泉谷閑示のレビュー一覧

  • 「普通がいい」という病

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    人間には頭と(心、身体)を二分割に分けて考える性質がある。この2つが喧嘩をしなければ心穏やかに過ごすことができるという発想は現実的で実践しやすい。この2つをなるべく仲良く自分に順応させていくのが幸せに生きる秘訣なのかもしれない。
    愛と欲望についての考察も面白い。見返りを求める間は愛とは呼べず自己満足に過ぎないがこれ自体も否定することなく自分を充分に癒してあげないと人にも優しくなれないとなんとも自分を楽にしてくれる処方箋。
    そうなのだ。著書は自分をいかに優しく扱ってあげられるかの指南書なのではないか。自分の在り方や生き方に悩んでいる人には肩の荷が降りる良書になるだろう。

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    2026年05月30日
  • 「自分が嫌い」という病

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    良本。巷に溢れかえった「自己肯定感の高め方」とか「自分を愛する方法」に警鐘を鳴らしつつ、本質的な精神の構造や実践的な対処法を記載してくれているから、読んだ人の価値観をいい方向に変えてくれると思う。ただ、実践的な対処法はサラッと書かれているから、もっと深く取り入れたい人は橋本翔太先生の「わたしがわたしを助けに行こう」と相性がいいと思う。

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    2026年05月16日
  • 「普通がいい」という病

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    頭と心と身体の説明がとても分かり易かった
    自分にも、他人にも、きちんと前提をわかった上で接して行きたい

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    2026年04月19日
  • 「うつ」の効用 生まれ直しの哲学

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    「努力」の〈駱駝〉から「熱中」の〈小児〉へ

    「適応」とは「麻痺」の別名

    「真に治るとは、元の自分に戻ることではなく、モデルチェンジして新たな自分に生まれ直すことである」

    「恵まれているのに」ではなく「恵まれているから」こその悩み

    その後のしつけや教育によって「社会化」されてくる中で、たくさんの「すべきこと」「してはならないこと」が「頭」にインプットされます。もともと持っていたはずの旺盛な好奇心や自然な意欲がうまく温存される事は残念ながら稀で、大概の場合には、求められた課題をきちんと遂行できるような自己コントロールが効く人間になるよう教化されます。こうして、「頭」が「心=身体」を支配する

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    2026年01月26日
  • 「普通がいい」という病

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    パニック発作は、もともと窮屈になっている「本当の自分」が二重で窮屈になるため起こるという説明が、しっくりきた。初めて自分の中でパニックが起こる原因が突き止められた。パニック発作って、こういう場所に行くと起こるものとしか認知されていないけど、場所だけではなく、本当の自分から遠ざかっている自分でいることで、自分の心も体も二重でがんじがらめになってしまっているからこそ、体が「死ぬかもしれない」というメッセージを発してパニックになるのだ。

    夫婦関係も親子関係も、友人関係も、永続は約束されていない!!

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    2025年12月18日
  • 仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える

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    2026.5 再読

    「遊び」なさい
    「意義」を求めるな
    わかりやすいもの、役に立つものに飛びつくな
    自分にとって「意味」があれば良い

    遊びはそもそも無駄の上に成り立つ

    食事は生きることの大切な基本を成している
    理をはかる 料理
    偶然に身を開く

    アリとキリギリスは歪められて伝わっている
    キリギリスが夏歌っていたから食料がない
    冬も踊らなきゃ

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    ハングリーモチベーションと実存的な問い

    仕事探し=自分探しではない

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    2025年12月14日
  • 仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える

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    確かに現代は実存的な問いや、芸術に没頭すること、無駄を楽しむことよりも、価値が問われるようなものに躍起になっている。
    休日でも、通勤時間でも、ニュースを見たりメールを返したり、いつ何時でも常に価値を生むことを求められる。有意義という呪縛の中で私たちは生きているから、意味とか遊びを想像する余裕がない。
    でも量より質の方が大事で、頭を使わずに生きてみようという内容だった。

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    2025年12月03日
  • 仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える

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    ネタバレ

    仕事やキャリアに現代社会は価値を置きすぎているけれど、もっと人間として大きくなること、そのためにどのような視点を持てるか、など、考え方のヒントが詰まった本でした。
    労働教、というのが出てきました。ニーチェやフランクル、アーレント、そして夏目漱石と言った方々の著作が参照されています。

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    2025年11月15日
  • 「自分が嫌い」という病

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    泉谷閑示さんの本はこれで2冊目です。
    相手の立場に立って自分を見たり、自分を客観的に見るような視点の移動により、質的な認識ができるようになる。「頭」と「心=身体」が共同作業をすることで、他者の他者性が認識できるので、心=身体に耳を傾けることが大事と筆者は説いています。

    私も、ヨガを通して、身体の声に丁寧に耳を傾けることで、以前より満ち足りた気持ちになれるので、筆者の考えにとても賛同できます。

    誰かの心ない言葉に傷ついた時、ロゴスのない状況に巻き込まれた時、基準となるものが違うな、違和感があるなと感じた時などに読みたい本です。

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    2025年10月11日
  • 「自分が嫌い」という病

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    ネタバレ

    ロゴスのない親に育てられたことにより、言語力や客観性がないと感じる子供が多いのかと合点がいった。幼少期は誰もが「親は神様」的な存在に感じているため、ロゴスなき親からの子育てによる弊害は不可避に違いない。自分の頭、言語をそのまま伝えても、全く伝わらない人々がいる構造がわかった。内省を日々していきたい。

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    2025年09月29日
  • 反教育論 猿の思考から超猿の思考へ

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    ネタバレ

    ⚫︎教育とは
    泉谷先生の本として他書から派生。良い子ほどダメになるというタイトルに妙に惹かれて読んだ。技術は原子力の時代にあり、心は石器時代にあるという言葉に納得であった。
わかりやすい、きめ細やかな教育などとさまざまな場面で行われているが、果たしてそれが教育される側にとって有益となっているか、教育方法が発展してると言われるが、果たして人は成長しているか常々疑問であった。
本書に言う音楽道に陥っている自分がいた。練習や、基礎理論を重要視していたのである。なんでも基礎から学ぶことや、学校で学び直すことが教育である、正しい流れであると思っていた。しかし、それは明確に異なる。心からの学び、自発的な興

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    2025年08月09日
  • 仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える

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    薄々気づいていたことではあるが、タイトルが斬新だったので、手にとって読んでみた。

    ギリシャ時代には「観照生活」(瞑想や内省)が一番大切で、次はwork(芸術や職人仕事など)であり、laborは奴隷が担っていた。しかし、産業革命から、大量生産が主流になり、work(仕事)がlabor(労働、食べるための仕事)に成り下がってしまった。だから、現代人は、労働で疲弊しがちで、生きがいにするのは難しい。

    ここまで読み進めてくると、仕事をしていくうえで、そのつどより良い、あるいは最善と思われる対応を自主的にしていくことによって、自分も周りもlaborからの脱却を少し図れるのではないか、という攻めの気持

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    2025年08月07日
  • 仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える

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    本書は、仕事中心の生き方に疑問を投げかけ、生きる意味を仕事以外に見出す重要性を説いた一冊である。著者はまず、現代人が「仕事=生きがい」と捉えがちであることに警鐘を鳴らす。分業化や効率重視の働き方により、自分の仕事に創造性や意義を感じにくくなり、多くの人が虚無感やうつ状態に陥っている。こうした状況を著者は「歯車化」と呼び、人間性の喪失を危惧する。

    著者は、かつての「ハングリー・モチベーション」―飢えや欲望を動機に生きる時代―は、終焉を迎えているとし、外部評価や経済的成功を目的に生きることの限界を示す。代わりに、内面の声や本来の自分に従って行動する生き方が求められているという。

    また、現代人は

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    2025年07月20日
  • 仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える

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    ネタバレ

    働くが産業革命後に労働に変わったというのが面白い視点だった。仕事に多くの時間を割くのはやむを得ないとしても、もっと他のことにもチャレンジしたいと思えた。

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    2025年03月04日
  • 仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える

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    土日を有意義に過ごしたい、過ごせたと考えている自分にとって耳が痛い本だった。
    この本の中では、いわゆる労働だとか資本主義、通貨が社会にもたらした影響は非常に大きく、それは個々の人間にも深く影響していることを述べていた。メリットデメリット、損得、結果などで動く現代人とは、まさに自分であったと痛感した。。まぁお金もなければ考える余裕もないから、さすがに仕事とかはしないといけないんだろうけど、、、
    ちょっと違う目線で物事が見れるような気がしました

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    2025年03月02日
  • 「普通がいい」という病

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    自分の心に従うこと
    メメントモリ、死を隣に置くこと、今を生きること、そういったことを改めて教えて考えさせられた

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    2025年02月07日
  • 「普通がいい」という病

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    論理的に生きていくことが正しいと思う
    理屈で選択をしていくのが良いこと
    そう思っている方に一度読んでみてほしいです。

    われわれは頭と心では、頭が正しいと思っています。
    頭が考え出す判断や選択には理由があるからです。

    しかし、著者は心が優れていると主張しており、心にもっと目を向けてることの大事さや、心の判断に従って生きることなど
    新しい視点を見つけることができると思います。

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    2025年02月07日
  • 「普通がいい」という病

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    生きている中で感じる違和感、疑問を解決するためのエッセンスが詰まっている本だと感じました。
    専門知識がなくても、読みやすく様々な引用が載っているので勉強になりました。
    時折、生きていくのが辛く窮屈に感じる時があるけど、自分と上手く付き合っていきたい。

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    2025年02月02日
  • 仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える

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    ネタバレ

    フェルミ研究所の動画から知って購入。

    結果、そんな買うほどのことでもなかったかな?

    端的に言うと、

    ハングリー・モチベーション、食べるために働かなければならなかった時代から、

    働かなくても食べていける時代に移行して、何のために生きてるのか?何のために働いてるのか?

    と自問する人が増えた。

    働くことを美徳とする時代の中で、

    無心になって遊ぶことを忘れてしまったのかもしれない。

    効率重視の風潮に流されて、無駄なことを避けるようになって、ますます遊ぶことを忘れてしまった現代人。

    即興的な遊びを生活に取り入れることが、無意味感に苛まれる日常を救うかもしれない。

    私がこの本を読んで受

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    2025年01月22日
  • あなたの人生が変わる対話術

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    対話の技法が主眼の本ではなく、対話を成立させる基本精神の在りようについて書かれた本です。

    相手を仲間でなく他者として捉え、共創的な関係をつくることが大切。生き方の問い直しが含まれます。

    レビューとして伝えるのが難しい・・・

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    2024年12月30日