安田菜津紀のレビュー一覧
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それまで関わりのなかったシリアと「あしなが育英会」の企画を通じて関わるようになった安田さん。2008年初めて訪問して以降、これまで出会った人たちの暮らしや思いによりそったPhotoレポート、先日参加した講演会で購入して読みました。
講演を聞きながらとても考えさせられた〈「ともに生きる」とは・争いに何故手をつけてはいけないのか〉等々と、誰が彼らをこのような状況に追いやっているかを深く考えないといけないと思いました。「ねえ知っているかい?僕らはチェスの駒なんだよ。チェスって駒ばかり傷つくだろ?そしてチェスを動かす人間たちは、決して傷つかない」と安田さんがシリアに関わることになったアリさんの言葉が -
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「ねぇねぇ。こんな綺麗な場所、どうして壊しちゃうの?」
「シリア難民についての話をして欲しい」との要請で宮城県の小学校
に招かれた著者は、内戦前のシリアの首都ダマスカスの風景を撮影
した写真を子供たちに見せた。
その時に1年生の女の子が発したのが上記の質問だ。誰が答えら
れるだろう。政府軍も、反政府勢力も、そしてISもきっと答えられない
だろうと思う。勿論、私もだ。
内戦前のシリアはイラクからの難民を受け入れていた。その国が今度
は多くの難民を出す国になってしまった。
2015年9月。シリアから逃れようとしてトルコの海岸に打ち上げられた
3歳の男の子の遺体の写真は世 -
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サンデーモーニングのコメンテーターとして出演しているフォトジャーナリストの安田さんが、2016年2月に出版した初めての写真絵本。どんな作品を撮られているのか、観てみたいという思いで手にしました。
安田さんが出会った漁師の菅野修一さん、そして孫のしゅっぺこと修生くんと高田に暮らす人たちの姿がそこにありました。
楽しく誇らしげな顔、心からの寂しさがにじみ出た横顔、再び海に向かう時の凛とした姿、そしていつまでも忘れないという思いを込めた表情などが、自分の中に飛び込んできました。この本を通じて、3・11によって多くの人の命が奪われ街や生活を壊した海に、それでも向き合おうとする人たちの気持ちに少しで -
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安田菜津紀さんの『遺骨と祈り』を読みました。
福島、沖縄、東京、パレスチナ、東ティモール・・・フォトジャーナリストである著者は2018年2月から2024年11月までの6年以上にわたって現地の土を何度も踏み、多くの人々に出逢い、語り合います。本書は、その行動と思索の軌跡であり、そのなかから紡ぎだされる「祈り」の記録です。
東日本大震災で家族を失い行方不明の次女の捜索を続ける大熊町に暮らす父親。沖縄で戦没者の遺骨収集に40年以上取り組む男性。お二人の出会いが本書の主軸になっています。著者が担当するラジオ番組の特集コーナーがキッカケでお二人はつながります。本書でそのくだりを読んだとき、著者 -
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スリランカ女性を衰弱死させた入管の問題や、ベトナム人技能実習生のリンチ事件、孤立出産の問題など、文字通り人を人とも思わないような事件の数々。
そこにあるのは外国人への差別意識と、人権感覚の欠如である。
日本の農業や製造、漁業、インフラにサービス業と、多くの外国人労働者の姿が散見される。日本はもう外国人の労働力なしには社会を回し続けることが出来ないところにまで来ている。にも関わらず、その問題に向き合おうともせず目を瞑り、外国人労働者を奴隷のように扱っている。
外国人の労働力の世話で維持されている社会で生活しながら、「日本から出て行け」と声高に叫ぶ人たちはまったく現実を見ようとしていない。
昨 -
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最近私の周りでも妊娠したベトナム人技能実習生が、厄介払い(解雇)されようとして助けを求めてきたことがあった。地域の支援団体や労働組合が連携してそれを止めて保護した。目次を見て、そのことが書いてあるのかな、と軽く思って取り寄せたのである。
そしたら、とてつもなく深刻な事態が次々と書かれていた。私の周りの事例は、最近の動きを受けて、周りが敏感に動いて善処した事例だったのだ。本書には一言も載っていない。
今年10月までの動きに対する緊急出版。いま、ここ日本で、行政を含めた外国人差別が横行している。特に入管、警察の差別は酷い。
熊本県のベトナム人技能実習生は、孤立出産を余儀なくされ、死産した子ど