泉谷閑示のレビュー一覧
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この本では、自分を嫌いになる原因を、単なる性格や気持ちの弱さとして扱っていません。親との関係、社会の価値観、他人からの評価、そして自分の中に入り込んだ「べき論」などによって、人は少しずつ自分を責めるようになっていくのだと語られています。
「愛」と「欲望」の違いで、愛とは、相手が相手らしく幸せになることを喜ぶ気持ちであり、欲望とは、相手をこちらの思い通りにしようとする気持ちである、という整理。これは他人に対してだけでなく、自分自身に対しても当てはまると感じました。自分に対して「もっとちゃんとしろ」「こうあるべきだ」と求め続けることは、自分を愛しているのではなく、自分を思い通りにしようとしている -
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『仕事なんか生きがいにするな』
文句なしに、自分史上ベスト3に入った本。
今までは、
「もっと上へ」
という“高さ”を求めていた感覚が強かった。
でもこの本を読んで、
最近の自分は、
「自然な自分へ戻る」
という“深さ”へ向かっているんだと気づいた。
特に刺さったのは、
・「心=身体」から湧き起こる知恵を、「頭」が協働するという順番
・「意味」と「意義」の違い
・「遊び」は無駄ではなく、人間らしさそのものだということ
・芸術とは、“人間の深層から湧き上がる真実の表現”であること
読み進めながら、
自分のモノサシが変わっていく感覚があった。
実際、この本を読んでから、
食事の取り -
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読んでよかった。夏目漱石もうつになった事があるらしい。そんな夏目漱石が、門下生に宛てた手紙の内容が紹介されていた。
「今のように愚かで間違った世の中では、真っ当な人であればあるほど、必ずうつになるはずだ。これからは人に会うたびに「君はうつか?」と聞いてみて、「そうだ」と答えたら、その人は真っ当な神経の持ち主だと考えることにしようと思っている。今の世の中で、うつにかからないような人は、金持ちで頭の鈍い人間か、満足に教育を受けられなかったために良心が欠けている人か、そうでなければ、現代に満ち溢れている軽薄さに満足している間抜けにちがいない。」
私はこの内容に救われた気がした。
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ネタバレ読んだきっかけ
わたしにとって仕事ってなんだろう?ってちょうど考えていたのでドンピシャだと思って手に取った
読んだ直後の感想
(全然分かりやすい本だと思うが)言い回しとか現代文の文章を思い出した。久しぶりにこういう本を読んだなあと難しさを感じてしまった
本から感じ取った自分なりの考え方
☀︎生きる意味を考えて良い
生きる意味がわからないなんて、私大丈夫か?と不安に思っていたけど、この悩みを持つことを肯定してくれてすごく心が救われた
生きる意味は自然とは現れない、自分で求めて作り出さないと見つからない。私は「日常の中にも非日常の中にも、たくさん思い出を作って、最期は幸せだったあと心から思える -
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ネタバレ一見、題名にインパクトを与えただけの、世渡りのためのハウツー本と思いつつ読み始めたが、一読して著者の見識の深さがわかる読み応えのある本であり、読後に世界が変わって見えるほどの、人の生き方を変える力のある本であった。
仕事なんか生きがいにするなとは、「真の自己」が自分の外に想定され、仕事さがし=社会に用意されている仕事とのマッチング によって自己実現するはずだという終わりなき自分探しがいかに誤った考えかということであり、本当の生きる意味とは何かを考える本である。
今まで私にとっての芸術は、美しいもの、真理を表現したもの、しかし実際はよくわからないものであった。
しかし著者によると我々が人として成 -
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すごくいい本だった。付箋だらけになった。
電子書籍じゃなくて手元に置いておきたい。
泉谷先生は、 “普通”とは社会が作った平均値であって、 個人の欲求や本質とはほとんど関係がない、と明確に語る。
でもその“普通”に合わせようとするほど、 本来の欲求や感情が押しつぶされ、 生きづらさが強くなる。
この本のすごいところは、 “普通を手放しなさい”と単に言うのではなく、 普通に寄せてしまう心の動き (自己否定、不安、他者基準、恐れ) そのメカニズムを丁寧に説明してくれるところ。
仏教では、人間の苦しみの原因を 無明(本質を見誤ること) 執着(こうあるべきというこだわり) 渇愛(不足感を埋めよう -
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これもまた名著。
活動よりも観照(内観)の大切さを教えてくれる一冊。
世の中では「行動こそすべて」という教えが広がっており、それの言わんとすることも分かるものの、どこかでその教えに辟易としている自分がいた。
私自身、その教えを鵜呑みにし、手帳に予定をぎゅうぎゅうに詰め込んだこともある。けれどもそうするほどに、目前の出来事に集中できず、心に余裕がなくなり、焦燥感に急き立てられることが増えていった。
「行動こそすべて」にはきっと「人は価値を生まなければならない」「人の役にたたなければならない」など、効果や成果、成長を至上とする思想が根っこにある気がする。
けれども人の幸せは、必ずしもその成 -
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精神科医である著者が、現代の人間が抱える「生きる意味とは何か」という問いに対して、真正面から考える一冊。
個人的に好きな内容のため、星5つ。
本要約動画で紹介されていたので気になり購読。
だが、「結論→理由」でわかりやすくまとめられた動画を見た時と、現代人が如何にして生きる意味を失ったかを論じる内容を実際に読んだ時とでは、印象が全く異なっていた。
あるプロゲーマーが子供の頃になりたかった職業について話していた時、
「今思えば、子供の頃に言っていたなりたい職業って、全部『お金になる仕事の中では』っていう前提があった」と言った。
だから昔の子供の夢に「ゲーマー」なんて選択肢はないのだ、と。
そ