安田菜津紀のレビュー一覧

  • しあわせの牛乳
    山で自然に育てた牛から絞った牛乳、美味しいだろうなぁ。近代酪農とか農協の乳脂肪分3.5パーセントの強制とか、知らなかったな。低温殺菌牛乳だとビタミンも減ってしまうのか。
    アニマルウエルフェア、動物も幸せに生きたいよね。
    読んでよかった。こういう事がもっと知られるといいな。
  • しあわせの牛乳
    山北「薫の牧場」の牧場主、花坂薫さんの御師匠のお話。すばらしい写真は報道写真家の安田菜津紀さん。
    当たり前のことが、経済と各種制度のなかで成り立たない世界に、ひとりのオリジネターの苦闘の物語。
  • しあわせの牛乳
    人はもちろん、現代の多くの酪農で見過ごされる、乳牛のニーズを満たそうとする牧場。「千年後の未来を考えた酪農」、この言葉に酪農に限らず、これからの生き方も考えさせられる。
  • 故郷の味は海をこえて 「難民」として日本に生きる
    日本に暮らす難民の人達について、丁寧に書かれた本。料理の描写はどれも美味しそうで、食べてみたくなる物ばかりでした。それぞれの人々が大切にしている故郷の味や思い出の話よりも、日本に来た事情、来てからの暮らし、現状、これからの希望についてのお話の方が心に残ります。日本では難民の受け入れがとても少ないこと...続きを読む
  • それでも、海へ 陸前高田に生きる
    2020.04.22


    震災であらゆるものを奪われ、流され
    それでもあきらめず、平穏だった頃のようには
    いかなくとも、日常として海へ出る。
    希望が見えてくる
  • 故郷の味は海をこえて 「難民」として日本に生きる
    「難民」って知っていますか?日本に難民としてやってきた人たちの故郷の料理を通して、日本の難民制度の問題点、難民がなぜ生まれるのかなどについてわかりやすく書かれています。
    この問題を自分のこととして考える大切さを伝えています。
  • しあわせの牛乳
    フォトジャーナリストの佐藤慧が、2014年の夏から3年にわたり通って取材した牧場について書いた。牧場は、中洞正さんが経営する宮城県泉町にある「なかほら牧場」。この牧場は、放牧酪農の中でも山で放牧する山地酪農を行っている。
    中洞さんの子どもの頃、生活の中に牛が当たり前にいた事、その頃から牛飼いになりた...続きを読む
  • しあわせの牛乳
    児童書だけどすごく面白かった!!
    そしてすごくわくわくな気持ちになった!

    牧場のこと、牛乳のこと、自分はまだまだ無知だなあとつくづく思った。
    牛を自然な気持ちで大切にしたいだけでビジネスじゃないんだな。
    そして苦労の仕方も半端ない、自分もまだまだだなと思いました…。

    放牧酪農と著者にすごく興味を...続きを読む
  • しあわせの牛乳
    近代酪農に疑問を持ち続けていた著者が長年かけて山地酪農を成功させたドキュメンタリー。近代酪農の実態はみんなが知るべき事実。その上で私たちが毎日牛乳を飲んでいるということも改めて考えさせられた。
  • 君とまた、あの場所へ―シリア難民の明日―
     シリア。2017年の今も戦火が飛び交う。人口2000万人ほどの国で1000万人が避難生活を送っていると言われる。その難民となった人達の思い、叫びを記している。

     掲載されている写真の中の人々、特に子ども達を見ると、1日も早く内戦が終わってと願わずにはいられない。
     内戦が始まる前のシリアの風景、...続きを読む
  • しあわせの牛乳
    中洞牧場の中洞さんを題材にした一冊。

    素敵な写真に文と、中洞さんの生き様、魅力が詰まっています。

    一本軸が通っている人は強い、借金しても、結果がなかなかでなくても、自分の信じた道を行けばいつか必ず報われ、認められる。

    牛乳飲んでみたいです。
  • 君とまた、あの場所へ―シリア難民の明日―
    新聞でも取り上げられない、現地の生の声、現地に深く入っていった人が拾い上げてきた、
    実情にも目を向けないといけないと思った。
  • 外国人差別の現場
    入管、外国人実習生という制度的な問題にフォーカスされてて、ちょっと勿体ないと思う。やや感情的。内容的には知らなかったことも多く、危機感にも繋がり、読んで良かったと思う。
  • 君とまた、あの場所へ―シリア難民の明日―
    女性フォトグラファーのルポでした。
    なんて 場所に行っているんだろう。
    と 心配してしまう地域ですね。
    でも、そこで暮らしている人達の
    今を誰かが伝えなくてはいけないと 思って
    出向いて 写真を撮っているのですね。

    ヨルダンの難民キャンプは 当初はひどいものだったそうです。
    今では かなり改善はさ...続きを読む
  • 故郷の味は海をこえて 「難民」として日本に生きる
    ◇日本で暮らす難民の人々が、どのような理由で故郷を離れたのか、日本の難民受け入れがどのような問題を抱えているのか、について、小学生高学年くらいから読めるような易しさで書かれている。
    ◇出てくる食べ物が、どれもおいしそう!国際交流の入口として「食べ物」は安易かもしれないが、やはりとても良い入口だと思う...続きを読む
  • 故郷の味は海をこえて 「難民」として日本に生きる
    まさか自分が難民になるなんてと思っていた方もいた。難民認定を受けることがこんなに難しいとは。日本にやむを得ない事情で逃がれて来た方々の厳しい現実がわかった。
  • しあわせの牛乳
    岩手県岩泉町にある「なかほら牧場」。牧場主の中洞正(なかほらだたし)さんは、幼い頃から牛を普通に飼って生活してきて、大人になったら牛飼いになると決めていた。ほとんどの友達が成長するにつれ都会に出ていき牛飼いになる夢など持たなくなってからも、中洞さんは牛のことしか考えていなかった。16歳で、埼玉の牧場...続きを読む
  • それでも、海へ 陸前高田に生きる
    陸前高田の港町、根岬の漁師のじいちゃんと孫のしゅっぺ。3.11で一度は海を捨てようと思ったじいちゃんを、再び海に向かわせたのは、保存食ばかりの食事に厭きたしゅっぺの一言「じいちゃんの取った白いお魚が食べたい」でした。
    じいちゃんをとおして、陸前高田の海に生きる人々の復興への歩みを写真で語る絵本。しゅ...続きを読む