安田菜津紀のレビュー一覧

  • しあわせの牛乳

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    山北「薫の牧場」の牧場主、花坂薫さんの御師匠のお話。すばらしい写真は報道写真家の安田菜津紀さん。
    当たり前のことが、経済と各種制度のなかで成り立たない世界に、ひとりのオリジネターの苦闘の物語。

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    2021年07月04日
  • しあわせの牛乳

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    人はもちろん、現代の多くの酪農で見過ごされる、乳牛のニーズを満たそうとする牧場。「千年後の未来を考えた酪農」、この言葉に酪農に限らず、これからの生き方も考えさせられる。

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    2021年01月18日
  • 故郷の味は海をこえて 「難民」として日本に生きる

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    日本に暮らす難民の人達について、丁寧に書かれた本。料理の描写はどれも美味しそうで、食べてみたくなる物ばかりでした。それぞれの人々が大切にしている故郷の味や思い出の話よりも、日本に来た事情、来てからの暮らし、現状、これからの希望についてのお話の方が心に残ります。日本では難民の受け入れがとても少ないことは知っていましたが、そのことがどんな事につながっているのかを考えていなかったと自分の無知を感じました。様々な問題をきちんと取り上げて、子供にもわかる言葉で丁寧に説明されていて、大人にもおすすめです。

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    2020年09月24日
  • それでも、海へ 陸前高田に生きる

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    2020.04.22


    震災であらゆるものを奪われ、流され
    それでもあきらめず、平穏だった頃のようには
    いかなくとも、日常として海へ出る。
    希望が見えてくる

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    2020年05月21日
  • 故郷の味は海をこえて 「難民」として日本に生きる

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    「難民」って知っていますか?日本に難民としてやってきた人たちの故郷の料理を通して、日本の難民制度の問題点、難民がなぜ生まれるのかなどについてわかりやすく書かれています。
    この問題を自分のこととして考える大切さを伝えています。

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    2020年02月08日
  • しあわせの牛乳

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    フォトジャーナリストの佐藤慧が、2014年の夏から3年にわたり通って取材した牧場について書いた。牧場は、中洞正さんが経営する宮城県泉町にある「なかほら牧場」。この牧場は、放牧酪農の中でも山で放牧する山地酪農を行っている。
    中洞さんの子どもの頃、生活の中に牛が当たり前にいた事、その頃から牛飼いになりたいと思っていた事、それから数々の苦難を乗り越えて、現在の形になったことを描いている。「中洞正物語」と言っても差し支えなさそうな本。
    中洞さんの不屈の精神には驚かされる。自分が常識より自分を信じることが出来るのかを問われる。
    食のこと、家畜のこと、世間、常識など考えさせられた。
    また、この本を読んで、私はアニマルウェルフェアという考え方を知った。

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    2022年02月23日
  • しあわせの牛乳

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    児童書だけどすごく面白かった!!
    そしてすごくわくわくな気持ちになった!

    牧場のこと、牛乳のこと、自分はまだまだ無知だなあとつくづく思った。
    牛を自然な気持ちで大切にしたいだけでビジネスじゃないんだな。
    そして苦労の仕方も半端ない、自分もまだまだだなと思いました…。

    放牧酪農と著者にすごく興味を持ち、別の本を早速購入してしまった。
    牛乳も是非飲んでみたいなあと思いました。

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    2019年11月02日
  • しあわせの牛乳

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    近代酪農に疑問を持ち続けていた著者が長年かけて山地酪農を成功させたドキュメンタリー。近代酪農の実態はみんなが知るべき事実。その上で私たちが毎日牛乳を飲んでいるということも改めて考えさせられた。

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    2018年10月14日
  • 君とまた、あの場所へ―シリア難民の明日―

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     シリア。2017年の今も戦火が飛び交う。人口2000万人ほどの国で1000万人が避難生活を送っていると言われる。その難民となった人達の思い、叫びを記している。

     掲載されている写真の中の人々、特に子ども達を見ると、1日も早く内戦が終わってと願わずにはいられない。
     内戦が始まる前のシリアの風景、そして破壊されたシリアの風景。心が痛みます。

     シリアの他にも、紛争が絶えない地域は他にもあります。どうして紛争は終わらないの?そう問う著者にイラクの青年の言葉に目を覚まされる。

    「人間だから、じゃないよ。どうせそういうものだって諦めてしまう、人の心がそうさせるんだよ」

    諦めてしまう。それはどうして?相手があまりにも強すぎるから?それもあるだろう。でも、もっと大きな理由は自分たちが"忘れ去られている"と感じてしまうからなのかもしれない。

    「そこに生きる人々の声を伝えることで、彼らを孤立させない」と著者が言うように、忘れてはいけない、無関心になってはいけない。直接には何も出来なくても、世界の何処かにまだ、自分たちのことを気にかけてくれている人達がいる、と分かれば、少しは力になるのかもしれない。そんなことを考えた一冊です。

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    2018年10月08日
  • しあわせの牛乳

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    中洞牧場の中洞さんを題材にした一冊。

    素敵な写真に文と、中洞さんの生き様、魅力が詰まっています。

    一本軸が通っている人は強い、借金しても、結果がなかなかでなくても、自分の信じた道を行けばいつか必ず報われ、認められる。

    牛乳飲んでみたいです。

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    2018年06月11日
  • 君とまた、あの場所へ―シリア難民の明日―

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    ネタバレ

    新聞でも取り上げられない、現地の生の声、現地に深く入っていった人が拾い上げてきた、
    実情にも目を向けないといけないと思った。

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    2016年06月11日
  • 遺骨と祈り

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    木村さん、具志堅さん、アマルさん。
    福島、沖縄、そして、パレスチナ。

    ストレートに”事実”が語られた一冊。
    ”事実”であるからこその内容なので、中々重い...。

    人間社会に今も露骨に蔓延り続ける「搾取」「暴力」「犠牲」。大多数の人はそういった理不尽な社会構造とは無縁であるが、人間として、そういった社会問題や犠牲者達のことを、他人事ではなく「自分事」として、真剣に向き合って考えるべきではないのか。「踏まれる側」をこれ以上生まないためにも.....。

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    2026年01月19日
  • 隣人のあなた 「移民社会」日本でいま起きていること

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    日本に住むことになった外国人=外国籍の人、日本に移った外国籍の人に関しての、法の不完全さによる生命の危険の事実に関する本。日本の国際オンチな部分が明るみに出たのかもしれない。国際間で協力することが大事かもしれない。

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    2024年08月03日
  • 外国人差別の現場

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    入管、外国人実習生という制度的な問題にフォーカスされてて、ちょっと勿体ないと思う。やや感情的。内容的には知らなかったことも多く、危機感にも繋がり、読んで良かったと思う。

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    2022年09月17日
  • 君とまた、あの場所へ―シリア難民の明日―

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    女性フォトグラファーのルポでした。
    なんて 場所に行っているんだろう。
    と 心配してしまう地域ですね。
    でも、そこで暮らしている人達の
    今を誰かが伝えなくてはいけないと 思って
    出向いて 写真を撮っているのですね。

    ヨルダンの難民キャンプは 当初はひどいものだったそうです。
    今では かなり改善はされつつも 複雑な気持ち。
    環境が良くなることは 嬉しいと思いつつも 
    ずっとここにいなくてはならないと 言われてる気がすると 思うそうだ。
    キャンプにいる限りは 働いてはいけないそうだ。
    かといって 外に出て働く場合。家賃など払えるかどうか・・・
    キャンプの中にいるだけの 生活。
    命からがら 逃げてきたので とりあえずは 
    安心して暮らせるのは嬉しかっただろうけど 
    人として 生きていくという事は この環境では 夢も希望もない。

    著者は何度か カメラでは彼らを救えないと 
    カメラを投げ出そうとした事もあったそうだ。
    あるNGO職員に 役割分担と 言われた事。
    NGO職員は 現場にいて 人をサポートするけど その情報を発信するのは難しい。でも 著者のような 人は この現場に 何度も通って それを伝える事ができると。

    私たちも こういう 情報を見ても 何もできないと まずは思ってしまうけど
    高額の寄附ができなくても わずかなら寄附ができる。
    寄附を継続できなくても こういった 現状を知る事も 大切な役割だと思う。
    日本以外の地域では どのような事が 起きていて
    多くの命が 失われている。
    なんと 悲しい事でしょう。
    この 悲しみを 止める為には 
    私たちは これから どうしたら良いのか 考えてみる必要があると思います。

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    2022年06月15日
  • 故郷の味は海をこえて 「難民」として日本に生きる

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    ◇日本で暮らす難民の人々が、どのような理由で故郷を離れたのか、日本の難民受け入れがどのような問題を抱えているのか、について、小学生高学年くらいから読めるような易しさで書かれている。
    ◇出てくる食べ物が、どれもおいしそう!国際交流の入口として「食べ物」は安易かもしれないが、やはりとても良い入口だと思う。
    ◇女性の話し言葉を訳す時の「翻訳っぽい女言葉」が気になった。

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    2021年11月24日
  • 故郷の味は海をこえて 「難民」として日本に生きる

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    まさか自分が難民になるなんてと思っていた方もいた。難民認定を受けることがこんなに難しいとは。日本にやむを得ない事情で逃がれて来た方々の厳しい現実がわかった。

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    2020年02月11日
  • しあわせの牛乳

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    ネタバレ

    岩手県岩泉町にある「なかほら牧場」。牧場主の中洞正(なかほらだたし)さんは、幼い頃から牛を普通に飼って生活してきて、大人になったら牛飼いになると決めていた。ほとんどの友達が成長するにつれ都会に出ていき牛飼いになる夢など持たなくなってからも、中洞さんは牛のことしか考えていなかった。16歳で、埼玉の牧場で近代酪農を学びました。牛飼いに勉強はいらないと思ってきた中洞さんだったが、高校・大学で酪農を学ぶ事にしました。
    近代農業を学び、最先端の酪農をしようと意気込んだのですが、効率的に、牛をモノのように扱う近代農業に疑問もあった。そんな時、山地酪農を知り、これこそ自分が本当に求めていた牛と一緒に幸せに暮らす美しい酪農だと確信した。

    はじめは貸してもらった、電気も水道も通っていないジャングルのような山で、数頭の牛からはじめた酪農。貯金がたまるはずもなく、数年を過ごした。
    限界かと思った時に、酪農家を増やすという国の事業が立ち上がった。国のお金で、50ヘクタールの土地と牧場施設、牛舎、冷蔵庫、トラクター、酪農家が生活する家までも揃えてくれる。総経費は2億円だけど、そのうち1億3千万円を国が払ってくれる、残り7千万は酪農家の借金で働きながら返していく事になるという。
    中洞さんは、このチャンスに賭けた。
    国の指導も入って近代酪農のやり方を押し付けられる事もあったが、中洞さんが理想とする、日本のもともとの草を育ててそれを牛たちが食べる酪農。牛たちは山で自由に動きまわり、氷点下にまでなる冬でも山で過ごせる強い牛たちが育っている。ふたの裏にクリームができる自然な牛乳。

    今の牧場になってからも、たくさんの困難を乗り越えてきた中洞さん。熱い思いが伝わるノンフィクション

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    2018年09月09日
  • それでも、海へ 陸前高田に生きる

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    陸前高田の港町、根岬の漁師のじいちゃんと孫のしゅっぺ。3.11で一度は海を捨てようと思ったじいちゃんを、再び海に向かわせたのは、保存食ばかりの食事に厭きたしゅっぺの一言「じいちゃんの取った白いお魚が食べたい」でした。
    じいちゃんをとおして、陸前高田の海に生きる人々の復興への歩みを写真で語る絵本。しゅっぺの陰りのない笑顔が魅力的です。

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    2017年12月03日