安田菜津紀のレビュー一覧

  • しあわせの牛乳

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    飼育委員の人が小さいころから育てて病にかからないように一生懸命育てているところが一番心に残ったからです。

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    2019年01月23日
  • 君とまた、あの場所へ―シリア難民の明日―

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    ネタバレ

    人間だから、争いはなくならないのかな?
    人間だから、じゃないよ。諦めてしまう人間の心がそうさせるんだ。

    恩送り

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    2018年06月23日
  • 君とまた、あの場所へ―シリア難民の明日―

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    わたしはヨルダンのパレスチナ難民家庭でホームステイをしていた。
    マフラクにも調査の通訳として行った。ザータリ難民キャンプは外から眺めるだけだったが、シリア難民の方々の話を聞き、胸が締め付けられる思いだった。

    ヨルダンで過ごした色々な思い出が頭の中に駆け巡ってきて、終始胸が締め付けられた。

    あまりの興奮で読者メモする間も無く読み終えてしまったが、心に訴えられる本だった。もう一度読みたい。

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    2018年02月16日
  • 君とまた、あの場所へ―シリア難民の明日―

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    それまで関わりのなかったシリアと「あしなが育英会」の企画を通じて関わるようになった安田さん。2008年初めて訪問して以降、これまで出会った人たちの暮らしや思いによりそったPhotoレポート、先日参加した講演会で購入して読みました。

    講演を聞きながらとても考えさせられた〈「ともに生きる」とは・争いに何故手をつけてはいけないのか〉等々と、誰が彼らをこのような状況に追いやっているかを深く考えないといけないと思いました。「ねえ知っているかい?僕らはチェスの駒なんだよ。チェスって駒ばかり傷つくだろ?そしてチェスを動かす人間たちは、決して傷つかない」と安田さんがシリアに関わることになったアリさんの言葉が印象的でしたし、ひとり一人の人間として尊重されない流れに強い憤りを感じました。決して、日本とは無関係ではないことも…。

    写真ってすごいですね。いろんなことを語りかける力を持っていることを改めて感じました(やってみようかな)。

    サンデーモーニングにコメンテーターとして出演されている時も、とても鋭い指摘をされていることに感心しています。これからも頑張ってほしいなと思います。

    お勧めの一冊です。

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    2017年11月13日
  • 君とまた、あの場所へ―シリア難民の明日―

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    「ねぇねぇ。こんな綺麗な場所、どうして壊しちゃうの?」

    「シリア難民についての話をして欲しい」との要請で宮城県の小学校
    に招かれた著者は、内戦前のシリアの首都ダマスカスの風景を撮影
    した写真を子供たちに見せた。

    その時に1年生の女の子が発したのが上記の質問だ。誰が答えら
    れるだろう。政府軍も、反政府勢力も、そしてISもきっと答えられない
    だろうと思う。勿論、私もだ。

    内戦前のシリアはイラクからの難民を受け入れていた。その国が今度
    は多くの難民を出す国になってしまった。

    2015年9月。シリアから逃れようとしてトルコの海岸に打ち上げられた
    3歳の男の子の遺体の写真は世界に衝撃を与えた。日本のメディアで
    は遺体部分にはモザイクがかけられていたが。

    カタールのテレビ局・アルジャジーラのニュース番組では空爆で破壊
    された街の風景や、怪我を追った小さいな子供を抱きかかえ泣き叫ぶ
    父親の映像が流される。日本じゃほとんど報道されないが。

    誰もが元から難民ではなかった。故郷があり、暮らす街があり、家族
    があり、生活があった。それなのに日本では難民を揶揄するイラスト
    がネット上に出回り、少ない数の人々が共感しているという現実もあ
    る。

    著者の安田氏はフォトジャーナリストだ。まだ若い女性なのだが、
    彼女の作品は目の前の対象に向き合った温かさを感じさせる写真
    が多い。

    写真と文章で、ヨルダンの難民キャンプで暮らす人々の日常をレポー
    トしている。残酷な写真は一切ない。否、ヨルダンの病院で怪我の
    治療をしている子供たちの写真は、内戦の残酷さを伝えてはいる。

    日本から遠い中東で起きていることは、国内メディアが報道しなけれ
    ば私たちは忘れがちだ。ISによる邦人2人の殺害、トルコの海岸に
    打ち上げられた男の子の遺体。それらは一定の期間、強烈な印象を
    残す。だが、時間が経てばシリアが今でも内戦中であることは忘れ
    てしまう。

    故郷を離れて暮らさざるを得ない人たち。なかには難民キャンプで
    生まれ、故郷を知らぬ子供もいる。シリアに平穏な日々が訪れるの
    は、いつになるのだろうか。

    帰りたいよね。そこが隣国の難民キャンプでも、子供たちの笑顔の
    なんと美しいことか。彼ら・彼女らが、シリアに戻れる日が来ることを
    強く、強く願わずにはいられない。

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    2017年08月23日
  • それでも、海へ 陸前高田に生きる

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    サンデーモーニングのコメンテーターとして出演しているフォトジャーナリストの安田さんが、2016年2月に出版した初めての写真絵本。どんな作品を撮られているのか、観てみたいという思いで手にしました。

    安田さんが出会った漁師の菅野修一さん、そして孫のしゅっぺこと修生くんと高田に暮らす人たちの姿がそこにありました。

    楽しく誇らしげな顔、心からの寂しさがにじみ出た横顔、再び海に向かう時の凛とした姿、そしていつまでも忘れないという思いを込めた表情などが、自分の中に飛び込んできました。この本を通じて、3・11によって多くの人の命が奪われ街や生活を壊した海に、それでも向き合おうとする人たちの気持ちに少しでも寄り添うことができたかなと思いました。

    震災後に岩手沿岸部に入り、陸前高田市も2度訪れた町です。来年2月に、再び訪問しようと思っています。これからも被災地を忘れず、暮らしていきたいと思います。

    みなさんにおすすめします。

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    2016年12月03日
  • 君とまた、あの場所へ―シリア難民の明日―

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    カメラを手に取りシャッターを切る者が感じる苦悩、福島菊次郎さんや広河隆一さんとも共通するが、それでもシャッターを切り続けていくしかない。
    安田菜津紀さんの優しさが伝わる、非常に読みやすい本でした。

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    2016年05月01日
  • イラストでよくわかる 写真家65人のレンズテクニック

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    作例がとても分かりやすい上に、思わず引き込まれてしまうほど素晴らしい写真ばかりです。これから写真の勉強をしようと思っている方が読めば、必ず役に立つでしょう。

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    2015年10月27日
  • 遺骨と祈り

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    福島、沖縄、ガザ。びっくりするくらい同じように繰り返される弱者への理不尽。小さな声を「なかったこと」にしないための安田さんの活動は本当に尊い。

    Dialogue for Peopleの配信もおすすめ。

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    2026年04月17日
  • 遺骨と祈り

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    安全側にいる私たちは静かに差別している。

    ぐさぐさ自分に刃が向く内容。
    何も出来てない。
    けど何をすればいい。
    分からない。
    けど考えなければ。

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    2026年02月02日
  • 隣人のあなた 「移民社会」日本でいま起きていること

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    入国管理局での不審な死。
    入国管理局では外国人が1年に17名も亡くなっている。そのうち5人は自殺。

    ウィッシュマ・サンダマリさんの死
    名古屋出入国在留管理局で亡くなった。
    亡くなったときのウィッシュさんは、老婆のようだったと妹は語る。
    亡くなる前のビデオ開示を求めて、遺族は戦っている。

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    2026年01月31日
  • 遺骨と祈り

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     安田菜津紀さんの『遺骨と祈り』を読みました。

     福島、沖縄、東京、パレスチナ、東ティモール・・・フォトジャーナリストである著者は2018年2月から2024年11月までの6年以上にわたって現地の土を何度も踏み、多くの人々に出逢い、語り合います。本書は、その行動と思索の軌跡であり、そのなかから紡ぎだされる「祈り」の記録です。

     東日本大震災で家族を失い行方不明の次女の捜索を続ける大熊町に暮らす父親。沖縄で戦没者の遺骨収集に40年以上取り組む男性。お二人の出会いが本書の主軸になっています。著者が担当するラジオ番組の特集コーナーがキッカケでお二人はつながります。本書でそのくだりを読んだとき、著者のひらめきと行動力に驚きました。

     そして、著者とお二人がともに福島県大熊町で遺骨の捜索にあたる場面に心を打たれます。「出てこいよ。出てこいよ。家族のもとに帰れるよ・・・そう念じながら掘るんです」胸に迫る言葉です。「生を奪われた人々の尊厳」に真摯に向き合う姿勢と行動に圧倒されます。ともに遺骨に祈りを捧げるのです。

     今の社会の中で、自らを「踏んでいる側」に位置付けた上で「踏まれる側」に深く強く思いを致す著者。その筆致は鋭いものがあります。その思いは、福島や沖縄から「一本の線」で、パレスチナや東ティモールにつながっている。現地の人々との語らいや交流が胸を打ちます。

    「今二人が取り組んでいることは、混沌とする世界のうねりに滴る雨だれのようなものかもしれないが、それでも投じたしずくが、百年後、千年後の未来の人をつなぐ、命の一滴になる可能性を、私も生き続ける限り、見つめていきたいと思う」筆者の強い思いが伝わってくる一節です。

     冒頭の美しい6枚のカラー写真、本文の各所に配置されている31枚のモノクロ写真。多くの写真に存在感があります。どの写真も美しいだけでなく祈りに満ちています。心に響きます。本書を読み終えたあとも何度も写真を見返してしまいます。 

     本書を読んでよかったと感じています。わたしには本書に登場する人々や出来事を胸に刻むことくらいしか出来ないけれど。

     

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    2025年07月31日
  • 隣人のあなた 「移民社会」日本でいま起きていること

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    日本の問題点が詰まった1冊。
    安田さんがラジオなどで語ってきた事案のことが詰まっていた。
    文字で読むとさらにその残酷さが分かる。

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    2025年03月17日
  • しあわせの牛乳

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    山地酪農、知りませんでした。
    なんとなく、「放牧の農場は良さそう…」くらいの認識しかない状態での読書。
    そこでどんな苦労を経てどんな商品を作っているかを知ると、その商品への興味も高まるし、その業界への理解も進む。農場、行ってみたい。

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    2025年02月18日
  • 故郷の味は海をこえて 「難民」として日本に生きる

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    #故郷の味は海をこえて
    #安田菜津紀
    #ポプラ社
    #YA
    オールカラーで写真が豊富。難民として日本に逃れてきた方の状況を「食」を通して知るというノンフィクション。しかし安田菜津紀さん。若いのにすごい。文化を守ること尊重し合うことの大切さを感じる。日本の良い面と悪い面も描かれている。

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    2024年12月10日
  • 現代用語の基礎知識 2024

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    本書を通読するのも三度目。発売からこっち、時間をかけて丹念に読み通す。分野横断的に、基礎知識が網羅されている本書の存在は貴重。

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    2024年05月23日
  • しあわせの牛乳

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    以前「フードインク」って動画見た時
    アメリカの養鶏場見て何とも言えん気分になったけど
    この本読んだ後も同じ気持ちになり毎日飲んでる牛乳っていったい…
    たくさんの牛がなかほら牧場の牛のように過ごせたらと思うけど現実問題無理なんだろう
    大量大量ってこんな狭い日本でそこまで何もかんも必要なのかな?
    一生空を見ることなく乳を搾られ狭い柵の中で身動きも取れず乳が出なくなったら食肉へ…
    牛肉は食べんけど牛乳も飲むのが辛くなった

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    2023年06月18日
  • 外国人差別の現場

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    スリランカ女性を衰弱死させた入管の問題や、ベトナム人技能実習生のリンチ事件、孤立出産の問題など、文字通り人を人とも思わないような事件の数々。
    そこにあるのは外国人への差別意識と、人権感覚の欠如である。

    日本の農業や製造、漁業、インフラにサービス業と、多くの外国人労働者の姿が散見される。日本はもう外国人の労働力なしには社会を回し続けることが出来ないところにまで来ている。にも関わらず、その問題に向き合おうともせず目を瞑り、外国人労働者を奴隷のように扱っている。
    外国人の労働力の世話で維持されている社会で生活しながら、「日本から出て行け」と声高に叫ぶ人たちはまったく現実を見ようとしていない。

    昨今では出稼ぎする外国人労働者も日本を選ばないと聞く。
    日本の経済力の衰えは勿論のこと、特権意識に胡座をかいて、差別や働き方の是正も進まない国に魅力など感じるはずがないからだ。

    いずれ経済問題同様に蔑ろにしていたツケを支払わされるときが来るだろう。
    だが、そんな諦念を抱えていても、諦めて何もやらないというわけにもいかない。少なからずまだ声を上げたりやるべきことはあるよな、と。

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    2023年01月24日
  • 隣人のあなた 「移民社会」日本でいま起きていること

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    最近私の周りでも妊娠したベトナム人技能実習生が、厄介払い(解雇)されようとして助けを求めてきたことがあった。地域の支援団体や労働組合が連携してそれを止めて保護した。目次を見て、そのことが書いてあるのかな、と軽く思って取り寄せたのである。

    そしたら、とてつもなく深刻な事態が次々と書かれていた。私の周りの事例は、最近の動きを受けて、周りが敏感に動いて善処した事例だったのだ。本書には一言も載っていない。

    今年10月までの動きに対する緊急出版。いま、ここ日本で、行政を含めた外国人差別が横行している。特に入管、警察の差別は酷い。

    熊本県のベトナム人技能実習生は、孤立出産を余儀なくされ、死産した子どもをタオルに包んで段ボール箱に寝かせ名前をつけ弔いの言葉を添えていたのにも関わらず、その2日後死体遺棄で逮捕された。もちろん、そこへ追い込んだ実習生の環境には一切配慮なしだ。

    名古屋出入国在留管理局で亡くなった女性への管理局職員に対する保護責任者遺棄致死死傷容疑の提訴は、今年6月名古屋地検が不起訴判断を下した。膨大な証拠映像は無視された。

    明らかに難民の資格があるのに、難民申請は却下され、在留資格を剥奪されて合計4年間収容生活を送り、心身ともに消耗するチリの人。

    その他、ヘイト感情にお墨付きを与える行政の対応、それと闘う人々、そして諦める人々、あまつさえ亡くなる人々が数例詳しく報告される。

    私たちが外国へ行けば、その時から私たちは外国人になる。私たちが真の国際人になるために知るべきことがここに書いてあるように思う。

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    2022年11月22日
  • しあわせの牛乳

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    山で自然に育てた牛から絞った牛乳、美味しいだろうなぁ。近代酪農とか農協の乳脂肪分3.5パーセントの強制とか、知らなかったな。低温殺菌牛乳だとビタミンも減ってしまうのか。
    アニマルウエルフェア、動物も幸せに生きたいよね。
    読んでよかった。こういう事がもっと知られるといいな。

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    2021年10月30日