそれがどう思われるかに関係なく、本人さえそこに【意味】を感じられたのなら【意味がある】ということになる。」
    「もし大部分の人を惹きつける子どもの魅力がなんであるか問うならば、私はまさにこの自発性にちがいないと思う。この自発性は、それを感知する力を失うほどには死んでいない人々に深く訴えていく」

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    2025年03月11日
  • 「普通がいい」という病

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    普通の人(健常者)と狂人(基地外)というのは世間的には真っ二つに分かれがちだが、実際は誰にでも明日には狂人になる可能性を秘めているわけで。そして治療に関しても、狂人性が表に出なくなればまぁ良しとなるが、それは真の完治ではないし、そもそも真の完治などは本人の自分自身に対する根本的な見直しが成功しなければ滅多にならず。そしてほぼ完治したとはいえ、当然なら今回の体験は一経験として残っているわけで、良くも悪くも今後も引きずっていく。
    夢野久作「ドグラ・マグラ」で謳っている、この世は基地外地獄であるという考え方が好きなのだが、この本でもパスカルが似たようなことを言っていると引用しており、好きになった。

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    2025年02月02日
  • 「私」を生きるための言葉 日本語と個人主義

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    最初の方は文法的な話も多く難しかったので読むのをやめようかと思いましたが、途中から面白くなり引き込まれました。

    本書は日本語の特殊性に注目しており、一人称主語を立てた陳述を避ける点などを指摘しています。また日本人は相手を同質な存在として捉えることが多いため「他者」として認識することもなく、よって対話も成立しない。西洋に比べ特殊で遅れているのだなと思いました。

    私は孤独を背負った一人称として生きていきたいので、日本的世間に埋没しないよう言葉の使い方に気をつけていきたいです。

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    2025年01月12日
  • 仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える

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    生きる意味とはなにか?から出発し、自分探しと天職探しの混同を訂正し、頭が求める事と心が求める事のちがいを理解し、芸術とは何かを知り、最後には子供の様な好奇心を持って人生を遊べと言う感じの流れになっている。
    脳死で毎日を生きている人には解毒として有効だろう。
    生きる意味がわからないと言う人にはそもそも生きるに意味を求める必要があるのか?と再考を提案してくれるだろう。
    色々な観念を植え付けられて育った人間だからこそ、この本を読んで今一度自分の人生を考え直してみてはいかがだろうか?


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    2025年01月01日
  • 「うつ」の効用 生まれ直しの哲学

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    自分自身のぐるぐる思い悩む癖をやめたいと思っていたけれど、やめる必要ないんだと思えた。むしろ、いっぱい悩んで、いっぱい考えて、自分なりの答えを出すことが大切だと書いてあり、すごく救われた気持ちだった。
    思い悩む事は、気持ちが沈むので良くないと思っていたが、本当に良くなかったのは、思い悩むことを止めようとする気持ちだった。たくさん考える事を肯定できたら、少し気持ちも軽くなったし、今までよりも考える事が楽しく感じるようになった。

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    2024年12月03日
  • 仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える

    QM

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    働くことについて、生きることについて、じっくり考えさせられる1冊。
    様々な偉人、作家、芸術家、作品の言葉などを引用していて、読んでいくうちに教養が身に着く感じもある。
    でもそれよりも、読み終えると「明日はもう少し1日を大事に、日常を自分の手で楽しくしてみようかな」と思える。
    自分自身仕事でちょっと疲れたときに買った本で、読み終えた今結構頭がすっきりしているので、働く人たち(もちろん学生も)にとってもおすすめです。

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    2024年12月02日
  • 「普通がいい」という病

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    ここ10年で一番の本でした。心が満たされ満腹になったような感覚。それゆえあまり言葉が浮かんでこない。

    私も生きづらさをずっと感じてきましたが、普通なんてそもそもないんだよ、と折に触れて自分に言い聞かせたいです。

    図や挿絵が豊富で読みやすいので、興味を持たれた方に手にとっていただきたい本ですね。

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    2024年11月30日
  • 「普通がいい」という病

    QM

    購入済み

    じっくりゆっくり、自分の心に沁み込ませるように、また何度でも読みたくなる本。 分かりやすい例や、少し難解な外国文献または書籍の引用に対しても分かりやすく説明がされていてとても分かりやすかった。 最初は精神科医として働いていた作者だったが後にパリへ音楽留学し、「一度立ち止まって人生を考える」という大胆かつ魅力的、人間的な生き方に感銘を受けた。

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    2024年09月26日
  • 「普通がいい」という病

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    現代の「常識」と定義されている、人生観や死生観に悩まされている人にはぜひ勧めたい。

    今の社会では秩序を維持するため、商品を売る為、人の不安に漬け込んでこういう生き方が常識とされていますよ、多くの人が人生においてこのモデルコースを歩いていますよってメッセージが嫌でも耳に入ってくるし、そこを逸脱する事に対してとてつもないペナルティが待っていると思わされている。
    そのモデルコースを考えなしに歩む事に違和感を覚えた人達が生きづらさを抱え、社会と自身の考えのギャップに苦しみ、精神科へ足を運ぶようになる。

    みんなが歩く大通りは舗装されていて、歩きやすくて、正しくて、明るくて、清潔で、美しくて、、、

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    2024年09月23日
  • 仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える

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    健康なんだけど、ここ数年、本当に燃料切れという感覚を持っていて、不思議に思っていたのだが、この本に出会えて自分の状況が理解できたように思う。良かった。

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    2024年03月21日
  • 「普通がいい」という病

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    子供のころから、人生の意味を考えるタイプの性格だったけど、会社員という駱駝になって、ますますこのままでいいのかなと思っているところに、たまたまこの本に出会えて、目の前の霧が晴れた実感がした。
    大通から外れてもいい。自分を満たしてあげることで何者でもない「自分」として、私の小径を、生きるがゆえに生きていきたい。

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    2023年12月23日
  • あなたの人生が変わる対話術

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    泉谷 閑示
    精神科医。東北大学医学部卒。東京医科歯科大学医学部附属病院、(財)神経研究所附属晴和病院、新宿サザンスクエアクリニック院長等を経て、1999年に渡仏し、パリ・エコールノルマル音楽院に留学。パリ日本人学校教育相談員もつとめた。現在、精神療法を専門とする泉谷クリニック(東京・広尾)院長。大学や短大、専門学校等での講義も行ってきたほか、現在は一般向けの啓蒙活動として、さまざまなセミナーや講座を開催している。また、作曲家や演出家としての活動も行っている。著書に『「普通がいい」という病』『反教育論』(ともに講談社現代新書)、『「私」を生きるための言葉』(研究社)など。最新刊に『仕事

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    2023年11月06日
  • 「普通がいい」という病

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    「正しく自分を甘やかす」ために。
    なんとなく気持ちが疲れがちだなぁと思ってる人は、読んでみるとラクになるかもしれない。
    「心」をないがしろにして「頭」優先になってしまう思考をひとりで解きほぐすのはかなり大変(そして手助けできる人に出会うのも困難……)だけど、考え方を知ってるのと知らないのでは大違いだからね。

    この文章が綴られた動機そのものが、著者が定義するところの「愛」なのだなぁと思う。

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    2023年08月21日
  • 仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える

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    一生手元に置いて読み直したいと思えるような、素晴らしい書籍だと感じました。仕事がどうして辛いと感じてしまうのか、世の中の状況や、過去の哲学者や文学者の言葉を用いて具体的に説明してくれています。
    会社で働くのが何となく辛い、虚しいというのが何故なのかがはっきり理解出来ました。タイトルから、仕事の自己啓発本かと思いますが、仕事だけでなく生きることについて考えさせて教えてくれる本です。

    何でも金に換算する消費社会の中で、効率と効果が崇拝されて、質は価値を失ってしまい、仕事のほとんどが単純労働化されてしまいました。こんな単純労働とすぐに消費されて消えていくものを作るために長い時間をかけて働いているの

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    2023年06月26日
  • 仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える

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    you tubeの要約チャンネルで見て読みたくなった本。
    よくある一般論が書いてあるのかと思ったら、作者の先生がとてもよく研究しておられる内容でとても読みがいがあった。
    単なる精神論ではなく、根本的なものの考え方を教えてくれる。

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    2023年03月30日
  • 「うつ」の効用 生まれ直しの哲学

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    著者にはうつに対する哲学的な深い理解があり、その治療について一見意表をつくようなしかし重要な示唆がいくつもあった。長くうつで苦しんでいるひとでも本書を読むことによって、治癒へのヒントを得て希望が持てるようになるのではなかろうか。

    #癒やされる #タメになる #深い

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    2023年03月08日
  • 「普通がいい」という病

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    COURRIER JAPON
    著名人の本棚
    山口周さんの推薦図書より

    頭と心と身体の関係について。
    ああ、良い本に出会えた。
    読むとするすると思考がほぐれて、心がふわふわと軽くなっていきます。。

    精神科医であり思想家でもある筆者は造詣が深く、詩、哲学、宗教などの様々な分野からの引用も多く、多面的な論ですっと腑に落ちる。
    頭で認識するというより、身体に落とし込まれ染み渡るような感覚の読書体験。

    引用されている古今東西のあらゆる言葉たちをこんな風に咀嚼して編み上げ、自らの論旨の説得材料にするのは素晴らしいと感じた。
    本を読む、とはこうやって自在に言葉を操る域まで至ること。私はまだまだまだまだ

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    2023年04月09日
  • 「普通がいい」という病

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    軽やかな筆致で掘り下げられる、人間の生き方。
    おもしろかった。
    高校生のころ、若い人を主人公にした成長の物語ってたくさんあるけど、中年以降はどうなるのだろう?とずっと不思議に思ってたけど、その問いに答えてくれた。
    「敏感で太い」自分、経験は未来に向かって開かれる、螺旋の旅路、十牛図など、印象的な言葉やイメージもたくさん。
    西洋東洋、古典と現代作を問わず引用される文献も魅力的で、読みたい本がまた増えてしまった。
    読みたかった本を一冊読むたびに、新たに読みたい本が三冊くらい出てきて、雪だるま式に心の積ん読リストが増えていく現象、なんとかならんものかな……。

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    2023年02月09日
  • 「うつ」の効用 生まれ直しの哲学

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    自分の持つ能力資源とエネルギーを、自分で納得できる幸福な生活を実現するためのエネルギーに転換することである。

    「ベストなんて望まない。グッドで十分、ベターなら最高」

    意志とは感情によって措定された方向に自らを導く精神的な力である

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    2023年01月30日
  • 「うつ」の効用 生まれ直しの哲学

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    頭と心と身体の関係がわかりやすい。意義と意味の違いも納得。わたしは多少無理してでも頭の無理な命令に心と身体が従っているときがいちばん生きる意義を感じる。まずは意義を求めないことから始めたい。

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    2022年11月28日