竹村優希のレビュー一覧
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東京・丸の内の本命一流不動産会社の最終面接。就活生の澪が面接官から聞かれたのは、「面接官は何人いる?」という簡単すぎる質問。澪は見た通り「4人です」と答えたが、実は面接官は3人しかいなかった?
幽霊が見える体質を買われ採用された澪は、事故物件を扱う「第六物件管理部」で働く事となった。
丸の内の不動産会社を舞台にした、オカルト×お仕事小説。
幽霊相手にぎゃあぎゃあ怖がりつつも、お人好しで前向き、頑張り屋な主人公が可愛いです。主人公の上司や友人など、周囲を取り巻くキャラクターも良くマスコット(?)の子犬も可愛い。というか、読み終わってからよくよく見たら、ちゃんと表紙の犬透けてるんですね。見返すまで気づかなかった……。
主人公たちは、あくまで不動産会社の社員であり、除霊などを生業にしているわけではないので、個々の物件で起こる心霊現象に対して出来るのは原因究明や説得くらい。全体的に優しい読後感ではあるのですが、そういった事情もあるので幽霊の未練に対しあまり深入りは出来ず少し物足りない、寂しい印象も残ります。
解決まではあっさりめではありますが、幽霊が出るシーンは思いのほか臨場感ありなかなか怖いです。キャラクター文芸のつもりで読んでいたので、そこは少しうれしい誤算でした。
主人公と上司の今後の関係の変化なども気になるので、続きも読みたいです。 -
ネタバレ 購入済み
わぉ!
芽衣さん、どんだけ、男運、悪いんよ。最悪な父親。クズの元彼。いっそ、清々しいほどのダメ男達….….ため息も出んわ。
派遣切りに、彼氏の裏切りに….….で、伊勢神宮に、神頼みっていう流れが、よくわからないけれど、それからの、怒涛の展開で、色々な神様が、出てくるのが、面白い。 -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ初の長編は海関連の心霊現象でした。
広い建物とか以外のところで霊を調べるのも中々ないので、とても新鮮な気持ちで読めました。
舞台は茨城!事件が起こる前は「大洗の水族館行きたいなー」と呑気に思ってたり。
にしても海はやっぱり怖い!小学生の頃にたまたまテレビでついてたサメのパニック映画を少しだけ観てから、見る分には大丈夫なのですが入れないという。笑
なのでサーファーさんや海水浴に来ている方々は凄いなぁと毎年思っていました。
今回はそんなサーファーさんに関わる怪異です。
唯一の癒し要素のマメが滅多に出てこないので、ずっと怖いという。
なんだかんだまた澪が危ない目にあったのですが、マメがいないので不安で不安で…。間一髪で次郎さんが来てくれたけれど、やっぱり怖かったです。幽霊が怖いというより、澪が危なすぎて怖い。
でもサーファーのお兄さんが思った通り優しい人でよかったです。はやくマメ戻ってきてくれるといいな。不穏な空気の怪傑は次に持ち越されそうです。
東海林さんの過去はただただひたすらしんどかったです。短いのに心にずっしり重りが乗る感じ。澪ちゃんの言葉で少しでも救われたなら良かったな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今作はそんなに怖くなかったです。
怖さとかより、新キャラの強烈な存在感に圧倒され続けました。典型的な嫌な女の人過ぎて…でも嫌な女の人なりにきちんと信念を持って動いていて、かっこよかったです。
ストーリーも大きく動きだしました。次郎さんも確かに柔らかくなったかも…?
すぐ怖がっていた澪ちゃんが成長して次郎さんの役にたちたくて必死に頑張っているのを読んで、成長を感じられてとても嬉しかったです。
1番最後の次郎さん達の過去のお話がとても大好きです。
次郎さんの友達思いなところ、今まで謎に包まれていた一哉さんの性格や特徴…高木さんの気絶癖がいつからだったのか…。
とても子供らしいところも残しつつ、素敵なお話でした!